本部船運営記

本部船運営記。2021年第5レースは“AZUMI”さんでした。

2021年7月25日

7月18日(日)は2021年HYCシリーズレースの第5戦でした。5月、6月は新型コロナ緊急事態宣言でレースが開催できなかったので3か月ぶりのレース再開です。新型コロナもこのまま終息に向かってくれることを願うばかりです。当日の気象は曇りのち晴れ、気温は35度の猛暑予想。東南東から東の風で風速は6~8ノットという予報でした。今日の本部船は“AZUMI”チーム。前日の土曜日にマークブイや信号旗、フォグホーンなどの運営用品を船に積み込み、レース当日8時半にはチームの面々がハーバーに集合して受付準備を済ませてエントリーを待ちます。レース委員長外HYC役員も8時半には集合し、各種の気象情報を確認して今日はあまり吹かないだろう、Maxで10ノットくらいかと予想してコースについては博多湾口の机島南の「クタベ瀬黄色ブイ」時計回りコース(距離11マイル)に決定。9時前から参加艇の皆さんが次々に受付に来場して10時の受付終了までに19艇のエントリーがありました。皆さん、久々のレース再開に笑顔がこぼれていました。

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参加受付終了後、本部船メンバーは受付を片付けてスタートライン設置のために出港。海上に出ると意外と風が吹いていて、13~16ノットの東の風。11時のスタートまでこのまま風が落ちないように!今日は東の風なので、スタートラインを設置すると本部船からアウターマークの方向の風となり、アビームのスタボードタックのスタートになりそうです。参加艇も次々にスタート海面周辺に集結してきますが、どの艇も久々のレース再開に意気揚々としています。50フィートの“K.CONTESSA 風と虹”は、メインハリヤードシステムにトラブルでもあったのでしょうかメインセールが途中から上がらないようです。しばらく格闘していましたが諦めてマリーナに帰って行きました。無念のスタート前のリタイヤです。風もコンスタントに15~18ノット吹き続き、各艇ともフルセールでウォーミングアップを兼ねて走りを楽しんでいます。

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10時55分に5分前の予告信号、56分に4分前の準備信号が発せられ、スタートに向けて緊張感が高まってきます。風は東の風、16~18ノット。アビームのスタボードタックのスタートです。11時ちょうどにスタート信号が発せられ、リコール艇なしできれいにスタートが切られました。このまま風向が大きく変わらなければ、行きも帰りもアビームの走りになりそうです。スタート後に風が10度くらい後ろに振れたので、ジェネカーが次々に上がっていきます。レースには絶好のコンディションになりました。回航ポイントのクタベ瀬黄色ブイまでは一本コースになりスピード競争です。ブイ近くで風が少し前に回ったのか、先行艇団から次々にジブセールが上がりジェネカーが下りていきます。スタート後40分ほどでトップ艇がブイを回航。後続艇も次々に回航していきますがジブセールのままです。ぎりぎりジェネカーもスピンも上がらないクローズドリーチの風のようです。

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 コース終盤になって、風が少し横に回ったのか先行艇から次々にジェネカー、スピンが上がり、そのままフィニッシュです。12:18:02に34フィートの“Le Grand Bleu 9”が堂々のファーストホーム。12:18:28に32フィートの“May be”が2着、12:19:30に42フィートの“Humming bird Ⅴ”が3着、その後も後続艇が次々とフィニッシュし、12:57:16にビキニのお姉さん達を満載した“Altair”が最後にフィニッシュラインを通過して無事にレースを終了しました。何と2時間弱というハイスピードのレース展開でした。本部船を運営していただいた“AZUMI”チームの皆さん、強風の中を本当にお疲れ様でした。

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本部船運営記。2021年第2レースは“Second Love”さんでした。

2021年4月23日

4月18日(日)は2021年HYCシリーズレースの第2戦でした。昨年は3月第1レース、4月第2レースが強風、新型コロナで中止でしたが、今年は今のところ何とか開催できています。当日の気象は晴れ、気温は平年より若干低め、西北西から北西の風で風速は15~20ノットという予報でした。今日の本部船は“Second Love”チーム。船は整備のため上架しているので、知り合いのBENETEAU OCEANIS 36を借りての運営です。

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8時半過ぎにはチームの面々がハーバーに集合し、受付準備を済ませてエントリーを待ちます。今日のコースをレース委員長と相談して、いい風が吹くのでちょっと長めにしようと、博多湾口の机島時計回りコース(距離13マイル)に決定。10時の受付終了までに16艇がエントリー。本部船メンバーは受付会場を片付けてスタートライン設置のために出港しました。小戸沖の海苔網も撤去されて(10月~3月設置)海面はオープンです。強風の中ディンギーが練習していたので、少し沖合にスタートラインを設置。HYCレースではウエザーマークは設置しないので、今日の風向だとポートスタートになりそうです。参加各艇もセールを上げてウォーミングアップ。強風に備えてジブは№3を上げています。

