お知らせ

本部船運営記。7月第5レース・壱岐レース

2014年7月28日

7月第5レースは小戸沖から30マイル先の長崎県壱岐アイランドを目指す伝統の「壱岐レース」です。海の日前日の7月20日(日)午前1時に小戸沖をスタートし、いい風が吹けば日ノ出頃にフィニッシュ、風が弱いとそれこそ午後6時のタイムリミットぎりぎりということもあります。夜間のスタートとなるので各艇航海灯や懐中電灯、ライフジャケット、ハーネスなどをしっかり準備してレースに備えます。

今年は北部九州の梅雨明けはまだですが雨は7月17日までで降り止んでおり、梅雨明けも秒読み段階でどうやら雨中のレースは避けられそうです。あとは風が吹くことを祈るばかりです。

フィニッシュ本部艇

フィニッシュ本部艇

スタート本部艇

スタート本部艇

今年はスタート本部艇の手配ができず、レース参加艇の「May be」が全艇をスタートさせた後にアンカーを引き上げてレースに復帰することになりました。この場合「所要時間-10分」の救済をすることにしました。また壱岐フィニッシュの本部艇は壱岐レース常連の「ZEPHYRUS」が今年に限ってメンバーが揃わずにレース参加を断念したためフィニッシュ本部艇をお願いしました。

 

7月19日(土)午後9時半から出艇申告を受付け、オープン参加2艇を含む18艇がエントリーしました。午後10時から帆走指示書に基づき艇長会議を開催。ここ2~3年、レースに絡む落水・死亡事故が相次いでいるため、安全対策を徹底して決して落水しないこと等を伝えました。夜間のスタート、帆走になるため各艇長も真剣に艇長会議に臨んでいました。

レースコース図

レースコース図

出艇申告

出艇申告

出艇申告

出艇申告

出艇申告

出艇申告

 

 

 

 

 

艇長会議

艇長会議

艇長会議

艇長会議

艇長会議

艇長会議

艇長会議

艇長会議

 

 

 

 

 

 

スタート本部艇の「May be」は目印としてLEDライトをマスト下部からマストを照らして午前0時過ぎに出港してハーバー沖にアンカリング。リミットマークは設置せずにハーバー入口の入港灯(緑)をリミットマークに見立てて、本部艇を左手に見てスタートです。ハーバーからは航海灯を点けたレース参加艇が続々と出港してきます。気象コンディションは西寄りの風4ノット前後、波は0.5mほどなのでエキサイティングなスタートにはならないようです。夜間でもあるので何よりも衝突・接触をしないことが一番です。0:55に予告信号(長音一声とHYC旗掲揚)、0:56に準備信号(長音一声とP旗掲揚)、0:59スタート1分前(長音一声とP旗降下)、そして1:00ちょうどにスタート信号(長音一声とHYC旗降下)を発し、リコール艇なしできれいにスタートしていきました。スタート時の各艇の艇速は2ノット前後。あまり離されないように急いでアンカーを引き上げセールをアップして最後尾からレースに復帰です。この作業に要した時間は9分ほどだったので「10分」の救済時間は妥当なところでしょう。

出港準備

出港準備

出港準備

出港準備

出港準備

出港準備

出港準備

出港準備

 

 

 

 

 

出港準備

出港準備

ハーバー夜景

ハーバー夜景

ハーバー夜景

ハーバー夜景

ハーバー夜景

ハーバー夜景

 

 

 

 

 

 

[フィニッシュ本部艇レポート]…「ZEPHYRUS」号 Sオーナー

ここ15年ほど年1回の本部艇を務めてきましたが、壱岐レースのフィニッシュ本部艇は初めてです。

当初はレース参加予定でしたが、「仕事が入って」「体調が優れず」「家庭の都合で」と一人、また一人とメンバーが減ったためレース参加は断念しましたが、折しもフィニッシュ本部艇が決まらないとのことでしたので本部艇なら2人でも大丈夫だろうと引き受けました。梅雨明けが微妙なところで、もし梅雨末期の大雨にでも遭遇すると壱岐までの航海も大変なので明るい内に現地に到着しようと19日(土)正午に出港し、17:10にフィニッシュ地点の筒城浜海水浴場沖に到着し、アンカリングポイントをGPSに入力して西に3マイル離れた印通寺港を目指しました。印通寺港のプレジャーボート用の浮桟橋には、壱岐のHYC会員艇「OLIVE」号のSオーナーが待ち受けてくれて舫いを取ってくれました。さらには車で10分ほどの郷ノ浦の日帰り温泉「湯川温泉」に連れて行っていただき汗を流してさっぱりしました。そのあと印通寺に戻り、寿司割烹店で1年ぶりの再会を祝って乾杯。生ビール、壱岐焼酎、新鮮な刺身、〆の豪華うに丼で大いに旧交を温めました。22:00にはお開きにしてSオーナーは代行運転で郷ノ浦の自宅に帰り、我々はヨットに戻って03:30に目覚ましをセットして仮眠。

壱岐を目指して

壱岐を目指して

頼もしいクルー

頼もしいクルー

郷ノ浦の日帰り温泉

郷ノ浦の日帰り温泉

OLIVEのS氏と共に

OLIVEのS氏と共に

 

 

 

 

 

 

翌朝目覚ましの音で目覚め、風速計を確認すると「0~1ノット」。うーん、これだとレース艇はまだ博多湾を出ていないかもと思い「翔風」さんに電話を入れると、02:45頃に博多湾を抜け出し現在位置は長間礁と灯台瀬の間でトップ集団は3~4マイル先を走っているようだとのこと。風速は8~9ノット、艇速は4~5ノットということで、40フィートクラス艇は6~7ノットの艇速が出ているようで、残距離が15マイルほどでこの艇速だとトップ艇は06:00頃にはフィニッシュしそうです。当初予定どおり04:00に印通寺港を出港し、04:30に前日にプロットしたGPSポイントにアンカリング。水深は7m、波はほとんどなく西南西の風6~7ノット。本部艇にとってもレース艇にとっても楽なコンディションです。DSC00742朝飯にはまだ早くトップ艇が来るまで特段何もすることがないので、ここは砂地で「キス」でも釣れるのではと朝マズメの時間を狙って釣り糸を垂れます。そのうちコツン、コツンとあたりが来ますが「キス」のあたりではないようです。ようやく竿がぐーっとしなり、待望の「キス」かと思いきや大きめの「クサフグ」でしたのでリリース、どうやら「キス」はいないようです。博多の方向に位置する3.5マイル沖合の「名島」周辺を双眼鏡で確認すると、ヨットらしい船影がふたつ見えています。おそらくトップ艇でしょう、いよいよです。魚釣りは中止してフィニッシュに備えます。IMG_7285ファーストホームは「Second Love」でフィニッシュタイムは6:21:03。2着は「Hummingbird」、3着はスタート本部艇を務めた「May be」。その後も途切れることなくフィニッシュが続き、最終艇「Happy Holiday」が9:52:18にフィニッシュして無事に壱岐レースが終了しました。

年によってはスタート後も風に恵まれずに夜明けを迎えても博多湾を出られずに悪戦苦闘。玄界島辺りで日の出を迎えることもしばしばですが、今年はスタート2時間後の午前3時頃には全艇博多湾を抜け出すという速い展開でした。風によっては午後6時のタイムリミットも覚悟していましたが午前10時前にはレースが終了し、なおかつほとんど波もなく穏やかな海でフィニッシュ本部艇も楽勝でした。こういう状況なら来年も本部艇をしてもいいかな。

