お知らせ

本部船運営記。2018年第2レースは“Jetta”さんでした。

2018年4月20日

4月15日(日)は2018シリーズレースの第2戦でした。今日は湾内コースの予定で、受付時間9:30~10:00、スタート11:00の予定です。8:30には本部船運営メンバーのJettaチームの面々がハーバーに集合し、アウターマークや信号旗などの運営用品一式を船に積み込み、クラブハウス2階で受付の準備を済ませました。今日の天気予報は曇りのち晴れで、北西の風12ノット前後と絶好のレース日和です。山田会長と相談し今日のコースは博多湾口の「クタベ瀬黄色ブイ→机島時計回り」に決定。距離は約12マイル。机島方向からの風となるため往路はクローズドホールド、回航してからの復路はフリーと、理想的なコンディションです。10:00の受付終了時点で18艇のエントリーがありました。

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10時過ぎには準備を終えたレース参加艇が次々に出港して行きました。小戸沖には沢山のディンギーが出ており、邪魔をしないように少し沖合にスタートラインを設置します。スタートライン近くでは14~16ノットの安定した風が吹いていたため、ヘッドセールを何番にしようかと迷っている艇もありました。風が少し落ちるだろうとの予測で№1を上げている艇、逆に少し強くなるだろうと№3を上げている艇と、各艇思い思いのセールを選択してスタートに備えます。

10:55に5分前の予告信号、続いて4分前の準備信号が発せられると、散らばっていた参加艇がスタートライン近くに集まってきました。先週のセーリング講習会でプロセーラーの高木 裕氏から学んだスタートテクニックを実践すべく、ラインに沿って本部船方向からアウターマーク方向に流しジャイブで戻るサークリング行動に移り、徐々にテンションも高まっていきます。11:00ちょうどにスタート信号が発せられ、「オールフェア」でレースがスタートしました。風は北西で15ノットほど。なかなか迫力のあるスタートシーンでした。小さな風の振れはありましたが、終始北西-北北西の風、16~18ノットと安定した風に恵まれ、早いレース展開となりました。

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最大艇の“K.CONTESSA 風と虹”(Club Swan 50)が13:00:18に堂々のファーストホーム。15秒遅れの13:00:33に42フィートの“Humming bird Ⅴ”が2着。その後も“FALCON”、“Suru Sumi”、“Le Grand Bleu 9”と次々にフィニッシュし、14:47:30に最終艇の“Happy Holiday”がフィニッシュし、参加全艇が事故もなく無事にレースが終了しました。修正1位は”Humming bird Ⅴ”でした。本部船を運営していただいた“Jetta”の皆さん、本当にお疲れ様でした。

5月20日(日)の第3レースは「湾外コース」の予定なので、受付8:30~9:00、スタート10:00ですのでお間違えの無いように!

[以下は本部船“Jetta”のMオーナーのレポートです]

今回久々に本部船をさせていただきました。風も北西15~18ノットと最高のヨット日和に恵まれ、リコール艇も無く各艇余裕のスタートで飛び出して行かれました。さすがに15ノット以上の風になると大型艇で2時間、中型艇で2時間半、小型艇で3時間半ほどでフィニッシュされましたので、本部船も大変楽でした。参加艇の皆様、楽しいレースお疲れ様でした。来月の第3戦も良い風に恵まれますように願っております。

本部船運営記。2018年第1レースは“Little Wing”さんでした。

2018年3月21日

3月18日(日)は2018年HYCシリーズレースの開幕戦でした。4か月ぶりのレースを待ちわびた18艇の会員艇がエントリーしましたが、予報では2~3ノットと風弱く、レースが成立するか危ぶまれる気象コンディションでした

第1レースの本部船は昨年の年間総合優勝艇の“Little Wing”チームが引き受けていただきました。8時半過ぎにはチームの面々がハーバーに集合し、レース委員長、会長と一緒に今日のコースをどうするか話し合いました。HYCレースは基本的に島回りのコースとしているため、マークブイを打って短いコースを設定することはありません。このためスタートラインをかなり沖合に設置して距離を短くして、博多湾口の机島南の「クタベ瀬黄色ブイ」時計回りコース(距離9マイル)に決定。コースが決まったので、運営メンバーはマークブイや信号旗などの運営用品を船に積み込み、クラブハウス2階でレース受付に備えました。10時に受付を終了してスタートライン設置のために出港しましたが、風は2~3ノットと弱く海面も鏡のような状態でした。通常よりは約1マイルほど沖合にスタートラインを設置し11時のスタートに備えます。それにしても風が弱い。時折り1ノットに落ちるなど無事にスタートできるだろうかと心配です。本部船はいつものレースメンバーに加えてゲストも沢山乗って賑やかそうです。デッキ上ではOオーナーの趣味である「ドローン」の発信準備も進んでいます。スタートシーンを上空から撮影してみようとの試みです。

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10時55分に5分前の予告信号、56分に4分前の準備信号が発せられますが風は3ノットほど。各艇とも僅かな艇速をたよりに慎重にスタートラインに並んでいきます。11時ちょうどにスタート信号が発せられ、3艇のリコール艇があるも2018年の開幕戦がスタートしました。30分、1時間と時間が経過しても依然として風が弱く、スタボードタックで西海面を狙う艇、ポートタックで東海面を狙う艇と別れましたが、ともにあまり進んでいません。50フィート艇のすぐ横に18フィート艇がいるなどほとんど団子状態です。僅かなパフを拾って少しでも前に行く努力をしても風速計の指示が度々「0.00」となるなど、ひたすら我慢の時間が続きます。3時間ほどかけて4.5マイル先の回航ブイまで何とか到達し、ようやく4~6ノットほどの風を受け出して17時のタイムリミットを気にしながらフィニッシュラインを目指します。風速も8ノット前後となり、あちらこちからジェネカーやスピンが上がり、ようやくレースらしい雰囲気が出現。風もブローで10ノット近く吹くこともあり、いい風を受けた艇は船足を伸ばしていきます。

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15:53:29に50フィート対決を制した“May be”が堂々のファーストホーム。24秒遅れの15:53:53に“K.CONTESSA 風と虹”が2着、15:54:19に“FALCON”が3着、15:54:43に“Humming bird Ⅴ”が4着、15:54:59に“Jetta”が5着、15:55:00に“Le Grand Bleu 9”が6着と、1分30秒ほどの間に6艇がフィニッシュするという大接戦でした。各艇とも僅かな風を拾いながら、神経を擦り減らす熱戦が繰り広げられたことでしょう。その後10分ほど遅れて後続艇も次々とフィニッシュラインを通過しましたが、残念ながら4艇がDNFとなってしまいました。9マイルのコースを5時間半から6時間かけてのレースで、平均艇速が1.5ノットほどと開幕戦としては物足りない風でしたが、参加艇の皆さんはそれなりに1日を楽しんでホームポートに帰って行きました。また、本部船を運営していただいた“Little Wing”チームの皆さん、長時間本当にお疲れ様でした。 

