アメリカズカップ・ワールドシリーズ福岡大会情報2

2016年11月08日

アメリカズカップ・ワールドシリーズ福岡大会まであと10日あまりとなりました。大会をサポートするローカルホストオーガナイザー(LHO)ではFSAF福岡県セーリング連盟を中心としてレースエリア・チームを運営しますが、詳細なオペレーションマニュアルの説明会が11月6日(日)午後6時から福岡市ヨットハーバーで行われました。

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11月12日(土)にはRD(レガッタ・ディレクター)アシスタント、メラニー・ロバートソン指揮による本番さながらの総合練習をレース予定海面で実施するため、MB:マークボート、SB:ステークボート(警戒船)、CM:コースマーシャル(移動警戒船)、MD:メディカルボート(医療サポート)の業務や無線連絡体制など詳細な説明がありました。出席したレースエリア・チームの船長たちは、目前に迫った大会に向けて真剣に説明を聞いて、自分が担当する業務に遺漏が無いように気持ちを新たにしていました。

レース海面は、当初より北側部分が若干カットされ、警戒船配置エリア内にコースが設定されます。当日の風向によりスタートライン、回航マークの設置位置は変更になりますが、フィニッシュラインは陸上イベント会場を設置する地行浜の沖合になるとのことです。一般観覧船は、警戒船配置エリア内には絶対に立ち入らないこと、観覧場所は配置図の「赤ピン」で示されたStake-3S~Stake-6N~Stake-9Sの外側にアンカリングして観戦してくださいとのことです。

 [警戒船配置エリア pdf.]

また、18日(金)~20日(日)、小戸の福岡市ヨットハーバー及び西福岡マリーナ・マリノアから、レース艇(AC45F)や各種の運営艇がレース海面間を往復します。AC関連艇航行エリア図の「緑線」の航路を航行しますので、一般観覧船は衝突事故などないように注意をお願いします。[AC関連艇航行エリア pdf.]

18日(金)のオフィシャル・プラクティス、19日(土)・20日(日)のレーススケジュールが固まりましたのでお知らせします。 [オフィシャル・プラクティス pdf.] [レース日程 pdf.]

一般観覧船の事前登録は、200隻を超えるヨット、モーターボートが登録を済ましているとのことです。基本的にはレースエリア外の観覧エリアにアンカリングして観覧するようにとのことです。11月18日(金)~20日(日)は福岡海上保安部がレースエリアを「通行禁止」にして、レース運営旗を掲揚しているレース運営艇以外の観覧船の通行を厳しく制限するとのことです。制限時間は18日(金)12:30~15:00、19(土)・20日(日)12:30~14:30です。

カップホルダーのアメリカチームですが、代表艇のオラクル・チームUSAが、全長50mを超すメガヨットをハワイから回航して、既に西福岡マリーナ・マリノアに入港しているとのことです。200フィート近い巨体がマリノアに係留されている光景を見てきました。これだけ大きなヨットは日本にはないでしょう。さすが世界の大富豪が所有するヨットは桁外れです。艇名は「あさひ」とあり、オラクルのCEO、ラリー・エリソンは日本贔屓なのでしょうか。

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