1着SecondLove

1着SecondLove

2着Hummingbird

2着Hummingbird

3着May be

3着May be

4着SuruSumi

4着SuruSumi

 

 

 

 

 

5着JORDAN

5着JORDAN

6着MALOLO

6着MALOLO

7着 麻里絵

7着 麻里絵

8着Freestyle

8着Freestyle

9着FlipperⅣ

9着FlipperⅣ

10着LeGrandBleu

10着LeGrandBleu

11着 翔風

11着 翔風

 

 

 

12着LittleWing

12着LittleWing

 

 

 

 

 

 

 

 

13着 いそしぎ

13着 いそしぎ

14着Karakoram

14着Karakoram

15着SIESTA

15着SIESTA

16着Notari 3

16着Notari 3

 

 

 

 

 

17着 HIRO

17着 HIRO

18着HappyHoliday

18着HappyHoliday

 

 

 

 

 

 

  フィニッシュ後、とんぼ返りで博多に帰る艇、フィニッシュ地の七湊港に入港して民宿で1泊する艇。北に5マイルの芦辺港に入港する艇。さらに北に15マイルの湯ノ本港に入港する艇。西に10マイルの郷ノ浦港に入港する艇と様々です。今回は7艇が西に3マイルの印通寺港に入港しプレジャーボート用の浮桟橋に係留して旅館や民宿に1泊です。この浮桟橋は先着順で、対岸の佐賀県唐津からモーターボートや他県からのヨットが利用していますがこの日は時間が早かったのでたまたまHYC会員艇が独占しました。ファーストホーム艇のSecond Loveが7時前に接岸。その後をJORDAN、MALOLO、Freestyle、翔風、HIRO、最後にフィニッシュ本部艇のZEPHYRUSが接岸しました。宿の迎えのバスが来る午後1時半までの間、ヨット上では各艇それぞれに朝食を取って寛いでいましたが、レース後の解放感からか時間を持て余してか、桟橋上にビールやつまみを持ち出して炎天下の青空大宴会が進行していきました。博多湾は「赤潮」の影響か海が濁っていましたが、さすがに壱岐の海はきれいです。桟橋の水深は6mほどですが底が見えるほど透明度があり、ヨット小僧(?)たちが一人、二人と海に飛び込んで泳いでいました。すぐ近くの新鮮な地場産品の直売所「マリンパル壱岐」で刺身やタコ、はてはサザエも大量に買い込んで、ヨットのギャレーからコンロを持ち出して「サザエの壺焼き」まで出てくる始末で大いに盛り上がっていきました。圧巻はMALOLOのSオーナーがアイフォンに外部スピーカーを接続して「臨時カラオケ」まで飛び出して、さながら各艇対抗カラオケ大会の様相を呈し壱岐の夏を堪能していました。壱岐の皆さん、本当にお騒がせしました。

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1時半に湯ノ本の国民宿舎・壱岐島荘から迎えのマイクロバスが来たので同宿のSecondLove、MALOLO、JORDAN、翔風、ZEPHYRUSのメンバーはバスに乗り込み宿に向かいました。やはり同宿のSIESTAはフィニッシュ後クルージングがてら湯ノ本港まで回航です。壱岐島荘に到着するとさっそく天然温泉に浸かってレースの疲れと桟橋での宴会の酔いを吹き飛ばします。泉質はちょっとしょっぱい赤茶色のナトリウム塩化物泉で身体の隅々まで染み渡って天国です。午後6時から湯ノ本港を見下ろすレストランを貸し切って6艇のメンバー総勢42名での大宴会の始まりです。HYC山田会長の乾杯の発声で、普段はほとんど交流のない各艇のクルー入り混じって懇親を深めました。午後9時に博多祇園山笠60年のキャリアを持つ黒住副会長の「博多手一本」でお開きになりました。

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翌日は7時10分から朝食を取って8時半に2台の車に分乗して印通寺港に向かいました。浮桟橋では他の民宿に泊まったHIRO、Freestyleが出港準備を始めています。「壱岐島荘」組は帰りの船中での食料、飲み物、氷、そしてお土産を求めて全員が直売所「マリンパル壱岐」に直行して大量に買い込みました。そして9時半から9時45分にかけて次々に出港してホームポートを目指しました。

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本部船運営記。6月第4レースは“HIRO”さんでした

2014年6月19日

2014年6月15日(日)の第4レースの本部艇は“HIRO”さんに担当していただきました。同艇の母港は西福岡マリーナ・マリノアで、参加艇受付や本部艇運営用品(マークブイや各種フラッグなど)を保管している小戸の福岡市ヨットハーバーとは距離で1.4マイルほど、時間で15分くらい離れているため当日は早めにメンバーが集合して小戸までヨットを回航しての本部艇運営となりましたが、Sオーナーが快く本部艇を引き受けていただきました。初めての本部艇運営で、Sオーナー、クルーの皆さんも不安な様子でしたが、「本部艇運営マニュアル」をしっかり読み込んでレース委員長からも細かいアドバイスを受け、9時からのクラブハウス2階での受付準備、マークブイやフラッグなどの本部艇用品の積込みを分担してテキパキと済ませました。

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受付の模様

受付の時点では3~4ノットの南寄りの風、その後昼頃には10ノット近くの北西の風が吹くとの予報で、コースは博多湾口の机島近くの「クタベ瀬」の黄色ブイを反時計で回ってくる約13マイルのコースに決定しました。11時のスタート時点で北北西の風3~4ノットと相変わらず微風で、このまま風が強くならなければ4~5時間は覚悟しておかないと、と思っていましたが、スタート20分後くらいに西海面の奥からいい風が入りだし(Max15ノット)、終始風が落ちることなくトップ艇が12:35にフィニッシュ、最終艇も13:31にフィニッシュと、2時間半でレースが終了しました。“HIRO”の皆さん、初めての本部艇お疲れ様でした。

[以下は本部艇“HIRO”さんからのレポートです]

6月15日、HYCレース初めての本部艇(艇長・坂本、以下男2名、女1名、計4名)

DSC00685DSC00686マリノアにいる「HIRO」なので、小戸に移動して準備をする必要があり集合は午前8時。5時半起床は少々眠い。8時半過ぎに小戸に入港、レース委員長に連れられてマークブイやレース旗などを倉庫や船具箱から船まで運ぶ。一方、クラブハウス2階に受付やコースを記したホワイトボードを用意し、9時からの受付準備をする。

当日は、風が弱くコースは「クタベ瀬反時計廻り」と決まりタイムリミットも午後5時と決定。受付を開始するや、サッカー・ワールドカップの日本戦が10時から始まるため「スタートを12時からにせん」とか言われる方もおられたが11時スタートは変更なし。オープン参加の1艇を含め17艇の参加あり。

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本部艇 HIRO の皆さん

10時の受付終了後、すぐに出港しHYC旗をハリヤードで高く揚げてスタートライン設置のためにマークブイを打ちに行く。小戸沖の海面では高校生の九州大会があっており沢山のディンギーが走り回っているので邪魔にならないよう当初今津寄りにブイを打ったが、あまりに遠かったので少し手前に打ち直す。風の方向を考え、少し長めのスタートラインということでアンカーレッコー。それから、4分前のP旗やリコール旗等の準備、艇長以下4名の役割分担、タイムキーパー、ホーンの係りなど確認し11時のスタートを待つ。