[以下は本部船“Little Wing”のOオーナーからのコメントです]

九州各県で桜の開花宣言が出され、福岡においても、その知らせが待たれる中、待ちに待った2018年の博多ヨットクラブレース第1戦が開催されました。Team Little Wing の現行メンバーでの本部船運営です。レースに燃えるメンバーが多いのですが、普段はゆっくりと見ることの出来ない他艇のクルーワークやレース運びを間近で見る事が出来るので、これもまた大変貴重な経験となります。

さて、レースの方ですが、時折ブローは入るものの、まったくの無風状態が続く我慢比べのコンディションとなりました。大型艇と小型艇の差が縮まる中、制限時間内でのスタートやフィニッシュが出来なかった艇もあり、また制限時間内ギリギリでのフィニッシュを果たす艇もあり、まさに悲喜交々のレース展開となりました。各艇のクルーの皆様、本当にお疲れ様でした。

最後に、今回初めての試みでしたが、スペシャルゲストのSさんに、ドローンによる空撮をして頂きました。ご高覧頂ければ幸甚です。風が無かったのでちょっと迫力に欠けますが!

  [ドローンによる空撮動画]

本部船運営記。2017年第10レースは“Spilmer”さんでした。

2017年11月25日

11月19日(日)の第10レースは“Spilmer”さんに本部船を担当していただきました。

DSC05815IMG_0409予報では曇/晴、北北西の風15~20ノットと少々ハードなコンディションです。2017年最終戦なので、各艇とも気合を入れていることでしょう。“Spilmer”さんは初めての本部船運営とあって、不安一杯のようですが、そこは和気あいあいのクラブレースですので「ドンマイ」です。今日は湾内コースの予定なのでスタートは11時、受付は9時半~10時です。午前8時半には本部船メンバー、レース委員長ほか役員もハーバーに集合し、レースコースをどうするか相談し、博多湾口に浮かぶ「机島時計回り」に決定。その後本部船運営メンバーは船にマークブイや信号旗などの運営用品を積み込み、クラブハウス2階でレース参加受付の準備に当たりました。今日の参加は18艇。年間総合成績が決まる大事な最終戦なので、上位進出を狙っている艇は気合が入っています。日本1号艇になる「Club Swan 50」の“K.CONTESSA 風と虹”さんがHYCに入会し、今日のレースにもエントリー。どんな走りをするか楽しみです。

IMG_038510時半前にはスタートラインが設置され、レース参加艇もスタートライン近くに集結しだし、セールを上げてタックやジャイブを繰り返してウォーミングアップで体をほぐしてスタートに備えます。風速は17ノット前後、メインセールを1ポイントリーフしている艇も何艇かあります。ジブセールは強風に備えて№3ジブを上げている艇がほとんどでした。11:00ちょうどにスタート信号が発せられ、20ノット近い風の中を元気よく飛び出して行きました。どうやらリコール艇もなくオールフェアでのスタートだったようです。

レースは速い展開となり、大型艇が終始フリートをリードして12:40:00に“Humming bird Ⅴ”(ロッドマン 42)が50フィートクラス艇を抑えての堂々の1着でフィニッシュ。12:44:28に“May be”(Sprint 51)が2着。12:44:40に初参戦の“K.CONTESSA 風と虹”(Club Swan 50)が3着、さすがに大型艇は速いです。その後、後続艇も次々にフィニッシュ。14:18:03に最終艇の“Happy Holiday”(リベッチオ)がフィニッシュして2017年シリーズレースが無事に終了しました。20ノット前後の強風のレースとなったので、ジブセールやスピン、ジェネカーの破損、デッキギアの破損などもあったようですが乗員の負傷などはなくほっと一安心です。初めての本部船を担当された“Spilmer”さん、スタート信号を発するまではドキドキの連続だったでしょうが、本当にご苦労様でした。2017年シリーズは台風の強風により8月の第6レース、9月の第8レースが中止となりましたが、残り8レースは事故もなくそれぞれにレースを楽しまれたことと思います。レースに参加された皆様、一年間本当にありがとうございました。また来年もレースでお会いしましょう。

[以下は本部船“Spilmer”のS氏からのレポートです]

Spilmerは初本部船でした。多少の不安を抱えたまま8:30に集合。受付、備品積込みと2班に別れ、教えを請いながら準備を進めました。

IMG_0400第10レースは2017年度最終レースであり、優勝及び上位入賞が決定する大事なレースです。失敗等許されない事は理解しています。緊張の中、クルー一同入念に運営マニュアルを読み役割分担、動作確認を行いましたが、結果として反省だらけの本部船運営となりました。ペラにメインハリを巻くという信じられないトラブルにより機走が出来なくなった事(HYC旗が何度もマスト、バックステーに絡んだ為、上げ下げしている内に流した模様)、波に叩かれアンカーが何度も抜け流された事 等、経験、知識不足による不手際が多数ありました。適正な運営が出来ず皆様にご迷惑をお掛け致しました事、心よりお詫び申し上げます。次に本部船を担当するときはもっとスムーズな運営ができることでしょう。

スタート海面は20ノットオーバーの良い風が吹いていました。リコール艇が出ない事を、ましてやゼネリコなんて絶対ない事を願う中、11時00分オールフェアにてスタート。2艇がトラブル?か中々ラインを切らず大きく出遅れてしまいましたが、リカバリー?し快走して行きます。トップ艇フィニッシュ時間は2時間を確実に切ると予想していましたが、12時40分ジャストにHumming  bird V さんがファーストフィニッシュ。ジェネカーが破損している艇もあり大小様々なトラブルはあった様ですが、リタイヤ艇はなく14時18分に全艇無事にフィニッシュしました。本艇はレース終了後、福大のレスキュー艇「ななくま」に曳航して頂き、忸怩たる思いでの帰港となりました。ハーバーのO氏、T社のK氏にはご迷惑をお掛け致しました。お詫び致しますと共にお礼申し上げます。

本部船運営記。2017年第9レースは“翔 風”さんでした。

2017年10月19日

10月15日(日)の第9レースは“翔風”さんに本部船を担当していただきました。

今日は一日中雨で、北北東~北東の風、15ノット前後との予報。午前7時半には本部船メンバーがハーバーに集合し、レース委員長ほかHYC役員も8時には集合しました。レースコースをどうするか相談し、今日は風もいいようだから久しぶりに外洋に出て「相島」回航にしようと決定しました。本部船運営メンバーは船にマークブイや信号旗などの運営用品を積み込み、クラブハウス2階でレース参加受付の準備に当たりました。受付は8:30~9:00で今日の参加は14艇。生憎の悪天候で参加艇も少ないようです。

