子供たちのクルーザー体験セーリング

2019年7月08日

博多ヨットクラブの新規事業として2016年からスタートした「Cross Over事業」の一環でジュニアのクルーザー体験を行っています。日頃クルーザーに触れ合う機会がない子供さんたちにヨットの楽しさを肌で感じてもらい、若いセーラーが育っていくことを期待して体験セーリングを実施しました。福岡市ヨットハーバーが実施する子供さんや親子向けのヨット教室などへの参加者を対象に、クラブとして積極的に協力していこうというものです。

7月6日(土)は福岡市西区壱岐校区の子供会から小学生27名と引率の親御さん9名の計36名が6艇のクルーザーに分乗してセーリングを楽しみました。10時からクラブハウスでハーバー職員から乗船にあたっての注意事項を聞いて、協力していただく各ヨットの船長さんの紹介の後、各自ライフジャケットを着用してヨットに乗船しました。博多ヨットクラブからはいそしぎチームの“MOANA(高橋艇長)”、“Altair(近藤艇長)”、“ZEPHYRUS(明石艇長)”の3艇が協力し10:30に出港しました。

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梅雨前線の動向が非常に気になっていましたが、九州南部地方に豪雨をもたらした前線が一時的に南下し、奇跡的に好天に恵まれ、12~16ノットの北の風がコンスタントに吹く絶好のセーリング日和となりました。、小戸沖は九州インカレでたくさんのディンギーが海上に出ていたため、小戸を出港してすぐにセールを上げて、ディンギーレースに邪魔にならないように東に針路を取り、百道浜沖を福岡タワー、ヤフオクドーム方面に向かいました。各艇ジブセールも上げて快調に走り、時折り18ノット近いブローが入って大きくヒール(傾く)すると、、子供たちからワーワー、キャーキャーの歓声が飛び出しました。元気のいい女の子は、風下側に移動して裸足になって足を舷側から突き出し、足で波をすくってこれまたワーワー、キャーキャー。ちょっと意地悪してブローが入ったときにメイントラベラーを風上にグーッと引き上げると、一層ヒールしてお尻もびしょびしょ濡れ、これも楽しそうで大満足していました。1時間ほどのセーリングでしたが、風だけで豪快に疾走するヨットの醍醐味を経験し、12時前には全艇無事にヨットハーバーに帰港しました。

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夏休みに入ると福岡市ヨットハーバーでは子供さん向けの事業が目白押しなので、博多ヨットクラブとしてもできる限り協力していく予定です。現在の予定は7月20日(土)、27日(土)、8月31日(土)のいずれも午前、午後の2回、市政だより等で一般公募の親子が対象です。会員艇のオーナーの皆さん、ご協力をよろしくお願いします。


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