ワールドカップの様子は皆さんワンセグのTVでご覧になってる様で、「日本が1点リードしてますよ!」と叫んでも「見てるよー!」との返事。各艇スタート前にもかかわらずサッカーを観戦していたのが印象的。

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スタート直後の光景

午前11時、まずまずの北の風の中を2~3艇は際どかったが何とかリコール艇なしでオールフェアでスタート。初めての本部艇、レースに参加することとは違う緊張感を味わうが、後姿はいつもと変わらない光景。その後、風も上がり「クタベ瀬」を回航してからは風が西に振れジェネカーやスピンが夏空の海面に花開いて、早い船は1時間半強でのフィニッシュとなった。このため、本部艇では昼食をとるための移動時間が取れず、マリノアの弁当屋さんに弁当を発注するとともにデリバリーをマリノアに係留するHYC会員艇の「はっぴーがーでんⅢ」(HG)に依頼した。ところが12時を過ぎてもなかなかHGさんの姿が見えず、とうとう我慢できずにアンカーを揚げてマリノア方向に迎えに行く。洋上で弁当を受け取ったのが12時10分位、あわててスタート位置に戻ってアンカーレッコー。その頃には先頭艇のジェネカーが随分大きく見えていた。

12時半過ぎから続々と各艇フィニッシュ。艇名、セイルナンバー、フィニッシュ時間を確認して記帳、1時過ぎてやっと弁当にありつく。1時半過ぎに全艇フィニッシュ、事故もなく無事にレースが終わったことに安堵。マークブイを回収して小戸に寄港。レース委員長に結果を報告するとともに運営用品を倉庫などに返納して母港のマリノアへ帰港した。

 

本部船運営記。5月第3レースは“MALOLO”さんでした

2014年6月06日

2014年5月18日(日)の第3レースの本部艇は“MALOLO”さんに担当していただきました。第3レースは「湾外コース」の予定でしたが朝から風が弱く(2~4ノット)、予報でも正午頃にMaxで10ノット前後で「湾内コース」に変更するか迷いましたが、レース委員長、会長相談のうえ博多湾口から西北西4マイルに位置する「長間礁灯標」を反時計で回ってくる20マイルのコースに決定しました。DSC00663スタート時の風速は3ノットで、もしかすると17:00のタイムリミットにかかる艇も出てくるかなと心配していましたが、12:30頃から北東~北北東のいい風が吹き出し、ブローで13ノットオーバーと快晴の青空のもと絶好のコンディションとなりました。ただし、博多湾を出るまでのコース取りで運、不運がはっきり分かれ、東海面の玄界島に寄せた艇は無風域に入り込んで無念のリタイヤとなり、西海面の西浦半島の岸寄りをタック、タックで攻めた艇が前に出ました。トップ艇が14:22:27フィニッシュ、最終艇がタイムリミット15分前の16:45:39フィニッシュと大きな差が出ました。レース艇も待ちくたびれた本部艇も、たっぷりと楽しんだ一日でした。

[以下は本部艇“MALOLO”さんからのレポートです]

平成26年5月18日のHYC第3戦は今シーズン初の湾外レースという事もあり、本部艇を務めるMALOLOも緊張に満ちた朝を迎えたというよりも・・・初めての本部艇という事で、オーナー・クルーは「当日の朝ってなにするの?」状態でレース当日をポンツーンで迎えた。いつもの様に「なんとかなるさ」と高をくくり、更には第1・2戦のレース本部艇運営記を 読んで予習してくる殊勝なクルーなど勿論の事ながらいるはずも無く・・・

DSC00662DSC00660そんな中、「そう言えば、レース受付を2階のオーナーズサロンでせんといかんやろ」のオーナーの言葉にクルーが走って2階に向かった。残ったクルーは相変わらずお気楽に空・海を眺め、「いいとこ3ノットやん。この風なら短縮やね」と、船上でのんびり過していた。

9時を迎えて、周囲のレース参加艇の準備が着々と進み始めると、のんびりクルーでも否応無く焦りが出始め、「ところでリミットマークやら、フラッグは準備できたか?」のオーナーの声に、ようやく重い腰を上げて動く始末。更には「どこにあるんですかね?」とのたまうクルーに、オーナーの「レース委員長のHH艇に行って聞いて来い」の声に、此処に来て急速にレース準備が動き出しました。あっち行きこっち行きを繰り返し、ようやくクラブ旗・フラッグ・ホーン等の準備が整い、16艇の受付を完了させたクルーを乗せて慌ててスタートラインの設置に向かうMALOLOでありました。

DSC00664海面に出ても、朝のハーバー内と風速・風向に大きな変化は見られず、「今日のレース、コース短縮必至、時間潰しの海釣り準備完了」とスタートの準備を完了させて11時を迎えた。スタートは南東3ノットの風を受け、オールフェアでの一発スタート。各艇が、肌には心地良い、レースには厳しい風を探し、10マイル先の「長間礁灯標」を目指してスタートした。

全艇の無事ゴールを祈り、見送った後は「それじゃあ本日の本題?“釣船MALOLO丸”出発!」の号令の下、「キスの天麩羅やね」とスターンから釣り糸を垂らすのでありました。実は以前レーススタート前に海に来たのに、何故か岩登りをした経験を持ち(?)、水深が浅くなると、「こりゃいかん」とちょっと動いて、また水深が浅くなると「こりゃやばい」と小刻みな不審な動きを繰り返すのでありました。

しばらくそんな事を繰り返し、小キス釣りをクルーが楽しんでいると、「ちょいとそこの怪しいヨット」と海保の巡視艇ではなく、水上警察(福岡県警博多臨港警察署のこと)のパトロール艇に臨検される始末。でも海技免状や船検証などきちんと揃っており事なきを得ました。

そうこうして魚群を求めて移動している内に海況に変化が、風は北に振れ、風速は13ノットと大きく様変わり、それまでは「短縮でもフィニッシュ15:30くらいじゃないの」という甘い予測でいたものの、ふと玄界島方向に目をやると、「あのジェネカーってHB艇じゃない・・・・」、「風上がって、一気に帰ってきてるんやない・・・」と慌てて、釣船MALOLO丸から、レース本部艇MALOLOへと変身するのでありました。

その後続々と参加艇が無事にフィニッシュし、海況の急激な変化はあったが、参加艇・クルーの皆さん怪我も無く、無事終了となりました。皆さんお疲れ様でした。

 

本部船運営記。4月第2レースは“翔風”さんでした

2014年5月14日

DSC006052014年4月20日(日)の第2レースの本部艇は昨年総合優勝の“翔風”さんに担当していただきました。コースは博多湾口の「クタベ瀬」の黄色ブイを反時計で回ってくる13マイルほどの距離です。スタート時は5ノット前後の北東の風でしたが途中から風速が上がり12~15ノット、Maxで19ノットと絶好のコンディションとなりました。大型艇は2時間くらいでフィニッシュするだろうという予想でしたが、なんとトップフィニッシュは1時間半、最終艇でも2時間半あまりとハイペースのレース展開でした。洋上でアンカリングしている本部艇にとってはありがたいコンディションでした。