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DSC056679時半にはスタートラインが設置され、雨の中を各艇セールを上げてタックやジャイブを繰り返してウォーミングアップで体をほぐしてスタートに備えます。各艇ともジブセールを№1にするか№3にするかで迷っていたようですが、強風に備えて№3ジブを上げている艇がほとんどでした。10:00ちょうどにスタート信号が発せられ、15ノット近い風の中を元気よく飛び出して行きました。スタート直後に長音一声とX旗が掲揚されたのでリコール艇があったようです。

第1関門の博多湾口の「シタエ曽根」まではスタボードタックのクローズホールド。スタート後徐々に風速も上がって15~18ノットになりましたが、その後15ノット前後になったので、途中でセールをチェンジして№1ジブを上げる艇もありました。しかしながら「シタエ曽根」近くでは17~20ノットと風速も上がり、全艇№3ジブで「相島」を目指しましたが、ちょうど相島方向から風が吹いてくるのでスタボードタックで沖寄りに走る艇、ポートタックで岸よりに走る艇と別れました。相島を時計回りに回航して後ろからの風になったので、各艇一斉にスピン、ジェネカーを上げて「シタエ曽根」方向に向かいます。この頃には風速も20~24ノット、ブローで30ノット近くまで吹き上がり、白波を掻き分けてかっ飛び状態で爆走です。一瞬でも気を抜けない緊張の連続でした。スピンを破る艇、ジャイブでジェネカーをフォアステイに巻き付ける艇もありましたが何とか解消してレースを続行。ただ1艇だけはスピンが破裂して上下に千切れ、上半分がマスト上部で吹き流しのような状態になって解消できずに無念のリタイヤとなりました。「シタエ曽根」を回って博多湾に入ると、風が若干東に振れてポートタックのクローズドリーチ。フィニッシュラインに向けて一直線のコースとなり、各艇最後の力を振り絞っての力走です。

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13:29:08に“May be”(Sprint 51)が1着でフィニッシュ。13:38:58に“Humming bird Ⅴ”(ロッドマン 42)が2着。トップから41分遅れで“Bebe”(BENETEAU OCEANIS 45)が3着、さすがに大型艇は速いです。その後、後続艇も次々にフィニッシュして無事にレースが終了しました。Suru Sumiはスピン破損でリタイヤ、HIROは惜しくもタイムリミットに間に合いませんでした。参加艇の皆様、そして本部船を運営した“翔風”の皆様、悪天候の中、本当にお疲れ様でした。今日は一日中雨が降りやまず、風も10~30ノット近く吹いてかなりハードなコンディションでしたが、幸いにも人的被害は無く、久しぶりの外洋レースに皆さん満足されていたようです。来月の第10レースは今季最終戦です。1艇でも多くの皆様の参加をお待ちしています。

[以下は本部船“翔風”のN氏からのレポートです]

雨のレースとなった。数日前からわかってはいたが、朝起きて雨が降っているとやはり気持ちも今一つ。なぜ日曜日に、それも久しぶりの相島に限って雨なのだろう。考えても仕方ない。7:30にメンバー全員ハーバーに集合して2班に分かれる。ロッカーに行ってフォグホーンと拡声器を取ったのち、倉庫からフラッグとリミットマークなどを台車に積んで自船に乗せる。残りのメンバーはクラブハウス2階で8時過ぎから受付。今日の風は落ちそうにないので、コースはレース委員長の「久しぶりに相島、見に行こうか!!」で決定。

夕方の新幹線で大阪まで帰らなければならないJ艇のU氏を乗っけて9:10にハーバーを出港。ほどなくレース海面に着き、リミットマークを打ったのち、本部船をアンカリングしてスタートラインを設置。メンバーの役割を再確認してスタートに備える。5分前、4分前、1分前・・・だんだん各艇が加速していく。この緊張感いつもたまらない。10:00ジャストにスタート。インディビジュアルのリコールがあったがリコールの解消を確認した後、いったんハーバーに戻る。

ここからは本部船のみに許された至福の時間。お外は冷たい雨、みんなはアップウインドの雨の中,相島目指して懸命に走っているのだろう、ご苦労様。こちらのキャビンの中は暖かなおでんの鍋。冷たい雨を見ながらのおでんは格別である。今日は相島だし,ゆっくり時間はあると思ってみたが、外を見ると風速が上がっている。過去3年間のHYC相島レースの所要時間最短は1~18kntで4時間2分。まあ、相島までは上りだし、どんなに早くても3時間30分位はかかるだろうと思いながらも遅刻は許されない。鍋の底に残された最後のごぼう天を口に放り込み、12:45再びハーバーを出港。ほどなくレースに海面到着しフィニッシュラインを設置。

「ほ~ら,まだまだ来ないでしょう」って言った10分後、なんと志賀島西方面にてヨットらしきものを発見。まだ午後1時を少し回っただけ、スタートから3時間しか経っていない。信じがたいが、こんな雨の中走っているヨットはHYCの船か学生のディンギーくらい。おそらく船の影はHYCトップ艇であろう。13:29、51フィートのMay beがファーストホーム。続いてHumming bird V。それから待つこと暫し。Bebeをはじめ各艇がフィニッシュ。16:00のタイムリミットまで12艇のフィニッシュ時間を確認。スピンを破損し、機走で帰還したS艇、あと5分あればDNFにならなかったH艇、残念ながら2艇にはホーンを鳴らせませんでしたがお疲れ様でした。これにて本部船のお仕事終了。リミットマークを回収し帰路についた。

10月の冷たい雨にも負ケズ、27ノットの風にも負ケズ、そして二日酔いにも、腰痛にも負ケズ走ってこられた各艇の皆さん、フィニッシュラインで見ていて本当にいい顔していました。

おしまい。-翔風 なかがわ-

本部船運営記。2017年第4レースは“MALOLO”さんでした。

2017年7月01日

 6月18日(日)の第4レースは“MALOLO”さんに本部船を担当していただきました。

DSC05297DSC05298今日の日中は快晴で、北の風、10ノット前後と絶好のレース日和です。8時半には本部船メンバー、レース委員長ほかHYC役員も集合し、レースコースをどうするか相談して今日は「湾内コース」の日なので、能古島横の象瀬を反時計で回って、沖合の机島を反時計で回る12マイルのコースに決定しました。本部船運営メンバーは二手に分かれて、船にマークブイや信号旗などの運営用品を積み込み、クラブハウス2階ではレース参加受付の準備に当たりました。受付は9:30~10:00ですが9時前から続々とエントリーがあり、10:00の受付終了で今日の参加は23艇。

DSC0530310時半前にはスタートラインが設置され、各艇セールを上げて心地よい順風の中をタックやジャイブを繰り返してウォーミングアップで体をほぐしてスタートに備えます。11:00丁度にスタート信号が発せられ、各艇一斉に飛び出していきました。スタート直後に長音一声とX旗が掲揚されたのでリコール艇があったようですが、スタートラインに戻ってリコールを解消したとのことです。第1関門の象瀬を通過して第2関門の机島に向かいますが、この第2レグはちょうど真上りになるため、東海面、西海面に大きく分かれました。風のシフトに合わせてタックを繰り返しながら距離を稼ぐ艇、長くロングコースを走る艇と様々で、それぞれに軽快な走りを楽しんでいました。

