9月1日(日)に開催された「小戸カップヨットレース・クルーザークラス」において、HYC会員艇が上位を独占しました。
台風15号の影響で秋雨前線が刺激され終日雨模様の天候の下、「小戸カップヨットレース」が開催されました。クルーザークラスには35艇がエントリーし、午前11時に1~2ノットの微風の中スタートしました。コースは小戸沖をスタートして能古島を時計回りで回って、能古島東側のハツ瀬検疫ブイを反時計で回って小戸沖にフィニッシュする約9マイルのコースでした。途中から北東~東の8~10ノットのいい風が吹き出し“Second Love号”が1時間40分ほどでファーストホーム。後続の各艇も次々にフィニッシュラインを切って、タイムリミットの午後2時までに27艇がフィニッシュしました。
修正順位では、1位“Second Love号”、2位“May be号”,3位“ZEPHYRUS号”で、そして4位以下11位までもHYC会員艇が独占し、HYCポイントレース参加艇のレベルの高さを証明しました。小戸カップヨットレース結果はこちらをクリックしてください。 (2013年小戸カップレース結果PDF)
8月25日に開催された第20回ハウステンボスカップヨットレースにおいて、HYC会員艇の“Second Love号”がファーストホームで総合優勝を達成しました。これまで何度も挑戦しましたが過去の戦績は総合2位が最高位でしたので、Sオーナーはじめクルーの皆さんの喜びもひとしおだったことでしょう。本当におめでとうございます。同じく会員艇の“Humming bird号”も総合2位となり、博多のレベルの高さを証明しました。
「タモリカップ福岡」の参加申込み期限まであと1週間となりました。参加をご検討中の皆様におかれましては早めの申込みをお願いします。大会事務局においても、開催準備に向けて細部の詰めに入っているところです。企画内容について大会事務局より仕入れた情報をお知らせします。
福岡大会のパンフレットを製作中です。パンフレットには参加艇の紹介も載るようです。参加艇の安全のために太宰府天満宮様による安全祈願も行われるようです(どのような形で行われるのでしょうか)。表彰については各クラス1~3位と全体を通しての総合優勝もあるようです。また特別賞として「パフォーマンス賞」も考えているそうで、これはタモリ大会名誉会長前を洋上パレードする各艇を審査して決定されるようです。レースのスタートはタモリ大会名誉会長が行われるそうです。
レース後の表彰式、BBQパーティーですが、司会はTNCテレビ西日本の素敵な女子アナが行うそうです。タモリ大会名誉会長はBBQパーティーの最後までお付き合いされます。BBQパーティーは全員着席スタイルで、各テーブルにBBQコンロがセットされ、お肉などの食材を各テーブルごとに参加者ご自身で焼くようにするとのことです。
「タモリカップ福岡」については急な開催決定にも関わらず、今のところ40艇を超える参加が見込まれています。9月1日に開催される「タモリカップ横浜」の192艇には及ぶべくもありませんが、遠くは兵庫県、広島県からも参加申込みをいただいており話題性の高さが伺えます。8月31日の参加申込み期限までまだ日にちがありますので、「日本一楽しいヨットレース」にあなたも参加してみませんか。
9月1日(日)のHYC第7レースは、小戸カップヨットレースと合同開催です。参加受付は当日の午前9:30からクラブハウス1階の「小戸カップ受付」で行いますので参加申込みをしてください。基本参加費は3,000円(Tシャツ3枚、お楽しみ抽選会くじ3本)、乗員が3名を超え、なおかつTシャツ等も必要な場合は、追加費用として1,000円/1人となります。1階での受付が終了したら2階に上がってHYCの参加申込みをします。参加費は1,000円/1艇です。二度手間になりますが、よろしくお願いします。なお、開会式が午前10:00から行われますので、開会式への参加もお願いします。 レースコースは、小戸カップ事務局で決められますが、小戸沖スタート→象瀬・外→ハツ瀬検疫ブイ反時計→象瀬・外→小戸沖フィニッシュの8~9マイル程度の予定と聞いています。 9月15日(日)のHYC第8レースは、「タモリカップ福岡」と相乗り開催となりますので事前申込みが必要となります(8月31日まで)。当日の受付はしませんので、2013年HYCレースに参加している艇にあっては必ず期限までに参加申込みを行ってください。よろしくお願いします。 なお、両レースともそれぞれの大会事務局が本部艇運営を行いますので、HYC会員艇の本部艇運営はありません。
「タモリカップ福岡」の大会実施要項、参加申込書、出艇申告書の様式は下記からダウンロードしてください。参加申込書は大会事務局へFAX送信してください(参加費の振込もお忘れなく)。参加申込みは8月31日(土)までとなっています。出艇申告書は9月14日(土)17:00からの艇長会議前に提出してください。
