9月30日(日)に予定していました「故 高木 裕氏を偲ぶ会」は、現在日本列島に接近中の大型で非常に強い台風24号が列島直撃のコースを取ることから、参加される皆様の安全を最優先に考え、誠に残念ではありますが中止となりました。
JSAF特別加盟団体の福岡ヨットクラブ主催で、10月7日(日)~8日(月・祝)の日程で「2018九州ミドルボートカップ・ヨットレース」が開催されます。現在参加艇を募集中ですので、レース公示をご覧の上お申し込みください。
日本を代表するプロセーラーの高木 裕 氏が去る7月16日にご病気でご逝去されました(享年58歳)。
博多ヨットクラブでは、会員艇のHumming bird Ⅴのヘルムスマンとしてレースに参戦し、またクラブ主催のセーリング講習会では会員のセーリングのスキルアップにご尽力いただき、会員懇親会にも積極的に参加されて、セーリングに関する豊富な知識を伝授していただくなど、大変ご貢献いただきました。故人のあまりにも若すぎるご逝去は、我々セーリングを愛する者にとりまして誠に残念でなりません。
この度、有志により「高木氏を偲ぶ会」を催しますので、生前高木氏とご縁がありました皆様にお集まりいただきたくご案内いたします。詳細は添付ファイルをご覧ください。
日時 平成30年9月30日(日) 午前10時から
場所 福岡市ヨットハーバー 2階ラウンジ
※ 平服でお気軽にご参加ください。 [高木裕氏を偲ぶ会の御案内]
《高木 裕(ユタカ)氏の略歴》
大学時代にインカレ優勝、インカレ470級個人優勝、学生で初の470級全日本チャンピオン。
国体優勝、アジア選手権優勝、ワールド7位、ロサンジェルスオリンピック470級日本代表11位。キールボートではジャパンカップ、パールレース、沖縄-東海レースなどで優勝多数。国際レースではハワイ・ケンウッドカップ、豪・シドニ-ホバートレース、米・トランスパックレース(ロサンジェルス→ホノルル)、チャイナシーレース(香港→マニラ)などに数多く出場し優秀な成績を残す日本を代表するセーラー。博多湾では主に“Humming bird Ⅴ”のスキッパーとしてレースに参加。
今年で41回目となる伝統の「小戸カップ」。毎年9月の第1日曜日開催として今年は9月2日(日)に開催されました。博多ヨットクラブ2018年シリーズ・第7レースと合同開催です。
大きなヨットから小さなヨットまで、ギンギンのレース艇からクルージング艇まで、みんなが楽しんでなるべく多くのヨットに入賞の機会があるようにA~Dの4クラスに分け、各クラス1位~5位まで、合計で20艇に賞を準備しています。また参加艇間の交流を図るためにレース後にディンギーヤードで「BBQパーティー&表彰式」も予定。さらに福岡市ヨットハーバーでは遠来艇の参加を促進するために、大会当日の前後2週間をゲストバースの係留代を無料にするサービスを実施。今年は県外からの参加も含めて43艇が参加し、9:30からクラブハウス2階で開会式、艇長会議を行いました。
秋晴れの絶好の博多湾。11:00に北東6ノットの風の中、リコール艇なしのきれいなスタートでレースが始まりました。コースは小戸沖をスタート・フィニッシュとして、能古島北の第1マークを反時計で回わり、博多湾西岸の海づり公園沖の第2マークを反時計で回る8マイル。波もほとんどなく、中盤からは8~9ノットの安定した風が吹き、初秋の博多湾で快適なセーリングが楽しめました。ファーストホームは12:03:52に“K.CONTESSA 風と虹”が、最終フィニッシュは“TINA”の13:29:00で全艇タイムリミットの14:00:00内にフィニッシュできました。
一段落したところでレースの表彰式が始まり、Dクラスから順にAクラスまで、各クラス修正5位から順に1位まで表彰を行い、協賛いただいた多くの企業様から博多-韓国・釜山間のペア乗船券や折りたたみ自転車など豪華賞品が多数贈られ、全体の総合優勝艇には福岡市長杯が授与されました。シーズン半ばの初秋のひととき、日ごろの疲れを吹き飛ばす楽しいパーティーとなりました。
各クラスの優勝は、Aクラス“麻里絵”、Bクラス“Bambino”、Cクラス“MARIL”、Dクラス“いそしぎ”、そして総合優勝(福岡市長杯)は“Bambino”でした。
〈麻里絵〉 〈Bambino〉 〈MARIL〉 〈いそしぎ〉
今年の小戸カップも事故もなく大盛会のうちに無事に終了しました。レース主催者は、小戸カップをタモリカップに匹敵するようなビッグイベントに育てていきたいとのことで、来年は60艇、70艇と参加艇が増えることを期待しています。九州一、いや西日本一のお祭りヨットレースにしましょう。毎年9月の第1日曜日は博多湾に集結!!大会事務局の皆さん、本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。 [2018小戸カップ成績表]
8月26日(日)に開催された第25回ハウステンボスカップ・ヨットレースにおいて、HYC会員艇が大活躍しました。