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机島までの往路では風速は8~12ノット。机島を回航してからのフリーでは12~14ノット、ブローで16ノットと絶好のコンディションとなり、色とりどりのジェネカーやスピンを展開して初夏の博多湾を疾走しました。

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13:11:19に新艇のHP艇“ENTERPRISE LILY”(K-36 SAMURAI)が1着でフィニッシュ。3分遅れの13:14:12に“Humming bird Ⅴ”が2着、13:14:58に“May be”が3着でフィニッシュしました。今回艇を買い替えて初参戦の“Le Grand Bleu”さん。HP艇の「アーシャンボー M-34」は5着でフィニッシュ。今後の走りが楽しみです。後続艇も次々にフィニッシュして無事にレースが終了しました。今日はコンスタントに風が吹き続き、どの艇も満足の走りができたようでした。参加艇の皆様、また本部船を運営した“MALOLO”の皆様、本当にお疲れ様でした。来月の第5レースは「壱岐レース」です。HYCレースとしては初めての「前夜祭」をスタート地の壱岐の島で行いますので、大いに盛り上がりましょう。

[以下は本部船”MALOLO”Sオーナーのレポートです]

6月18日HYC第4戦レースには申し分のない絶好のコンディション。湾内コースで象瀬、大机島、小机島反時計周り。スタート11時、リコール艇あり後解消で、全23艇無事スタートしました。ちょっと一安心!

IMG_2670IMG_2329実はこの日MALOLO PEPEを投入しており人員不足でありましたが、急遽F大ヨット部のジャーマネにお手伝いいただきスムーズな運営ができました。心より感謝です。レースの方は本部船付近終始順風が吹いており早い展開になると予想しておりましたが、沖のほうはそれほどでもないようで した。それでも13時過ぎには、HP艇を先頭に大型艇と次々にフィニッシュ。14時過ぎにはオールフィニッシュすることができました。MALOLO PEPEはと言うと沢山遊んで遊び疲れて14時過ぎに帰ってまいりました。『いいんです 楽しければ⁉️』 This is the spirit of MALOLO!!

博多ヨットクラブ第4戦 、皆様方のお力添えにより無事楽しいレースを終えることができました。ありがとうございました。

尚、全艇のスタート、フィニッシュ時のビデオ撮影をしておりますご入用の方はご連絡ください。 -MALOLO 佐藤-

本部船運営記。2017年第3レースは“Humming bird Ⅴ”さんでした。

2017年5月23日

 5月21日(日)の第3レースは“Humming bird Ⅴ”さんに本部船を担当していただきました。年間総合優勝艇は翌年のレースの本部船をやっていただくという暗黙の了解により、快く本部船を引き受けていただきました。

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今日の天気は晴れ時々曇りで、波は穏やか、風は6~10ノットとの予想でした。8時前には会長以下役員、本部船運営責任者が集合し、レースコースをどうするか検討しました。今日は「湾外コース」の予定で、もう少し強い風の予想だと「相島回航コース(26マイル)」を選択ですが、玄界島を反時計でぐるっと一周するコース(15マイル)に決定しました。本部船運営メンバーは船にマークブイや信号旗などの運営用品を積み込み、クラブハウス2階のクルーザーオーナーズラウンジで8:30からのレース参加受付に備えます。9:00の受付終了で今日の参加は15艇。9時半前には風位に対して直角にスタートラインが設定され、10:00ジャストにスタート信号が発せられました。直後に長音一声とX旗が掲揚されリコール艇があったようです。2、3艇がスタートラインに戻って再スタート。フリートはスタボードタックのまま西海面に伸ばしていく艇、途中でタックして東海面を狙っていく艇に分かれ、それぞれの思いで玄界島の東を目指します。玄界島裏の柱島を通過する辺りで各艇ジェネカー、スピンを上げて、復路のレグに入りフィニッシュラインを目指します。最近はジェネカーが主流となり、スピンを上げているのは4、5艇でした。風はコンスタントに10ノット前後で、時折りブローで14、15ノット、快適なコンディションでした。

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12:59:09に“MALOLO”が1着でフィニッシュ。続いて“Jetta”が13:12:16に2着、“MARINE DANCER”が13:13:25に3着でフィニッシュし後続艇も次々にフィニッシュして無事にレースが終了しました。今日は、第1レース、第2レースのように途中で風がパッタリ止まったり濃い霧に覆われたりということもなく、少々風は弱かったものの軽快なレースを楽しめました。参加したレース艇、本部船を運営した皆様、本当にお疲れ様でした。来月の第4レースも参加をお待ちしています。

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[以下は本部船“Humming bird Ⅴ”Tオーナーのレポートです]

第3戦・5月21日の湾外レースの本部船はHummingbird Ⅴの担当でした。

平成29年4月30日の宇和島ヨットクラブ主催のうわじまパールカップ2017年に遠征したメンバーを中心に8名がいつもより早い8時に集合した。湾外レースのために10時スタートと1時間前倒しでの受付開始となった。レース委員会がホワイトボードに表示したコースは,微風を予想してか玄界島の反時計周り(黒瀬・柱島・机島いずれも外側を回る反時計周り)となった。受付の際に,黒瀬の南側に設置されている網に注意するようにと各参加艇に声掛けをした。黒瀬南側の網が玄界島の料理屋さんの生け簀であることを初めて知った。(笑い)

エントリーを9時00分に締め切ると参加艇は,15艇と3月や4月に比べると少なかった。これには,ハーバーの体験乗船に協力する艇がいたことと船の変更のために練習中の艇とさまざまな理由があったが,微風下の相ノ島周りを予想して厭戦気分もあったのではないかと推察される。湾外レースが即「相ノ島周り」でなく,風などを考慮して,①相ノ島周りコース,②長間瀬灯台周りコース,③玄界島周りコースと3つの距離の湾外レースを選択して運営されますので,今後の湾外レースには奮って参加下さい。

IMG_8343スタート海面では,風は弱く,一番短い③の玄界島周りコースの反時計周りを選択したレース委員会の決定に納得の海象であった。今回の本部船運営にあたって,『本部船をエンジョイしよう!』をテーマとしましたので,ブームを利用してテントを張り,屋形船仕様での本部船作業にして,うわじまパールカップ遠征で新調したターコイズのユニホームを着用して,華やかな本部船を演出してみました。手順書に従ってエンドマークを設置して,潮にながされていないかを確認後に本部船を風位に平等になる位置でアンカリングした。その際にエンドマークのロープにチェーンがついていないことが話題となり,今回のような小潮ではいいが,大潮などでは,エンドマークのロープにもチェーンをつけた方が安心という提言をすることになりましたので,改善を宜しくお願いします。

