「2015セーリング講習会」開催報告

2015年6月18日

昨年から始めたプロセーラー高木 裕氏のセーリング講習会、第2回目の今年は6月14日(日)に実際に海に出ての海上実技講習で、スタート練習を中心に最後は上マーク回航のショートコースレースを行いました。参加艇は、JORDAN、SIESTA、May be、翔風、Little Wing、HIRO、いそしぎの7艇、計38名の参加がありました。Little WingにはFreestyleのクルーが3名、いそしぎにはToropicarnaのSオーナーも同乗。この外に本部船をZEPHYRUSが務めKarakoram、Summertime、METAXAの各オーナーが同乗して本部船業務のお手伝い、さらには高木講師が乗るサポートボートにはBambinoのNオーナーが同乗し、総勢で14艇のHYC会員が参加しました。

10:00からセーリングハウス会議室で、主催者の博多ヨットクラブ山田会長の挨拶のあと、レースで使用する信号旗の種類、スタートテクニック、タイミングの取り方、スタート・マーク周りでの簡単なルール解説等を行い10:45には各艇出港。朝9時の時点では北東~北北東の風4ノット前後と少し弱かったのですが、出港時には北の風6~8ノット、波は0.5mほどで絶好のコンディションになりました。今日は高校生、大学生のディンギーが海に出ておらず、OP級が練習をしているだけだったのでハーバーを出てすぐのところにスタートラインを設置して、11:25に第1回目のスタート、以降10分間隔で6回のスタート練習を繰り返しました。高木氏のサポートボートはアウターマーク付近やライン沿いを走りながら各艇に声を掛けていました。風向は北の風で変わらず風速は8~10ノットで安定していたため絶好のセーリングコンディションとなりましたが、各艇の乗員は50代~60代の熟年世代が中心で、中には70代のオーナー・ヘルムスマンもいたので、みっちり休みなく1時間も練習するとさすがに動悸・息切れ、足・腰の痛みを訴えるクルーもいたようです。しかしながら本部船から観戦していると、1回目より2回目、2回目より3回目と回を重ねるごとにタイミングも合っていいスタートが切れるようになってきました。練習して身体で覚えるのが一番ですね。プラクティス、プラクティス。

DSC0001

DSC0002

DSC0003

DSC0004

 

 

 

 

 

DSC0005

DSC0006

DSC0007

DSC0008

 

 

 

 

1時間経過したところでラインから0.5マイルほどの位置にサポートボートが上マークを打ち、仕上げのショートコースレースの準備です。スタート→上マーク(反時計)→下フィニッシュ。6回目のスタートから20分ほど休憩タイムを取っての最後のスタート。ところが何と、緊張感が途切れたのと疲労がじわーっと出てきたのでしょうかこの日一番悪いスタートでした。皆さん、若くはないのですね。他人ごとではありません。また本部船運営も、各種信号旗の掲揚・降下、音響信号の発声を繰り返し、一度はリコール艇があったのでX旗の掲揚、はたまたゼネリコが二度あったので第1代表旗の掲揚と、あらゆる想定の本部船業務が経験できて大変勉強になりました。

DSC0009

DSC0010

DSC0011

DSC0012

 

 

 

 

DSC0013

DSC0014

DSC0015

DSC0016

 

 

 

 

13:00にハーバーに帰港して艤装解除し昼食タイム。この間、高木講師はスタート練習を撮影したビデオ動画を編集して、14:30から動画を見ながらの解説があり15:30に本日の講習会を無事終了しました。

DSC0017

DSC0018

DSC0019

DSC0020

 

 

 

 

DSC0021

DSC0022

DSC0023

DSC0024

 

 

 

 


博多ヨットクラブとは規約組織会員艇入会案内オリジナルグッズサイトマップ

copyright © HAKATA YACHT CLUB All Rights Reserved.