9月15日(日)に開催される「タモリカップ福岡」まで1か月あまり。現在参加申込みを受付けています(8月31日まで)。8月16日現在での申込数は12艇で、まだまだ出足が鈍いようです。遠くは兵庫県や広島県からも申込みがあっています。博多ヨットクラブからは、「May be」、「Suru Sumi」、「OLIVE」、「Little Wing」、「ZEPHYRUS」、「Free style」の6艇が申込みされています。「タモリカップ福岡」は博多ヨットクラブ定例の第8レースと相乗り開催のため年間成績に反映されます。定例レースに参加されている各艇は早めの申込みをお願いします。これまで定例レースには参加したことがない会員の皆様も、この機会にぜひ「日本一楽しいヨットレース」に参加して、タモリさんと一緒にレース後のバーベキューパーティーで盛り上がりましょう。大会オリジナル特製キャップやTシャツも見逃せません。なかなか素敵なデザインですのでぜひ手に入れましょう。
大会当日の予定は大会実施要項に記載の通りですが、西福岡マリーナ・マリノアでタモリ大会名誉会長の前を参加各艇が洋上パレード。その後小戸沖に移動して、小戸沖に設定されたスタートラインをスタート、能古島西側の“象瀬”を反時計、宮浦沖に設置されたマークブイを反時計に回って小戸沖に帰ってくる約8マイルほどの三角コースの予定です。風にもよりますが1時間~2時間半くらいのレースでしょう。レース派の皆様には物足りない距離でしょうが、本大会のメインは午後3時からの表彰式&バーベキューパーティーですのでご理解ください。
津屋崎や熊本からも参加の声が聞こえています。博多湾以外の水域からの参加もお待ちしていますのでよろしくお願いします。
9月1日に開催される「タモリカップ横浜」は本日(8月11日)が参加申込み締切になっていますが、昨日の時点でなんと180艇を超える参加申込みがあっているそうです。レース当日はさぞや壮観な眺めでしょうが一体どうやってスタートさせるのでしょう。大会運営本部も大変だとお察しします。
さて、9月15日開催の「タモリカップ福岡」ですが、急な開催決定もあって大会告知が遅れ、現時点では参加申込みが少ない状況です。昨日の時点で、正式申込みはまだ5艇という状況です。遠く兵庫県と広島県からも参加申込みがあっています。また博多ヨットクラブ会員艇は1艇だけです。博多ヨットクラブ第8レースと相乗り開催となったため、クラブの定例レースに参加している約20艇あまりはこれから参加申込みされることと思いますが、大会実行委員会もボランティアでお世話されていますので、なるべく早めの参加申込みをお願いします。
アフターレースのバーベキュー(BBQ)パーティーですが、BBQのタレはなんとタモリさんの手作りだそうです。福岡市ヨットハーバーの台所で、タモリさん秘伝の調味料を自ら調合して作られるそうです。楽しみですね。それから、ビールもこだわりのものだそうです。BBQに合わせた特別のビール「タモリカップビール」が供されるとのことです。
本大会はレース派、ブルーウォーター派の別なく、順位を競い合うことよりもヨットとBBQ、そしてサルサの鼓動をタモリさんと一緒に満喫しようという海の一大カーニバルです。HYC会員の皆様でこれまでレースなんか出たことないという方も心から楽しめる一日になると思いますので、ぜひともご参加をお待ちしています。大会実行委員会としては60艇ほどの参加を期待しているとのことですのでよろしくお願いします。大会実施要項や参加申込書、出艇申告書などはHPからダウンロードできますのでネットで「タモリカップ福岡」で検索してください。
本記事をご覧になっている福岡近郊、津屋崎や北九州、唐津、長崎のクルーザーの皆さん、ちょうど三連休の中日でもありますしこの機会に博多にお出でになりませんか。福岡市ヨットハーバーでは、大会当日を含めて1週間の無料繋留をしていただけるそうです。それよりも長期になる場合は個別にハーバー事務所にご相談ください。
先月7月に博多ヨットクラブに入会された一番新しい会員さんを紹介します。「KANALOA」号という39フィートのクルージング艇です。艇名の由来などをお聞きしましたのでご紹介します。ホームポートは小戸です。
先ず艇名の「KANALOA」は、南太平洋の海の神の化身“カナロア”からのネーミングだそうです。オーナーは5名で、その他の仲間が5名、全員が小戸のディンギークラブ「OSSC」の会員さんです。OSSCでディンギーに乗る傍ら、2年間ほど26フィートクルーザーで練習をされ、2年ほど前に現在の艇を購入されました。艇を決めるときに、レースはディンギーで十分楽しんでいるので、クルーザーはゆっくり、のんびりクルージングできるサイズがいいなということから、ジャヌーのサンチャーム39ftを購入されたとのことです。