[以下は本部艇“翔風”さんからのレポートです]

朝8時半にハーバー2階のクルーザーオーナーズラウンジにメンバー4人集合し、先ずは本部艇運営マニュアルに沿って業務役割分担。その後レース委員長と協議してコース、タイムリミットを決定。二人はハーバー2階で9時より受付開始。DSC00597二人は倉庫とロツカーからアウターマーク・ブイ、各種フラッグ、ホーン等のレース備品を取り出して艇に積み込み作業。2回ほどハーバー事務所の放送設備でレース参加案内をして10時に受付を締め切り、今日の参加艇は15艇とやや少なめでした。ハーバー事務所に「行事開催届」を提出後スタートライン設置のためにすぐに出港。この時期はハーバー沖の海苔網もなくなっており(11月~3月設置)、練習中のディンギー達の邪魔にならない範囲で準備時間短縮のためなるべくハーバーに近いエリアにスタートラインの設定ができるよう艇を走らせる。これには、実はメンバーの一人が午後からの法事のためスタート業務が終了後にすぐに帰宅せねばならないという事情もありました。

DSC00598CIMG2325-2東寄りの風だったので、スタートライン設定に際しては15艇参加ということを考慮して約200m程度の長さとし、併せて本部艇寄りとアウターマーク寄りとで極端な有利、不利がでないよう、目標方向に対して本部艇を岸側に移動して右下がりのラインとした。運営マニュアルに従いフラッグとフォグホーンでレース艇にカウントダウンを知らせ、東~北東の風4~5ノットの中、11時ジャストに全艇スターボードタックでスタート。風が弱かったこともあり皆さん比較的おとなしくスタートラインを切ってくれたので、リコール艇もなく楽勝でした。全艇スタートを確認してアンカーを上げてメンバー一人をハーバーまで送り届け、すぐにアウターマーク近くに戻ってフィニッシュラインを設置する。フィニッシュを取りやすくするためラインは「クタベ瀬」方向に直角になるよう、また長さも100mほどに短く設置。

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トップ艇フィニッシュを待つ

スタート後しばらくすると風速が10~15ノットくらいに上がってきた。過去のレースの実績からトップ艇は概ね2時間程度でフィニッシュしているので、13時前後かなと予想していたら、何と12時31分59秒に「スルスミ」がトップ艇としてフィニッシュして最終艇が13時38分09秒でした。当初は風が弱くて長期戦を覚悟してましたが思いのほか早くレースが終了できほっとしたところです。

事前に本部艇運営マニュアルに沿って役割分担を決め全員でスタート運営のシュミレーションをやったので、約一年ぶりの本部艇でしたがミスもなく比較的スムースに行うことができました。(了)

 

本部船運営記。2014年第1レースは“Humming birdⅤ”さんでした。

2014年3月31日

3月16日の第1レースは2014年の開幕戦でした。約4か月ぶりのレースを待ちわびた20艇の会員艇と2艇のオープン参加艇の計22艇が参加しました。第1レースの本部艇は福岡を代表するレース艇“Humming birdⅤ”チーム(ロッドマン42)が初めて担当しました。IMG_6393天気は快晴でしたが朝から強い西風が吹いていました。幸いにも波はそう高くなく絶好のレース日和です。本部艇運営メンバーは午前8時半にはハーバークラブハウスに集合し、受付の準備、マークブイやレース旗などの運営用品の本部艇への積み込みを行い、午前9時からレース参加の受付を始めました。当初は3艇のオープン参加艇を含めて23艇の参加でしたが、9時半過ぎから風が強まりコンスタントに20ノットを超えるようになったため、初心者メンバーが中心のオープン参加の1艇が参加を取り止めました。

[以下は本部艇“Humming birdⅤ”のTオーナーからのレポートです]

DSC00397DSC00399平成26年3月16日の博多ヨットクラブの第1戦は、年に1回のノルマの本部艇を担当することになった。年間スケジュールでこれが発表されていたためにクルー達はライバルチームから声が掛かり、本部艇を担当する人数の確保に一汗かくことになった。

 次に当日になると海象では風も強く、波もかなり出ていたので、軽量設計のハミングバードⅤ号での長時間の錨泊では居心地が悪いなぁと考えて林先生のパパリア41フッターのホンキートンクをお借りして風波対策を考えることにした。 7名のクルーとゲスト1名とで出港してリミットマークを設営した。当日の参加艇が23艇との報告を受けて少し長めのスタートラインにしようと言うことを決めたが、問題は、北東の風に対して本部艇をどの位置に錨泊させるかがかなり高度なスキルを必要となった。丁度毘沙門方向からの風に対してできるだけ直角になるように、そして少し長目のスタートラインとなるように本部艇のアンカーを入れた。電動ウインドラスの操作にはクルー達も慣れていなくて苦戦したが何とか本部艇のスタンバイは完了してホットした。ここで持参したシュークリームを配給して一息ついた。-笑い-OLYMPUS DIGITAL CAMERADSC00404

 今度はクラブ旗を5分前に掲揚したり、信号旗の準備や係の分担をした。 クラブ旗・信号旗の掲揚係兼リコール艇の有無やゴールの判定係をTCD君とASR君、フォーン吹鳴係はKSG君、時計係はFCD君、記録係はSNZ君にお願いした。やはり6名の船酔いに強い人員が本部艇運営には必要となります。 5分前のクラブ旗掲揚と長音吹鳴、4分前のP旗掲揚と吹鳴、1分前のP旗降下と吹鳴を終えて本部艇でも時計係のカウントダウンが始まり、レース参加の時以上に緊張が走った。それは、本部艇ギリギリを狙って本部艇にぶつかる艇が出ないかとの心配やレース艇通しの接触等の運営者としての心配であったが、ラインを長くした甲斐があって11:00ジャストに全艇オールフェアでスタートさせることが出来て一安心出来た。IMG_9011IMG_9015

IMG_0465 フィニッシュの準備のために艇をリミットマーク近くに移動させて風位を考慮した位置でアンクリングしてから、持参のおにぎり・竹輪・ゆで卵などでゆったりとした昼食を摂った。セカンドラブを先頭にして順次フィニッシュをしたが、ノタリとハッピーホリデーのデッドヒートもあって最後まで気の抜けない本部艇運営でした。クルーの皆さんお疲れ様でした。

本部船運営記。11月第10レースは“SIESTA”さんでした。

2013年11月28日

11月17日の第10レースは2013年クルーザーレース最終戦でした。年間総合優勝争いは9レース終了時点で僅差で並ぶ4艇に絞られており、“優勝”の行方はまだまだ混沌としています。このレース次第ということもあり各艇気合が入っています。

IMG_6385今日は西~西北西の風で、日中は30ノットオーバーの強風が吹くとの予報もあり、事故が無いように安全を最優先としたレース参加をお願いしました。無理をせず、勇気ある撤退も我々アマチュアヨット乗りには大事なことです。最終戦の本部艇は“SIESTA”さんです。優勝争いの上位4艇にいる同艇もレースに参加したいところでしょうが、今日は荒れ模様の海で本部艇を引き受けていただきました。ありがとうございました。

 [以下は本部艇“SIESTA”号のK氏からのレポートです]