旗の掲揚降下係・時計係・ホーン係・リコール艇の判別係と分担しているうちに15分前の9時45分になっていた。5分前の予告信号・4分前の準備信号・1分前の信号とカウントダウンをしている最中にエンジンカットが出来ないのでエンジンを回したままエントリーが可能かと尋ねられた。4分前の準備信号後にエンジンを回していると失格ですが,とりあえずレースに参加してレース委員会の判定をあおいではとアドバイスをしましたが,エンジンの操作系の不調に帰港時の不安を感じられたのかリタイヤされた。エンジンが健全でないと危険が顕在化しますので,エンジンやその操作系の整備には安全第一の心で尽力されて下さい。さて,定刻10時00分のスタートのホーンを鳴らしたが,リコール艇が判別できたので,それらのリコール艇の解消を見守ることになったが,一旦,解消したが,リコール旗が下りないために2回目の解消行動をとられた艇がいましたが,リコールの解消は確実にやらないと変な不安が発生します。リコール解消は,衝突回避と同様にはっきりとやられて下さい。

スタート作業が終了してハーバーバックも検討しましたが,微風レースなのでフリートを機走で追いかけて写真撮影をという話しになり,象瀬までおっかけっこをして写真撮影をしました。撮影後にエンドマークの所に戻ると,ディンギーのフリートの練習エリアの中にエンドマークが入ってしまっていることに気づき,ゴール時にディンギーとの衝突の危険を解消するために,エンドマークの沖出しをしました。すると沖出ししたエンドマークを上マークとして練習を始めるシーホッパーのフリートが現れましたが,午後1時位のファーストホーム予定時間には余裕があるので、マークの利用に寛容の精神で臨むことにしました。(笑い)今津湾はディンギーの練習エリアということを再認識させられました。

本部船のゴール時のアンカリングを終えたところ,見慣れない青いジェネカーの船がゴールの練習を始めた。HYC会員艇のLe Grand Bleuさんがつい最近購入した2艇目のフランス製の「M-34」の練習姿であった。今年は,ENTERPRISE LILYやLe Grand Bleuと最新鋭の軽量艇が博多湾のレースシーンに新風を吹き込んでくれるのだなぁと新しい風も感じました。何度もゴールの練習を繰り返すのにゴールのフェイクホーンを鳴らして遊んでいるうちに玄界島の西側からMALOLOとおぼしき大型艇の姿が双眼鏡で捕らえられた。それまでにサンドイッチなどの軽食を取り,ゴール作業の手順を確認してゴールに備えた。着順は,成績表をご参照下さい。今回は,ZEPHYRUSとLittle Wingの健闘が際立ったが,修正成績で,僅差でLittle Wingさんの優勝となりました。浅田真央さんの目指していたノーミスのレースを目指しましょう。

波は穏やかで,最初は微風で,シーブリーズに乗ってのランニングを楽しめた第3戦に参加された各艇も,その姿を本部船として観察できた我が艇も,とっても幸せレシピな大相撲夏場所の中日の博多湾でした。(笑い)

本部船運営記。2017年第2レースは“JORDAN”さんでした。

2017年4月19日

DSC050014月16日(日)は2017シリーズレースの第2戦でした。今日は「湾内コース」の予定で、受付時間9:30~10:00、スタート11:00の予定なので9:00前には本部船運営メンバーのJORDANチームの面々がハーバーに集合し、アウターマークや信号旗などの運営用品一式を船に積み込み、クラブハウス2階で受付の準備を済ませました。

吉川レース委員長と相談し今日のコースを博多湾口の「クタベ瀬黄色ブイ時計回り」に決定。今日は予報では風が弱いものの日差しもあってまずまずのセーリング日和とあって、10:00の受付終了時点で22艇のエントリーがありました。”ENTERPRISE LILY”はヨットを買い替えて話題の新艇「K-36 SAMURAI」で初レースとあって走りが楽しみです。また今年HYCに入会した“SAKURA”さん、“Bebe”さんも愛艇で参加です。

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時折りひやーっとした風を感じ、あっという間に濃い霧が立ち込める状況となり、視界も1~2マイル、時には0.1マイルほどにもなりGPSを確認しながらのレースとなりました。通常より若干沖合いにスタートラインを設置し、11:00ちょうどに「オールフェア」でレースがスタートしました。風は北北東で5~8ノットほど。時折り0~2ノットに風が落ち、度々濃霧が立ち込めて他艇の動向がまったく分からなくなるなど、かなり神経を擦り減らす状況となりました。回航ポイントのクタベ瀬付近では博多港に入港する大型船が「霧笛」を発して注意を促すこともありました。レーダーには小さな点が数多く映っていたのでしょうね。霧のなかで「ゴンゴンゴン」と腹に響くような振動を感じ、じーっと目を凝らしていると霧の中から本船が出てくるといったこともあり気が抜けません。トップグループは何とか黄色ブイを回って巨大なジェネカーを展開してフィニッシュラインに向けて走り去っていきますが、後続艇はちょうど風が落ちてなかなか黄色ブイにたどり着けず、おまけに博多湾に流れ込む強い潮流に翻弄されて、相当苦労していたようです。

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そのような中で、プロセーラー高木 裕氏が舵を握る“Humming bird Ⅴ”が最大艇“May be”、快速艇“ENTERPRISE LILY”を抑えて13:22:30に堂々のファーストホーム。さすがです。2着は13:23:55に“May be”が、5秒遅れの13:24:00に“ENTERPRISE LILY”が3着でフィニッシュ。その後もフィニッシュが続きますが、濃い霧が発生しているため本部船からはすぐ近くに来るまで艇が分からないという非常に難しいフィニッシュ確認となりました。何艇かは本部船を見つけられずに通り過ごしてしまい、本部船が鳴らすフォグホーン・サイレンの音を頼りに戻ってきてやっとフィニッシュするということもありました。15:54:57に最終艇“いそしぎ”がフィニッシュして、何とか事故もなく無事にレースが終了しました。3艇は残念ながらDNFとなりました。度々濃い霧に囲まれて周囲が見えなくなる中で本部船を運営していただいた“JORDAN”の皆さん、本当にお疲れ様でした。

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5月21日(日)の第3レースは「湾外コース」の予定なので、受付8:30~9:00、スタート10:00ですのでお間違えの無いように!