Aクラス優勝“MALOLO”、Bクラス優勝“Bambino”、ショートコースクラス優勝“Whispering Jack”。皆さん、おめでとうございました。
今年で41回目を迎える伝統の「小戸カップ」。博多湾で開催される最大のヨットイベントです。昨年は50艇のクルーザーが参加して博多湾でのセーリングを楽しみました。レース終了後は参加艇間の交流・懇親を図るため表彰式を兼ねた「BBQパーティー」を行います。
表彰もスピン・ジェネカー無しのクラス、IRCクラス、CRクラスもいくつかに分けて、なるべく多くのヨットに賞を授与します。参加申込み等詳細は下記のレース公示をご覧ください。参加申込み期限は8月24日(金)までとなっています。
なお、昨年と同様にHYCシリーズレース参加艇にあっては第7レースの位置付けをしていますので、当日はHYCレースとのダブルエントリーとなります。
2018年7月30日付でヨット“Marica 5”(マリカ ファイブ)さんが博多ヨットクラブに入会されました。艇種は「Magic 25」でホームポートは小戸の福岡市ヨットハーバーです。長いバウスプリットに大きなジェネカーを展開する快速艇です。Nオーナーより入会に際してコメントをいただいていますのでご紹介します。
「皆さんこんにちは、この度博多ヨットクラブに参加させていただくことになりましたMarica5の中島と申します。よろしくお願いします。
チーム名の由来と致しまして、僕の好きな女性の名前がマリとリカだったこと、ギリシャ語でローマの水の精霊を意味することからMaricaと名付けました。5は25フィートで5の二乗です。チーム結成から今年で4年となりますが、経験者は私がちょっとだけでクルーは未経験でした。しかし、最近はメキメキと実力をあげ自慢のクルーとなりつつあります。フルハイクで水も飲めない中よく頑張るなと感心しております。また、スプライスは得意ですので、ソフトシャックル、テーパーなど何なりとお任せください。ちゃちゃっと作ります!
先般の壱岐ヨットレースにおいて初めて博多ヨットクラブの楽しいヨットレースに参加させていただきありがとうございました。また、当方の整備の悪さからMay beさんZEPHYRUSさん、他の皆様にご迷惑をおかけしたことをこの場をお借りして心よりお詫びいたします。こんなチームですがクラブ員として頑張っていきますので、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。 Team Marica 中島 崇」
今年の夏は特に暑く、連日35度以上の猛暑日が続きます。8月4日(土)の第6レースは、暑い夏の日差しを避けて夕涼みがてらレースをしようという趣旨で続いている午後7時スタートの恒例のイブニングレースです。予報では北西の風で夕方から夜にかけて風が落ちていくとのことで、コースは、小戸沖をスタートして能古島を時計回りに回って東側のハツ瀬検疫ブイを反時計で回って帰ってくる全長9マイルの短めのコースとしました。
今日の本部船は“Le Grand Bleu 9”さんが引き受けていただき、16:30にはメンバーが集合して、マークブイや信号旗などの運営用品を船に積み込み、17:00からレース参加受付をしました。日中のあまりの暑さに皆さんバテ気味なのか、エントリーは9艇と少なめです。ハーバーの風速計では8~10ノットの風が吹いていますが、徐々に落ちていく傾向です。18時過ぎにはレース参加艇も1艇、2艇と出港して行きました。まだ日差しはかなり強いですが、海に出ると6ノット前後の風を受けて随分と涼しく感じます。また西の空には真っ赤な夕日が眩しく輝いています。フィニッシュまでこの風が吹き続けることを祈るばかりです。19:00ちょうどにスタート信号が発せられ、オールフェアでレースがスタートしました。スタート直前に風が西に振れたため、スタート直後にタックしてポートタックで走る艇、スタボードタックでそのまま少し伸ばしてタックする艇に分かれましたが、風が少し前に回ったため、早めにタックした艇は能古島西側の岩礁地帯を交わせずに再度タック。能古島北端を回ってハツ瀬検疫ブイを目指す頃にはすっかり日も落ちて、福岡タワーやヤフオクドームなど陸地の煌々とした明かりに向かって船を走らせました。予報では20時頃から風は4→2ノットと落ちていくとなっていたが、6ノット前後の風が吹いているためとても涼しく感じて気分爽快です。トップの“Humming bird Ⅴ”は時間30分でフィニッシュ。しかしながら21時過ぎ頃から徐々に風が落ちていき、最後尾を走っていた“Notari 3”は残念ながら22時のタイムリミットまでにフィニッシュすることはできませんでした。
暑い、暑い夏の一日、航海灯を点灯しての年に一度のイブニングレース。真っ赤な夕日を受けての納涼ヨットレースでした。本部船の“Le Grand Bleu 9”さん、ご苦労様でした。
[以下は本部船「Le Grand Bleu 9」のKオーナーからのレポートです]
波も風も穏やかの中、イブニングレース本部船スタートです!(数名は呑む気満々です!)