11月17日、2013年博多ヨットクラブ最終レースの本部艇受付準備のため8時40分にハーバーの2階へ行くと、すでにレース委員長がホワイトボードにレースコースを描き込んでおられた。博多湾口の「机島」を回るコースを設定しますが、時計回りにするか反時計回りにするかを話し合い反時計回りに決定。30ノット近くまで吹き上がる予報に、参加艇も湾を出たら波が厳しかろうと思いながら、能古島より沖に出ない私たちは淡々と受付の準備をする。DSC00105DSC001069時からのエントリー受付をハーバーのマイクでアナウンスし受付準備を完了。10時の受け付け終了までに15艇がエントリーし、速やかに受付を撤収して本部艇準備チームと合流して慌しく10時20分近くに出航すると、セールをはためかせた参加艇が海苔ひびの向こうでウロウロしているのが見えた。

レース海面にたどり着いた私たちは、海苔ひびから少し離れた所に「アウターブイ」をレッコし、風向きと杯数を一応考えて本部艇投錨を行ない、時間は忘れたが無事にスタートライン設置を終えた。予定の11時スタートの10分前に再度本部艇マニュアルを読み、旗揚げやら時計係やらの役割分担を決め、リコール艇有りならまだしもゼネリコなんて勘弁と各々念じながら5分前を迎えるも、その後は案ずる暇もなかった。予定の11時にスタート信号を発すると、どんぴしゃりなスタートを決めた艇を先頭に次々と走り去って行くレース艇を、いろんなものが入り混じった気持で見送る。

IMG_0228IMG_0231強風の中、早々と先行組が毘沙門と象瀬のラインを越えて行くのを尻目に、渾身の力で抜錨しポンツーンへと戻る。そう、私たちにはご飯がなかった。大変便利だけど9時から開けて欲しいハーバー近くのスーパーへ買い出しに行き、またバタバタと出港して自分で打ったはずのアウターブイを探す。フィニッシュラインはこんな感じかなと、もはやどの辺りにいるか見当も付かない先頭艇を気に掛けながら投錨する。これでやっと飯の準備ができる。キャビンでビールを飲みながら「水餃子」の葱を刻んでいると、上から何やら声が聞こえる。ビールかと聞き返すと、どうも走錨しているようだ。鍋の火を消して上がると、なるほどアウターブイは遠くにあり、能古島が近くにある。沖にはかすかにゼネカーらしきものまで見えている。これはイカンとまた必死に抜錨してもとの場所近くまで戻り、先程よりロープを長めに錨泊する。ラインの再設定を終えて沖を見るとゼネカーは2枚になっていた。やれやれと船内に戻ると鍋がこぼれて、ビールは転がっている。軽く絶望しながらひたすら清掃に励み、また葱を刻む。

IMG_6544レース開始から1時間半が過ぎたころ、やにわに上が騒がしくなりホーンが聞こえた。大型艇の“Humming bird”がフィニッシュしたようだ。湯気とともにデッキへ首を出してみると、波間に気合いの入った後続艇が等間隔に並んでいる。下に降りて水餃子を皿に盛りながら、今度本部艇をするときはコンビニのおでんにしようと思った。真剣に。

結局、30ノットを超える強風と高い波に最後までダウンウインドセール(ジェネカー)を張ってフィニッシュラインを切ったのは、“Humming bird”さんと”May be”さん、“Bambino”さんの3艇でした。ガッツ!お見事です。

本部船運営記。10月第9レースは“ZEPHYRUS”さんでした。

2013年10月22日

10月20日(日)第9レースの本部艇は“ZEPHYRUS”さんに担当していただきました。9月の第7レース(小戸カップ)、第8レース(タモリカップ)は他主催団体との合同開催となったためHYC会員艇の本部艇は3レースぶりの運営となりました。以下は本部艇“ZEPHYRUS”さんのレポートです。

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参加艇受付

1999年から毎年本部艇のお手伝いをしていますので今年で15年目になりました。とはいっても年に一回ですので15回目ということですが、それでも運営手順にはさすがに慣れました。レース受付時間は午前9時から10時までですので、運営メンバーは朝8時半にクラブハウス2階の「クルーザーオーナーズラウンジ」に集合し、受付用のテーブル、椅子、出艇申告書、筆記具等を用意して受付に備えます。合わせて、セーリングハウス裏の物置小屋「はこじろう」からマークブイと各種信号旗、船具箱から運営グッズ(メガホン、フォグホーンなど)を取り出して船に積み込みます。

DSC00090一番重要な今日のレースコースの設定ですが、当初予定では今日は「湾外」の予定になっていますがハーバーの風速計では2m/秒前後の風なのでどうするか迷うところです。気象予報では、6時の時点で1m/秒、9時の時点で2m/秒、12時の時点で6m/秒、15時の時点で6m/秒となっており、昼前からは吹き出してきそうな感じです。「相島」回航は約27マイル、「長間礁」回航だと約20マイル、日没時間も考えてレース委員長と相談のうえ今日は「長間礁」回航に決めました。風向も北寄りの風で「長間礁」がちょうど風上に位置するのでおもしろいレース展開になるでしょう。9時ちょっと前に事務所の放送設備を使って受付開始をアナウンスしました。今日のレース参加は会員艇が14艇、マリノア係留のエラン35の“エンタープライズリリー”がオープン参加で計15艇です。9時半に再度放送アナウンスを入れ、10時に受付を終了してテーブル、椅子を片付け船に向かい、午前10時10分にスタートライン設置のため出港しました。出港前に会員艇“Toropicarna”のSオーナーが来られ、僕も乗っけてと同乗されました。小戸沖には先週から「のり網」が設置されているので(来年3月まで)大きく迂回して能古島の左側近くの海面まで進みます。水深10mのところでマークブイを投下し、ブイから東方向に200mほど離して本部艇のアンカーを投下しました。風向は北北東のち北の風の予報ですが、マークブイを投下した10:20の時点では東~北東の風2~4ノット、東寄りの風なのでスタートラインは若干右に傾けて「下有利」となるようにしました。この頃には参加15艇もスタートライン近くに集結しフルセールでウォーミングアップに余念がありません。参加艇からは、風待ちのためスタートを延期したらという声もいただきましたが、北東の志賀島方向の海面が黒くなっており風がありそうです。しばらく観察していると、徐々にこちら側と西海面にもブローが広がっているようで、予定通り11:00スタートで準備します。