活動はほとんど毎週のごとく出艇し、ビールを片手に遊んでおられるとのこと。クルーザーを所有してから1年8か月ほどしか経っていませんが、韓国のトンヨンレース参加、呼子、壱岐、対馬、平戸の温泉巡りや魚釣り、夏はビールサーバーを持ち込んだナイトクルーズ、そして33日間をかけて九州一周をされるなど、ヨットライフを満喫されています。
コクピットにはしっかりした「ビミニトップ」が装備されていますが、なんと、ステンパイプの設計からキャンバスの縫製まですべて手作りだそうです。いやー、見事な出来映えです。工作自慢のメンバーさんがいらっしゃるのでしょう。今後も艇の整備は極力自前でされるそうです。
8月第6レースは、暑い夏の日差しを避けて午後7時スタートのイブニングレースです。今回の本部艇は「翔風」さんに担当していただきました。午後5時からのレース参加受付を前にレース委員長を交えて本日のコースを決めます。今日は夕方になってもそこそこ風があり、西北西の風6~8ノットで、夜になってもあまり風は落ちないだろうとの予想で、博多湾口の「クタベ瀬」の黄色ブイ反時計回りに決めました。
[以下は本部艇「翔風」号のN氏からのレポートです]
壱岐レースに続いてのナイトレース。ナイトレースが、7月、8月と連続であるヨットクラブ。これもHYCの魅力かもしれません。
受付開始1時間前、メンバー集合し、まず本部艇運営役割分担。フラッグ掲揚、計時、フォグフォーン、メガフォン、そして写真の担当などを事前に決めます。昨年のイブニングレースは吉良氏に乗ってもらったので「お任せコース」で良かったのですが、今回は「運営マニュアル」をもとに受付からスタート、フィニッシュまですべて自前でやらなければいけません。吉良氏に甘えていたことを反省しつつ受付終了後、速攻出港。
参加艇数は、飛び込みオープン参加の1艇を加えて最終的に13艇。風速は10ノット。コースはクタベ瀬反時計。まず、アウターマークを打ち、その周りを少し回ってアンカーラインの出方をみます。シートが潮で流されていたら重りをつけてようと思ったのですがそこまでは至らず。確認ののち、今度は本部艇の位置決めです。スタートに安全な長さのラインを確保できるところまで移動して本部艇のアンカーを打ちました。
役割分担の最終確認を行い、5分前の計時担当のコールを待ちます。今回は、西風が入り全艇ポートスタートとなり、おとなしいスタートになりそうです。HYC旗掲揚、P旗掲揚。そしていよいよ1分前が近づいてきます。この時点で全艇、ラインまではまだ余裕があり、リコール艇はないことを確信。19:00きっかりに一発スタートに成功。オールフェア。本部艇としては、ほっと一息の瞬間です。
そして次は・・・。はい、速攻ビールと行きたいのですが、日が暮れる前に本部艇を動かしフィニッシュラインを短くしておかなければいけません。アウターマークをライトで照らすことが出来る位置まで本部艇を移動させ、再度アンカリング。ここまでしておけばOK. あとは宴会のフォグフォーンを鳴らすだけです。宴会で盛り上がること1時間。でも、昨年のクタベ瀬回航の際のトップ艇のフィニッシュ時間は1時間52分。本部艇もゆっくりもしていられません。うまくいけば、そろそろ沖に明かりが見えるころです。双眼鏡で玄界島方面を覗けば、やっぱり航海灯が見えます。やがてハミングバードⅤの姿が・・・。暗闇の中でジェネカーフィニッシュする大型艇はさすが迫力あります。アウターマークをライトで照らしながら、フィニッシュのタイム取り。そして、短めの長音一声。その後も次々とフィニッシュが続きましたが、22時を超えるころには本部艇付近の風も弱くなり、“後続艇よ、は~やく来い!!”と祈りながら最終艇の到着を待ちました。22:04に最終艇のフィニッシュを確認し、なんとか今日のお仕事を終えることができました。そして帰路についた頃には風も無くなり雨もぽつぽつ降りだしました。
「翔風」は、HYCに加入してまだ6年ほどです。経験が浅い船でもなんとか本部艇ができたのは、役員会・事務局のサポートがあったからです。5分前からスタートラインを切るまでの緊張感、全艇がスタートしたときの安堵感。そしてそれらとはあまりにも対照的なスタート後の宴会の解放感。こんな本部艇でレースを楽しむのものまた一つの方法ですね。
※今後の参考に事務局より一言・・・この時間になると沖に出ていたディンギーもハーバーに引き上げて障害物もないので、スタートラインはもっとハーバー近くでもよかったと思います。それからスタートラインの向きですが、北の風だと文句なしだったのですが、西寄りの風だったため、アウターマークが圧倒的に有利なラインとなりました。本部艇をもう少し北側に出していれば、 スタボードタックでラインを流せましたし、ラインエンドの有利・不利も解消されたと思います。