[以下は本部船“JORDAN”のUクルーのレポートです]

前日夜の雨も上がり、JORDANメンバー11名はいつもの集合時間を若干早めてハーバーに集合。マークや信号旗などの本部船運営用品をヨットに積み込み、午前9時にはクラブハウス2階で受付準備を済ませてスタンバイ。10時の受付終了で22艇のエントリー受付。コースは「クタベ瀬黄色ブイ時計回り」の行って来いコース。いつもはレースしながら帆走の邪魔にならないようにシャッターを切っていますが、今日はコミッティーボートで思う存分シャッターを切れるとワクワクしながら500㎜と250㎜のズームレンズ、2台のカメラを準備していざ海上へ。

スタート地点ではNからの安定した風が吹き、フィニッシュラインを設置しましたが2回も走錨するほどの安定した風。「これだと午後2時くらいまでにはみんなフィニッシュするバイ」と、早期フィニッシュを予想していました。11時のスタートも皆さんの協力でゼネリコもなく「オールフェア」で無事にスタート。そして本部船の特権の宴会もスタート。この日は前夜の雨で温かく湿った空気が水温の低い海上に移動し、下から冷やされて発生した「移動霧」が度々出現。沖合いに発生した濃霧で13時を過ぎてもトップ艇がまったく確認できず、みんなはそわそわ。やがて沖合いの濃霧の中から飛び出してきたトリコロールカラーのジェネカーを揚げるヨットを500㎜ズームで確認。Humming bird Ⅴ艇です。そしてその後ろに紫色のハルのMay be艇、新生リリーちゃん(ENTERPRISE LILY)の黒いハル。さらに今回修正1位に輝いたSuru Sumi艇の豪快なフィニッシュシーンを迎い入れることができました。その後濃霧がフィニッシュラインを包み込み、360度ホワイトアウト。突然、霧の中から現れたMALOLO艇を確認。若干フィニッシュラインからずれていましたが即ジャイブしてフィニッシュしました。その後も霧の中に後続艇がぽつぽつと見え隠れ。メガネもレンズも細かい水滴が付着。焦ってティッシュでふきふき・・・これはやばい。皆さん濃い霧でフィニッシュラインが見える訳がない。それからはフォグホーンとハンドマイクのサイレンを連呼しますが、風上に向けての音響にて聞こえる可能性はかなり低いかも。ですが、ラインを通り越した艇はこの音を頼りにUターンして随時フィニッシュ。最終の艇も濃霧の中、彷徨い続けて16時前に何とか無事にフィニッシュ。

フィニッシュラインを撤収してから、フェイスブックで皆さんのレースの様子を垣間見てゾッとしました。沖合いでは濃霧の中、本船航路を行き交う船の機関音に最新の注意をされてたそうですが、あちこちで汽笛が鳴っていたとのこと。本当に怖い思いをされたことでしょう・・・事故がなくて本当に良かった。濃霧の中のレース体験は、ほとんどの皆さんが初めての経験だったみたいで、貴重な体験をされたでしょう。来月も「より安全に!より楽しく!より速く!」でヨットレースを満喫しましょう!!

本部船運営記。2017年第1レースは“Freestyle”さんでした。

2017年3月22日

DSC047743月19日(日)は2017年HYCシリーズレースの開幕戦でした。4か月ぶりのレースを待ちわびた20艇の会員艇が快晴の博多湾でセーリングを堪能しました。事前の気象予報では晴れ、北~北北東の風、4~12ノット、波は1mと絶好のコンディション下での開幕レース。コースは小戸沖から能古島沖の象瀬を左に見て回航し、博多湾口の机島を反時計で回ってくる約13マイルほどの距離です。昼頃には10ノットを超える風が吹きそうなので、小型艇でも3時間くらいでフィニッシュできそうです。

DSC04770DSC04771第1レースの本部船は“Freestyle”チームに引き受けていただきました。8時半過ぎにはチームの面々がハーバーに集合し、マークブイなど運営用品を船に積み込み、クラブハウス2階でレース受付の準備を済ませます。9時前にはレース委員長を交えてレースコースを決定し、9:30からの受付に備えますが、9時過ぎにはレースを待ちわびた会員艇が続々とエントリーにやってきます。10時に受付を終了してスタートライン設置のために出港しましたが、風は4~5ノットと弱く海面も鏡のように滑らかな状態でした。ハーバーの直ぐ沖合には「のり網」が設置されているので(3月中には撤去予定)かなり沖合にスタートラインを設置しました。11:00のスタート時刻が近づくと北北東の風、6ノット前後と安定し、各艇スタボードタックでスタートラインにアプローチしていきます。アウターマークが有利と判断した艇が多くアウターに集中していきますが、本部船からアウターマークまできれいにスタートラインに揃い、11:00のスタート信号ではリコール艇もなく「オールフェア」で2017年第1レースがスタートしました。

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殆どの艇がスタート後に第1回航ポイントである「象瀬」方向にタックを返し、ポートタックで進んでいきます。象瀬通過は最大艇の“May be”、2番手は高木 裕氏がヘルムを取る“Humming bird Ⅴ”、後続艇も次々に通過していきます。しかしながら、象瀬を過ぎた辺りで風が落ち各艇とも艇速が落ちてきました。東海面からの風の吹き出しを予測してそのまま進む艇、第2回航ポイントの「机島」に少しでも近づいておこうとタックを返して西海面に向かう艇に分かれましたが、ここでの選択が勝敗の明暗を分けたようです。しばらくすると志賀島の北方向、東海面からいい風が入り出し、先行艇は大きくヒールしながら加速していきます。“Humming bird Ⅴ”がトップで机島を回航し、大きなジェネカーを展開して後続艇を引き離していきます。机島回航時点では風速もコンスタントに10ノットを超え、絶好のコンディションとなりました。

IMG_8068IMG_806012:47:38に“Humming bird Ⅴ”が堂々のファーストホーム、約5分遅れの12:52:09に“MALOLO”が2着、12:54:25に“Suru Sumi”が3着と、スピンジェネカーに風をいっぱいに受けて次々にフィニッシュラインを通過していきます。そして最終艇の“Notari 3”がシングルハンドながら13:33:49に無事にフィニッシュし、2017年開幕戦が終了しました。レース後半戦、沖合から強い風が入り続け、Max17ノット、平均でも14~15ノットの風の中、後続艇に有利な展開となりました。本部船を運営していただいた“Freestyle”チームの皆さん、本当にお疲れ様でした。

[以下は本部船“Freestyle”のA子嬢からのコメントです]

こんにちは!初めて本部船運営記を書かせていただきます、FreestyleクルーのA子です!2017年HYC初戦、8時半集合☆-( ^-゚)v滞りなくレースを運営させるべく、しっかりお勤めしなくては!本日気持ちの良いレース日和!半袖の人も見かけます!アメリカズカップウェアやグッズを身に付けている方も見かけます(∩˃o˂∩)♡

さて、受付も終わりいざ出航!我らが行かねばレースは出来ぬ!と意気込んでいたところ、フラッグ忘れとるやないか~い。新人君に1人で倉庫へ備品取りに行かせたの誰じゃ~。

気を取り直してイザ出航!さあ、さあ、皆の衆、着いておいでーっ!今日は私が女王様。私がルールよ。スタートラインも、ゴールタイムも(?)私が決めますわよ!ほほほほほほ。ところが、「こら後輩!ライン狭い!by LWオーナー」「はいわかりました先輩←by うちのオーナー」うちのオーナー立場弱かった。あっという間に5分前!4分前!1分前!11時ジャストでスタートです!この瞬間大好き(∩˃o˂∩)♡20艇が一斉にスタートしました!オールフェア!みなさん行ってらっしゃーい!