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11:00ジャスト、スタート

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ZEPHYRUSの皆さん

今日の本部艇はゲストのSオーナーを含め6名乗り込んでいますので十分に手は足りています。時計担当、クラブ旗担当、P旗担当、ホーン担当、写真撮影担当と分担を決めてスタートに備えます。10:55にスタート5分前の「予告信号」を発します。5秒前からクラブ旗を上げ始め、上に上がりきったところでちょうど5分前です。続いて10:56に4分前の「準備信号」を発します。これは旗竿に付けた「P旗」をさっと上に持ち上げます。この準備信号からエンジン使用は禁止ですので、各艇はこのときまでにエンジンをカットしています。さーあ、ここからがもっとも難しいスタートアプローチになってきますが、参加艇それぞれの戦略・思惑もあり、本部艇から客観的に見ているだけでもわくわくしてきます。「しも一」のマークブイから出ようとしている艇、ラインを流しながら中間位置から出ようとしている艇、「かみ一」の本部艇側から出ようとしている艇、なかなか興味深くとても勉強になります。沖合いからのブローはまだこちらまで到達していないため、風速は2~3ノットと弱く、各艇とも艇のコントロールに苦労している様子がよく分かります。本部艇唯一の願いはリコール艇が出ずに全艇「オールフェア」でスタートすることです。なかでもゼネラルリコールの再スタートになると結構バタつくので、それだけはご容赦をという思いです。10:59、「P旗」ダウンで1分前の信号を発します。ラインと各艇の位置関係を見ると、この弱い風では多分リコール艇は出ないだろうと安心です。それでも足元にはリコール艇ありの「X旗」とゼネリコの「第一代表旗」は用意しています。30秒前、20秒前、10秒前とリコールしないようにとどきどきしながらその時を待ちます。11:00ジャスト、クラブ旗をさーっと下ろして長音一斉の信号を発します。本部艇の願いが通じたのか、リコール艇なしの「オールフェア」でいよいよ第9レースがスタートしました。しもマーク寄りからスタボードタックで西海面方向に伸ばしている艇、あるいは本部艇横からポートタックで能古島に近付いていく艇、沖合いのブローは能古島のすぐ先まで下りてきていますので、どちらが先にこのブローを捉えるか、なかなかの見ものです。レースをしているとこれほど大局的に状況分析はできませんので本部艇運営はとても勉強になります。

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かもめ食堂にて

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豪快なセーリング

最後尾艇がスタートラインを通過して直ちにアンカーを引き上げて、楽しいランチタイムのために能古島に向かいます。今日のコースだと、途中から風が強くなってもトップ艇でも3時間は掛かるだろうと思い能古島の「かもめ食堂」に突入しました。姪浜からの市営渡船はアイランドパークのコスモス見物でしょうか乗客を満載しています。能古渡船場前の道路はアイランドパーク行きのバスを待つ乗客が長い列を作っていました。「かもめ食堂」では、大皿料理のコチや芝えびのから揚げ、アジフライを肴に冷たいビールでのどを潤し(もちろんマイカーの人は冷茶で)、最後は午後2時までの限定「かもめ定食」で満腹になり、いただいた本部艇運営費をきっちり使い切りました。途中、トップを走っているであろう“Humming bird”さんから何回かレース経過を聞いて午後1時近くまで島でゆっくりと寛いでスタートラインに戻りました。フィニッシュラインは風向に関わりなく、帰ってくる方向に直角になるように、なおかつスタート時の半分くらいの長さ(100mほど)に短くします。沖合いの机島方向を見ると、かすかに薄ぼんやりとセールらしきものが確認できます。双眼鏡で覗くと、白に中央部分に赤と青の横ラインが入っているので多分“Humming bird”のジェネカーではないでしょうか。風は17~18ノットくらい吹いているようですので1時間は掛からないでしょう。多分、40分ほどでフィニッシュするかもしれません。13:44:00、トップ艇の “Humming bird”がフィニッシュ。その後も次々と参加艇がフィニッシュしていきます。少しでも前に出ようと2艇が接近して競い合っているシーンもあり、本部艇ギャラリーを大いに沸かせました。中でも“JORDAN”と“エンタープライズリリー”、“SIESTA”と“翔風”の戦いは見ている方も手に汗握る熱戦を繰り広げていました。14:51:17、最終艇“Happy Holiday”のフィニッシュを見届けて、アンカーを上げてマークブイも回収してハーバーに向かいました。

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フィニッシュ艇を待つ

朝の段階では「湾外コース」の設定に一抹の不安はありましたが11時過ぎからは予報通りの風になり、4時間余りでレースが終了してホッとしました。レース参加はもちろん楽しいですが、違った意味で本部艇の運営もとても勉強になりますし楽しいものです。皆さんもぜひとも本部艇の運営をやってみませんか。希望される艇はレース委員長か事務局までご一報ください。

 

 

本部船運営記。8月第6レースは「翔風」さんでした

2013年8月07日

本部艇翔風

翔風の皆さん

8月第6レースは、暑い夏の日差しを避けて午後7時スタートのイブニングレースです。今回の本部艇は「翔風」さんに担当していただきました。午後5時からのレース参加受付を前にレース委員長を交えて本日のコースを決めます。今日は夕方になってもそこそこ風があり、西北西の風6~8ノットで、夜になってもあまり風は落ちないだろうとの予想で、博多湾口の「クタベ瀬」の黄色ブイ反時計回りに決めました。

 

[以下は本部艇「翔風」号のN氏からのレポートです]

 壱岐レースに続いてのナイトレース。ナイトレースが、7月、8月と連続であるヨットクラブ。これもHYCの魅力かもしれません。

受付開始1時間前、メンバー集合し、まず本部艇運営役割分担。フラッグ掲揚、計時、フォグフォーン、メガフォン、そして写真の担当などを事前に決めます。昨年のイブニングレースは吉良氏に乗ってもらったので「お任せコース」で良かったのですが、今回は「運営マニュアル」をもとに受付からスタート、フィニッシュまですべて自前でやらなければいけません。吉良氏に甘えていたことを反省しつつ受付終了後、速攻出港。

参加艇数は、飛び込みオープン参加の1艇を加えて最終的に13艇。風速は10ノット。コースはクタベ瀬反時計。まず、アウターマークを打ち、その周りを少し回ってアンカーラインの出方をみます。シートが潮で流されていたら重りをつけてようと思ったのですがそこまでは至らず。確認ののち、今度は本部艇の位置決めです。スタートに安全な長さのラインを確保できるところまで移動して本部艇のアンカーを打ちました。

役割分担の最終確認を行い、5分前の計時担当のコールを待ちます。今回は、西風が入り全艇ポートスタートとなり、おとなしいスタートになりそうです。HYC旗掲揚、P旗掲揚。そしていよいよ1分前が近づいてきます。この時点で全艇、ラインまではまだ余裕があり、リコール艇はないことを確信。19:00きっかりに一発スタートに成功。オールフェア。本部艇としては、ほっと一息の瞬間です。

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スタート後の見事な夕焼け

そして次は・・・。はい、速攻ビールと行きたいのですが、日が暮れる前に本部艇を動かしフィニッシュラインを短くしておかなければいけません。アウターマークをライトで照らすことが出来る位置まで本部艇を移動させ、再度アンカリング。ここまでしておけばOK. あとは宴会のフォグフォーンを鳴らすだけです。宴会で盛り上がること1時間。でも、昨年のクタベ瀬回航の際のトップ艇のフィニッシュ時間は1時間52分。本部艇もゆっくりもしていられません。うまくいけば、そろそろ沖に明かりが見えるころです。双眼鏡で玄界島方面を覗けば、やっぱり航海灯が見えます。やがてハミングバードⅤの姿が・・・。暗闇の中でジェネカーフィニッシュする大型艇はさすが迫力あります。アウターマークをライトで照らしながら、フィニッシュのタイム取り。そして、短めの長音一声。その後も次々とフィニッシュが続きましたが、22時を超えるころには本部艇付近の風も弱くなり、“後続艇よ、は~やく来い!!”と祈りながら最終艇の到着を待ちました。22:04に最終艇のフィニッシュを確認し、なんとか今日のお仕事を終えることができました。そして帰路についた頃には風も無くなり雨もぽつぽつ降りだしました。