スタートラインはベストな高さで打つぞ~って気合い入ってます。スタート数分前に、おもいっきり西にふれてガックリ、アウター有利のスタート!アウターからMay be、Humming bird Ⅴがポートタックで飛び出していきます・・・サッ! 後は夕日を眺めながらの、納涼船に早変わり。全艇フィニッシュするまで呑むぞ~!(数名は素面、笑)
暗闇の中、見えてきたのはHB艇!後続艇を お~きく離してフィニッシュ。その後、後続艇も次々にフィニッシュ!段々と風も落ちてきてます。1艇残して残念ですがタイムリミット。海風に吹かれ夕日を眺めながらの冷えたビール、仲間が作る危ないカクテル、最高でした!ワイワイ・ガヤガヤの本部船は、無事に終了する事ができました。
会員艇”Summertime”の牧氏より、ご自身も参加される瀬戸内海クルーズのお誘いがありました。関心のある方は末尾の問い合わせ先にご連絡ください。
この度、瀬戸内海クルーズを行う事になりました。穏やかな瀬戸内海をヨットで巡ります。穏やかでありながら潮流の変化が激しいとてもテクニカルな海域で、瀬戸内海の島ののどかな歴史や風雨系と触れ合いながらヨットを学ぶツアーです。
日程、プラン
10月5日 尾道海の駅集合(ヨットにて前泊可能)
10月6日 尾道出航 北木島(お笑い芸人千鳥大吾の育った島。大吾の実家を見に行きます。ゆうこうマリン見学。北木島サイクリング。夜ヨットにて鍋パーティー。ヨット宿泊)
10月7日 小豆島(マルキン醤油工場、古い町並み、二十四の瞳映画ロケ地、オリーブ園など・・・夜、実費にて国民宿舎宿泊。温泉や瀬戸内の魚料理を堪能)
10月8日 松島(瀬戸大橋の東側にある小島、現在は75歳のおじいちゃんとおばあちゃんが2人だけで守っている離島。先日テレビにも紹介された。何かお手伝いにいきます。)
その後、本島に移動(瀬戸大橋の西側にある離島。古い町並みが残っている貴重な島。ここも過疎化問題に悩んでいる島で、日本の古民家が非常にいい状態で残っている島)
夜は実費にて「民宿やかた船」に宿泊予定。古民家の一棟貸しの民宿。瀬戸内の懐石料理
10月9日 ゆげ島(新しくリニューアルされたゆげ海の駅「ふらっと」を見に行き、ゆげ島の人気温泉で温泉に入って瀬戸の風情を堪能)その後、尾道帰港。そのまま帰ってもいいし、翌早朝まではヨットで宿泊可能。
費用 3泊4日 74520円(税込)ヨット宿泊、燃料、係船料など諸経費含む。宿泊費、移動費、外食費、入場料、入浴料などは実費になります。食材等、買い出し分は人数で割り勘。
募集定員 6名まで。
問い合わせは:沖縄Marine Drive 武田隆治 090-3370-6789 nineauto@gmail.com まで。
7月28日(土)はクルーザ体験セーリング第2回目がありました。福岡市ヨットハーバーが主催する「親子クルーザー体験セーリング事業」にクラブとして協力しているもので、今回も市政だより等の公募で集まった35家族93人が5隻のクルーザーヨットに分乗して博多湾をセーリングしました。初めに会議室でハーバー管理事務所の職員から乗船上の注意事項の説明があり、協力してくれる5隻のクルーザーヨットの船長さんの紹介がありました。その後全員がライフジャケット(救命胴衣)を着用して記念撮影後、各船長さんの誘導で乗船するヨットに向かいました。
博多ヨットクラブからは会員艇の“Jetta(近藤艇長)”といそしぎチームの“MOANA(坂田艇長)”が協力し、元気いっぱいの子供たちと保護者のお父さん、お母さんが午前・午後に分かれて乗船しました。夏空が広がる博多湾を午前の部は50人の親子が、午後の部は43人の親子が夏の博多湾を満喫しました。、初心者にはちょっと強い13~15ノットの風の中、風だけで走るヨットの爽快感を身体で感じ、皆さん楽しそうにしていました。この中から将来のセーラーが育ってくれることを期待しています。ご協力いただいた“Jetta”さん、“MOANA”さんありがとうございました。