ゴールラインを設定したら、あとはお気楽観戦モードです。おおー!あそこ接戦ですねぇ。どの艇がファーストかしら。あ!もうあんなところに、え、え、え、早いぃー!そして、栄えあるファーストフィニッシュはHumming bird Ⅴだーー!!続いて、MALOLOが来たー!お久しぶりに見たー!どんどんゴールして来ます!本部艇からはゴール手前のコース取りや迫力のジャイビングが見れます。勉強になりますね!そしていつも尊敬してしまうHappy Holidayのシングルハンドでの操船も見ることができます!参加20艇全部が無事ゴールし、本部船Freestyleも撤収です。

そしてそして!優勝はぁああ!赤いぃぃぃ!! SIESTAーーーー!!ぱんぱかぱーーーんっ!おめでとうございます!!

HYC第2レースはいよいよFreestyleもレースに参戦、その前に練習しなきゃ。帰港中にキャビンで揺られながらレース記録を書いていたら船酔いしましたよ(๑⁺д⁺๑)◞

本部船運営記。2016年第10レースは“いそしぎ”さんでした。

2016年11月30日

11月27日(日)は今季最終戦の第10レースでした。当初は11月20日(日)の予定でしたが、アメリカズカップ・ワールドシリーズ福岡大会開催のため1週間延期になりました。天気予報では昼過ぎまで雨で、北北東・北の風8~12ノットとのことでした。

dsc04459今日の本部船はマスト修理中でレースに参加できない“いそしぎ”さんが引き受けていただきました。本部船未経験で不安でしたが、ハーバー事務所の鬼塚氏が乗っていただくということでお任せしました。レース委員長と相談のうえコースは博多湾口に浮かぶ「机島」時計回りに決め(コース長14マイル)、9:30から参加受付を開始し、16艇の会員艇が参加申し込みしました。未明から降り続いた雨も9時前にはいったん降り止み時折りぱらっと降る程度になりました。

dsc04456dsc0445810:00に受付終了してさっそく海面に乗り出しましたが、予報に反して風が安定せず、11:00のスタート前には西寄りの風で2ノット前後、大潮の前日でもあり各艇潮に流されて苦労していました。11:00にスタート信号が発せられましたが、直ぐに長音二声が発せられゼネリコ。11:05に次の予告信号が発せられ11:10に再スタート。スタート信号後に長音一声が発せられリコール艇があったようですがレースはそのままスタート。さーあ、今季最終戦、年間総合成績の行方も気になるのか各艇気合いが入っていますが、風が弱くて少々物足りない様子です。風向はころころ変わり風速も軽いパフが入ったと思うと止まり、その繰り返しでなかなか前に進めません。ジェネカーやスピンを上げ下ろししている艇、風を拾うため大きくコースを変えている艇、ようやくトップに躍り出た艇も失速、後ろから来た艇団に飲み込まれて再スタート、神経をすり減らす状況が続きます。それでも13:30頃からようやく北北東~北東の弱い風が連続して吹き出し全体的に艇速が上がり始めました。何とか回航ポイントの「机島」にたどり着く頃には10ノット近い風になり、回航後は各艇待ってましたとばかりにジェネカー、スピンを展開して豪快に快走しだしました。その後も風は強くなり平均で14ノット、ブローで18ノットの風も吹きました。ところが今日の風は気まぐれです。フィニッシュまで0.5マイルほどの地点で風が前に回って風速もがくんと落ち、先頭集団がもがいている間に後続集団がぐんぐん追いついてくる結果になりました。そんな中で15:12:18に“Humming bird Ⅴ”がトップでフィニッシュ。その後も次々にフィニッシュし、15:54:21に最終艇の“HIRO”がフィニッシュして2016年シリーズレースが無事に終了しました。

dsc04465dsc044612016年シリーズは4月の第2レースが熊本地震の影響で、8月の第6レースがゲリラ豪雨・落雷で中止となりましたが、残り8レースは事故もなくそれぞれにレースを楽しまれたことと思います。レースに参加された皆様、一年間本当にありがとうございました。また来年もレースでお会いしましょう。

[以下は本部船“いそしぎ”T氏からのレポートです]

マストの無い船を皆様の前にさらすのは顔から火が出る思いでしたが、鬼塚様のご指導の下、初めてHYCレースの本部船の運営をさせていただきました。

1週間前のアメリカズカップ・ワールドシリーズの余韻を残しながら、今年の最終レースを待つ皆様の期待とは裏腹に朝は生憎のお天気。天気予報は11時位から北東4m 曇り。コースについては吉川レース委員長と相談のうえ「机島時計回り」決定しました。アウターマークは打ったものの、風は超微風、南風。天気予報通りなら、あと20分で北が入ってくるかも....待てど風が吹く徴候なし。風を待つかどうか決めかねていると、それを察したレース委員長、「待つ必要なし!」。一同 御意!鬼塚教官の指導の下、机島に対してイーブンから本部船を10m落して設置。11:00スタート。風は南で殆ど無し。レース艇は潮の流れに身を任せ~~~となってまさかのゼネラルリコール!!で、本部船は大忙し。鬼塚教官 全艇スタートラインに戻れそうなことを確認して、11:10の2nd スタートを決定。2nd スタートは1艇のリコール艇有り。11:11:48にリコール解消!!お見事でした。“Jetta”!!しかし、アウターマークに入れなかった船が出た模様。風は無し!潮は逆潮。11:20“AZUMI”、11:30“Spilmer”がアウターマークを何とかクリアしてスタート。上位争いをしている船には残念な展開でした。風が吹けば挽回できる!!と祈ります。

本部船はここで前半の任務終了です。鬼塚教官をハーバーへお送りして、弁当を調達。14:10にフィニッシュライン設置完了。本部船付近は風が無くガスって霧雨、玄海島の西にかすかにセールが見えるかどうか。15:12:18、トップはさすがの高木裕氏が舵を握る“Humming Bird Ⅴ”がFinish。本日は大相撲千秋楽で福岡国際センターへ急がなければ!!ということで急ぎご帰還です。続いて2着は1艇だけ能古島寄りのコースを取った“May be”、3着は見事リコール解消の“Jetta”、4着は本部船当番を交代した“Le Grand Bleu 3 ”が入りました。おめでとうございます!!5着は10分遅れのスタートとなった“AZUMI”、6着はやっとマストが届いて半年ぶりにレース復帰の“Bambino”、フランスからマストを持ってくるのは遠かった。同じくマストの到着を待つ“いそしぎ”も待つ身の辛さを実感しております。はい!7着は“SIESTA”、今日は今年の夏に沖縄国際通りの呑み屋であった島津さんが奮闘したかな!8着、9着はFinish Lineまであと50mからデッドヒートを展開。下先行プロパーコースKeepの“Freestyle”、上位置を“JORDAN” 落とし気味で艇速を付けアウターマークを目指す。“Freestyle”このままではアウターマークに入れずタック要求、“JORDAN”それに即応しほぼ同時にタック。1分後に両艇Finish Line目指して“Freestyle”が先行タック、続いて“JORDAN” 数秒の間をおいてタック。“Freestyle”有利か??あと10mでFinish。ここで“JORDAN”が上で風を捉え、“Freestyle”より少し落とし気味で、艇速を伸ばしていく。届くか!! お見事!!山田艇長 逆転Finish!! なんと2秒差でした。緊張のデッドヒートをi-phoneで撮ろうとしましたが、記録係だったので操作間に合わず撮れませんでした。残念でした。続いて、“翔風”、“Spilmer”、“ZEPHYRUS”、“Little Wing”、 “Happy Horiday”、“HIRO”がFinish。なお、“METAXA”は途中でリタイアされました。