「翔風」は、HYCに加入してまだ6年ほどです。経験が浅い船でもなんとか本部艇ができたのは、役員会・事務局のサポートがあったからです。5分前からスタートラインを切るまでの緊張感、全艇がスタートしたときの安堵感。そしてそれらとはあまりにも対照的なスタート後の宴会の解放感。こんな本部艇でレースを楽しむのものまた一つの方法ですね。

 

※今後の参考に事務局より一言・・・この時間になると沖に出ていたディンギーもハーバーに引き上げて障害物もないので、スタートラインはもっとハーバー近くでもよかったと思います。それからスタートラインの向きですが、北の風だと文句なしだったのですが、西寄りの風だったため、アウターマークが圧倒的に有利なラインとなりました。本部艇をもう少し北側に出していれば、  スタボードタックでラインを流せましたし、ラインエンドの有利・不利も解消されたと思います。

本部船運営記。7月第5レース・壱岐レース

2013年7月27日

7月第5レースはHYCレースの中でも最長(30マイル)でオーバーナイトの壱岐レースです。海の日前日の日曜日の午前0時にスタートするので、真夜中の本部艇運営になります。またフィニッシュの壱岐島には別の本部艇をスタンバイさせるという、HYCレースの中でも運営が大掛かりなレースです。

今年は梅雨明けが平年比11日も早かったので大雨の心配もなく、夏空でのレース実施ということで本部艇もレース参加艇も気分的には楽でした。スタート本部艇はこれまで壱岐レース皆勤賞の「AZUMI号」。今年はどうしてもクルーの都合が付かず無念の不参加で、それならばせめて本部艇をしようとありがたい申し出がありました。これに、こちらも壱岐レース常連の「JORDAN号」もクルーが揃わずに不参加となったため、オーナーでありHYC会長の山田氏がAZUMI号に乗り組んで、万全のスタート本部艇となりました。フィニッシュ地点の壱岐・筒城浜沖の本部艇は、ここ何年も「はっぴーがーでんⅢ」号のNオーナーが務めていただいています。 以下に、各本部艇の感想をいただきましたので紹介します。

 

[スタート本部艇レポート]・・・「AZUMI」号 Tオーナー

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「AZUMI」号

   初めての夜間の本部艇を経験してみて、どの艇が本部艇をしても感じることだと思いますが、意外と楽でした。HYC各役員の皆様がしっかり前準備をされていて、事前にメールでこと細かに前日から当日までの本部艇の行動表をいただき、かつ、受付時には参加費のお釣り、出艇申告書、帆走指示書などをすべて完璧に用意されていました。夜間ですので、本部艇の位置を示すために「ストロボライト」2個を高い位置に取り付けて、スタート2時間前の午後10時過ぎに出艇してハーバー沖にアンカーリング。リミットマークは設置せずにハーバへの入港灯(緑)をリミットマークに見立てて、本部艇を左手に見てスタートです(通常と逆)。午後11時過ぎくらいから航海灯を付けたレース艇が次々にハーバーから出てきて、俄然スタート海面が賑やかになりました。レース艇がアンカーロープを引っ掛けないように、時々メガホンでロープが出ている方向をアナウンスします。夜間は距離感が取りにくいので、艇同士の衝突やアンカーロープの引っ掛けが一番心配ですが、今日は、南の風で風速も3、4ノット程度であまり艇速も上がらず、そう心配しなくてもいいようです。

スタート5分前の午後11時55分、長音一声と同時にクラブ旗を掲揚して「予告信号」を発します。続いて午後11時56分、長音一声とP旗を掲揚してスタート4分前の「準備信号」を発します。午後11時59分、長音一声とP旗降下で「スタート1分前」を発します。夜間のためリコール艇があっても艇の確認ができず、万一リコールになった場合は「ゼネリコ」として再スタートになるため、リコール艇が出ないように祈っていましたが、各艇とも遠慮気味に慎重にアプローチをしています。午前0時、長音一声とクラブ旗降下で「スタート」信号を発しましたが、祈りが通じたのか信号前にスタートラインを切る航海灯は無く、無事に全艇「オールフェア」で壱岐レースがスタートしました。ほっとひと安心です。一旦ハーバーに帰って、翌日ハーバーの倉庫にフラッグなどの運営用品を収納して任務を完了。でも、やはりレースには参加したかったですね。

 

[フィニッシュ本部艇レポート]・・・「はっぴーがーでんⅢ」号 Nオーナー

例年、壱岐レースのフィニッシュ本部艇を務めていますが、今回は私の艇である「はっぴーがーでんⅢ」ではなく、同じマリノアで親しくしている「蒼天」号を使用しました。いつもお世話になっている蒼天オーナーのOさんが「うちの船も冷房効いとるから蒼天で行こう。」という提案から交代の運びになりました。皆さんもそうでしょうが、どこの船もクルー不足は深刻です。「はっぴーがーでん」も長距離のクルージングの時は他の船のオーナーにお願いして、クルーになってもらいやっと出かけれるのです。

メンバーは、私と蒼天のOオーナー、口ばかりで生活している「ジュリア」号のAさん(RKBラジオのパーソナリティー)、博多ヨットクラブ最長老の「ST.ELMO」号のS爺様(87歳)、その介護をしている(笑)同じくST.ELMOのNさんの5人です。

7月13日の土曜、予定よりも早く20時半にマリノアを出航しました。その後は機帆走で7~8ノットの艇速で壱岐七湊を目指します。湾内では良い風が吹いており、今年のレースは早く終わるかなという予感がしました。

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「蒼天」号

途中、山田会長から携帯メールで全16艇のデータが送られてきました。多少風はあるが去年よりは良い条件の中、日の変わった14日午前1時くらいからアンカリングしました。夜中のアンカリングは結構大変です。一度船を停めましたが、暗い中確認すると筒城浜海水浴場の仕切り網のすぐ近く、10m程の位置だったので慌てて沖出ししました。安全を考え多少指示された位置よりも沖に停めます。

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フィニッシュ本部艇メンバー

それから、軽く食事をとり冷房を入れて仮眠をとりました。途中ZEPHYRUSのSさんから、博多湾を出るのに微風・無風で進まず、玄界島近くで再スタートの様相を呈したが、博多湾を出てからは南西の風がコンスタントに吹き出し、時折り20ノットを越す風の中、艇速も6~7ノットと快調で、多分トップ艇は8時過ぎくらいにはフィニッシュするのではないだろうかという連絡をいただきました。

フィニッシュに備えて軽く朝食をとりレース艇を迎える準備を整えます。7時35分過ぎくらいに「名島」の西側海上にヨットらしき船影が確認できました。どうやらトップ艇のようです。そのすぐ後ろにも1艇姿が見え出しました。かなり接近しているようです。ファーストホームは「May be」、1分半遅れで「Hamming bird」、その後を「Suru Sumi」 .....と続きます。

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次々にフィニッシュするレース艇

「蒼天」のOオーナーがゴールのホーンを鳴らし、「ST.ELMO」のNさんが記録をとり、私が写真を撮り、「ジュリア」のAチャンと「ST.ELMO」のS爺様が拍手したりチャチャいれます。チームワークもバッチリです。