自分達だけではとてもゼネラルリコールの対応なんてできませんでした。またFinish Line間際の手に汗握るデットヒート、Finish Lineを切るまでは一瞬も気を抜けない緊張感、今日はいつも参加しているレースを外から見ることができて、本当に勉強になりました。貴重な経験をさせてもらいました。

以上、皆様にご指導戴き、無事最終レースの本部船運営を終了致しました。御礼、申し上げます。今後ともご指導賜ります様、宜しくお願い致します。 - いそしぎ 高橋 -

本部船運営記。2016年第8レースは“麻里絵”さんでした。

2016年9月23日

dsc038919月18日(日)の第8レースは“麻里絵”さんに本部船を担当していただきました。今日の天気予報は台風16号接近の影響で、風はまだ強くないが激しい雨と雷も予想されるとのことでした。今日のコースは湾外の予定で8:30から受け付け、10:00スタートのため、8時過ぎにはレース委員長、本部船運営担当がハーバーに到着し、気象情報をもとにレースコースを検討した結果、北西の風6~10ノット、ただし雨は結構降るだろうとのことで、短めの博多湾口の玄界島一周に決定しました。

dsc03888朝の天気予報では大雨の情報が出ていたので果たして何艇参加するだろうかと気を揉みましたが、常連さん12艇がエントリーしました。9時過ぎには出港準備を終えた各艇が舫を解いて元気に出港していきました。雨はそう激しくはありませんが降ったり止んだりの状況で、時折り霧が濃く立ち込めて視界も0.1マイルほどになります。すぐ横の能古島や出てきたばかりのヨットハーバーも霧に隠れて見えなくなるため、GPSプロッターとコンパスを頼りにしてスタート予定地点に向かいます。各艇は安全のため航海灯を点灯しています。

img_4168スタート前には霧も晴れて沖合の玄界島も見えてきました。4ノット前後の弱い風の中、11:00に全艇オールフェアでレーススタート。スタート後風が落ちて2ノット前後の超微風となり、場所によっては風速0、艇速0という艇もあり、皆さん大変苦労したようです。このような状況の中にあっても大型艇の“Humming bird Ⅴ”や“May be”、“Second Love”は僅かな風道を拾ってジワジワと前に出て行きます。その他の艇は風を拾おうと右に行ったり左に行ったりと苦労していました。

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13:36:36に“Humming bird Ⅴ”が1着でフィニッシュ、続いて“May be”が13:42:18に2着、“Second Love”が14:10:01に3着でフィニッシュし、後続艇は気まぐれな風と雨に翻弄されて大きく遅れました。1時間以上経過して“METAXA Ⅴ”がやっと4着でフィニッシュした後は順次フィニッシュラインを通過しましたが、最後尾の“SIESTA”は健闘しましたが僅かにタイムリミットに届きませんでした。悪天候下のレースとなり、参加したレース艇、本部船を運営した皆様、本当にお疲れ様でした。

[以下は本部船“麻里絵”I氏からのレポートです]

台風16号接近のためレースも中止かと予想していましたが、雨の中ということで今年の博多ヨットクラブレースでは最悪のコンディション下での本部船でした。ハーバー出港当初は小雨でしたが、「スタートラインはやや短くしまーす」と公言していたのでやや短めに、玄界島に対してほぼイーブンになるようなラインとしました。大番頭のH氏が船頭でしたので、そこはお手の物、見事でした。リミットマークを打って本部船もアンカリングしてスタートラインを設置しましたが、雨脚もやや強くなってきて風は北で4ノット程度だったでしょうか、雷も落ちたりして何やら怪しげな雰囲気となってきました。気が付くとすぐ横の能古島もどこかわからないくらいの視界です。あれ?リミットマークも見えない!というような状況です。スタート担当にリミットマークだけは見失わないようにお願いしました。参加艇は12艇です。私が時計担当ですので、3秒前、2秒目、1秒前、はい5分前!あれ、フォグフォーンが...押し間違えで2、3秒遅れてしまいました。やり直しもできないのでそのままゴーとしました。皆様大変失礼しました。

img_41894分前の準備信号、1分前の信号、こちらはきっちりとフォグフォーンを鳴らし、午前11時ちょうどにスタート信号を発し、リコール艇なしのオールフェアでレースがスタートしました。ほっとひと安心です。風も弱いのでH氏がレースの邪魔にならないように風下から見学に行こうと、アンカーを上げて微速でレース観戦に行きました。各艇微風の中なかなかスピードが出ません。このような中でHumming bird、May beがじわじわと先行して唐泊寄りを帆走していますが、いい風を掴んだようです。各艇机島の向こうを回りだすと島影に入って本部船からは詳細が分かりません。じっくり待つことにして軽い昼食にしました。ウミネコが1羽船のそばに寄ってきたので、パンやバナナを投げ与えると食べたので、しばらく一緒に遊んでいました。どうやら潮が西に流れているようです。ウミネコも好き嫌いがあるようでチョコレートの混じったパンは硬いのかあまり食べる様子はありません。

そうこうする内にトップの3艇がスピンネーカー、ジェネカーで次々にフィニッシュしました。4位以下は遥か遠くにいてなかなか近付いてきません。4着のMETAXAは3着のSecond Loveより1時間以上遅れてフィニッシュ。この頃には風が南に変わって各艇ジブでのフィニッシュとなりました。Spilmer、ENTERPRISE LILYはともに潮がきつくて結構苦労していたようです。最後のSIESTAもしっかり上ってきていましたが、あと僅かというところで16時00分のタイムリミットとなりました。しかしながら完走に敬意を表してフィニッシュラインはしっかり最後までキープさせていただきました。公式記録には残りませんが無事16:03:25にレースを終了されました。本当にお疲れ様でした。

生憎の雨の中のレースとなりましたが全艇無事にレースを終了され、最後まであきらめない姿、微風でもしっかり努力する姿を学ばせていただいたことに感謝して本部船運営記とさせていただきます。<麻里絵 井手 誠一郎>

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