結局「Summer time」リタイアの報告を受けて、10:25 に最終艇のオープン参加「スピルナ」のフィニッシュを見届け本部艇の業務を終了し、結果を山田会長に携帯メールしました。

その後は芦辺のジェットフォイル桟橋につけて、タクシーで湯の本温泉、焼き肉のうめしまで夕食をとり、15日朝8時に出航、12時30分にマリノアに無事到着して、海の日の連休、壱岐レース本部艇クルージングが終了しました。

本部船運営記。6月第4レースの本部艇は「Bambino」さんでした

2013年7月03日

博多ヨットクラブのレースでは、本部艇は原則として会員艇が持ち回りで担当しています。

レース本部艇の一日は、レース当日の午前8時45分頃にハーバー2階の「クルーザーオーナーズラウンジ」に集合。レース委員長と話し合って、当日の気象状況によりレース開催か中止を決定。開催の場合は受け付け用のテーブル・イスをセットして、「受付七つ用具」(出艇申告書、筆記具、釣り銭、領収証、レース時計など)をセットします。またレース委員長と相談して当日の「レースコース」を決定しホワイトボードに書き出します。併せて、本部艇にマークブイ、信号旗、音響信号器などを積み込みます。レース受付時間は午前9時から午前10時まで。午前9時直前と9時半頃、10時前の3回、1階事務室の放送設備でレース受付の場内アナウンスを行います。10時に受付を閉鎖して遅くとも10時15分までには出港して、スタートラインの設置に向かいます。コースは概ね博多湾口に浮かぶ「玄界島」方向になるので、風向を見極めながらライン上の有利・不利が大きく出ないように慎重にスタートラインを設置します。小戸沖からは「玄界島」は北北西の方向にあるので、北寄りの風のときは比較的ラインが設定しやすいのですが、東や南の風だとラインの設置に気を遣います。ラインを設置し終わったら各種信号旗やフォグホーン、時計、タイマーなどの点検を行い、スタート5分前の「予告信号」、4分前の「準備信号」、1分前、スタートと進んでいきます。スタートでリコール艇があればただちに長音一声とX旗掲揚、リコール艇が多数で個別確認ができないときは長音二声と第1代表旗を掲揚して再スタートの準備に備えます。本部艇をしていてスタートのこの瞬間はいつもハラハラドキドキです。リコール艇が出ないように、ましてや「ゼネラルリコール」には絶対にならないでくれといつも手を合わせて拝んでいます。一旦スタートさせたらしばらくは本部艇も天国です。そのままレース艇が帰ってくるまでコクピットで宴会をしても構いませんし、アンカーを上げてその辺をクルージングしても構いません。能古島に入って島の食堂でランチを楽しむこともできます。レースにはない本部艇の楽しみ方も沢山あります。

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参加艇受付

 

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レースコース

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Bambinoの皆さん

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オールフェア。きれいなスタート

 

 

 

 

 

 

 

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きっちりタイムを取るぞ

6月16日(日)の本部艇は「Bambino」さんに担当していただきました。梅雨の中休みとはいえ朝から晴天で、北北西の風、風速7~14ノットと絶好のセーリング日和になりました。かっ飛びのレース派で過去に何度も年間総合優勝を果たされている「Bambino」さんですが、今日はレースのお世話役に徹します。今日のコースは博多湾口・玄界島の西側の「クタベ瀬」の黄色ブイを時計回り、距離は11マイルです。エントリー数はオープン参加を含む全16艇。26フィートの小型艇から44フィートの大型艇まで多彩です。午前11時にスタート信号を発しましたが、リコール艇もなくオールフェアのきれいなスタート。ほっと一安心です。今日は風がいいので3時間くらいで全艇フィニッシュできそうです。全艇フィニッシュ後は練習のためセールをセットしておきます。12:55にトップの「Suru Sumi号」がフィニッシュ。そのあとを40フィート級の大型艇が次々とフィニッシュします。13着までは2~5分くらいの差で次々とフィニッシュしてきますのでタイム取りも気が抜けません。14着の艇は15分遅れ、2分後に15着の艇がフィニッシュ。さあ、あと1艇。絶好のセーリングコンディションなので、こちらも本部艇業務を終えてフルセールで練習をしたいよー。早く帰ってきてくれ。14:12に最終艇が無事にフィニッシュ。CIMG0309

[以下は本部艇メンバーの感想です]

6月16日の第4レースは、梅雨とも思えぬ晴天に恵まれスタート時はいい風が入ってきました。普段レースでエントリーしている時以上に5分前の予告を迎えるのは緊張しました。多少風の振れがあり全艇本船寄りの上側のスタートとなりましたが、ほぼいいスタートラインが引けたかと思います。4分前のP旗掲揚時にはさらに緊張感が増しておりましたが、1分前にはまだ全艇ラインまで余裕があったので無事オールフェアでスタートさせることができ、本部船としてはホッとしました。スタート後、全艇が行く先のクタベ瀬の靄の中に消えていくのを見送った後、まずはみんなでビール他で乾杯しました。その後風もずっと続いていたので、おそらく2時間くらいでトップ艇が入ってくるだろうと思い、遠くにスピンが上がるのを今か今かと見ていたところ、1時間半を回った頃から靄の中からスピンが見え始め、思ったよりも早くトップ艇のSuruSumiがフィニッシュしてきました。実はスタート前、SuruSumiのスキッパーに「ファーストホーム待っとくぜ!」と、激励の声をかけていたんですが期待通りトップで帰ってきました。久しぶりの本部船の運営は緊張しましたが、また違った視点からレースを見ることができていい経験でした。なによりも、お天気といい風に恵まれました。この風でレースに出ることができなかったのがちょっと残念でしたが。 【Bambino  N氏】

今回のコースはクタベ瀬時計回り、参加艇は16艇(うち1艇はオープン参加)であった。本部艇はBambinoが担当した。梅雨の時期とはいえ全くそれを感じさせない好天に恵まれました。しかし、出航前のハーバーでの感覚では風はあまり強くなく、また干潮からの向かい潮による長丁場のレースになりそうな予感もあったが、徐々に北よりの風が吹きはじめ絶好のレース日和となった。5分前の予告信号ののち、11:00のスタート信号と共に全艇一斉にオールフェアにてスタートした。海上は、かの国から飛来するPM2.5による影響なのか遠方の視界が悪く、レース参加艇の船団はあっという間に視界から消えていった。~~~クタベ瀬付近での無風・向かい潮による影響を懸念していたが、その影響は少なかった様であり、スタートから2時間足らずで先行艇が揚げたスピンセールが見えてきた。ファーストホームはDragon-Gate Suru Sumi(Xp-44)であった。その後、Second Love(Farr395)、May be(Elliott40)と続いた。スタートから3時間を少し過ぎたところで全16艇が帰還し、我々本部艇もマークを回収した後にハーバーへ戻り、無事にレースを終了した。 【Bambino  M氏】

HYCレースに出始めて初の本部艇運営でした。ディンギーのレースの運営のようにマークを何ヵ所も打つこともなかったし、スタートラインは絶妙な長さと高さで1発でスタートさせることができ、スムーズにいって良かったなと。もっと前もって準備をできてればなお良かったのかなと反省点もありました。レースとは違った見方もできて楽しかったが、やはり乗って競い合う方が面白いのかなと感じました。 【Bambino T氏】

 

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