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10時55分に5分前の予告信号、56分に4分前の準備信号が発せられ、スタートに向けて緊張感が高まってきます。風が少し北に振れてどうやらスタボードタックでスタートできそうです。11時ちょうどにスタート信号が発せられ、リコール艇なしできれいにスタートが切られました。当初の予報では西北西の風の中、回航ポイントの机島まではポートタックの一本コースになりそうでしたが、風が少し北に振れたため、何度かタックを返す走りとなり、東海面に伸ばす艇、反対に西海面に伸ばす艇と面白い展開になりました。スタート20分過ぎ頃に、50フィートの“K.CONTESSA 風と虹”のジブセールが下りました。どうしたのでしょう。しばらくするとUターンして戻っていきます。どうやらトラブルがあったようです。大型艇には絶好のコンディションだったのに残念です。

 風速は18~23ノット(Max26ノット)とコンスタントに吹き、大型艇は安定した走りでぐんぐん前に出ていきます。42フィートの“Humming bird Ⅴ”がトップで机島を回航し、すぐにスピンが上がります。その後を40フィートの“MALOLO”が続き、すかさずジェネカーが上がります。後続艇も次々に回航してジェネカー、スピンが上がっていきます。大きな風速や風向の変化もなく、ひたすらフィニッシュ目指して爆走です。

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 12:57:16に42フィートの“Humming bird Ⅴ”が堂々のファーストホーム。13:02:23に40フィートの“MALOLO”が2着、13:03:13に32フィートの快速艇“May be”が3着、その後も後続艇が次々とフィニッシュし、14:21:31に“Happy Holiday”が最後にフィニッシュラインを通過して無事にレースを終了しました。25ノットの前後の風の中、無理をせずに安全第一でジブでフィニッシュした艇もありました。賢明な判断です。修正順位では4着の“Windward Ⅴ”が優勝でした。ヘルムを取っていたのは、シドニー、アテネの両オリンピックの日本代表セーラーの佐藤麻衣子さんで、さすがにいい走りをしていました。本部船を運営していただいた“Second Love”チームの皆さん、強風の中を本当にお疲れ様でした。

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[以下は本部船“Second Love”のコメントです]

久しぶり本部艇を担当させていただきましたSecond Loveチームです。

本年の第2レースは、15〜20ノットオーバーの予報の中、レース旗やマークのグッズは前日から艇に積載し、いつでも出港可能な準備万端で臨みました。当日は、オーナー以下10名のメンバーで(レースでもなかなかフルメンバーが集まらないのに?)、受付班・出港準備班に分かれ気合充分です。

今回も10時の締切時間までに、第1レースと同じ16艇の参加艇がエントリーし、博多ヨットクラブレースの盛況ぶりが伺えるとともに、私達も責任の重さを感じ緊張感が増します。一方で、受付の開始と前後してN嬢率いる買い出し班も出発しましたが、なかなか戻って来ず心配していたところ、締切時間に合わせたように大量の食料を抱え、笑顔いっぱいに戻ってきました。(気合はここ?)

スタート位置もできる限り参加艇が集中しないように本部艇を高めに位置取りし、11時00分のスタートへ。強風下ではありがちなリコールを想定したうえでのカウントダウンでしたが、Little Wing艇のジャストスタートをはじめオールフェアの見事なスタートで、博多ヨットクラブの戦士達は真正面からの風向に挑んで行きました。

DSCN0272全てのレース艇がスタートした後の本部艇では、コロナ禍で年末年始も皆で飲食する機会を自粛していたこともあり、ご無沙汰していた昼食会の開始です。そんな船上には何処から仕入れてきたのか、暖かい本格的な焼き鳥類が数十本??(さすがN嬢、朝からナイス買い出し‼️)、時に大揺れする船上でのマスク会食は和やかに。

20ノットオーバーの中でのレースは、予想どおり1時間余りで先行艇が机島を回航する展開に。回航後はスピネーカーを見事に操り、ほぼレイラインで12時57分16秒にファーストフォームしたHumming bird Ⅴ艇が、14時21分には強風の中シングルハンドて善戦されたHappy Holiday艇が最終フィニッシュし、第2レースも無事終了しました。 皆様、強風の中、お疲れさまでした。

[追伸]出港時に進路を塞いでしまいましたS艇の皆様 ごめんなさい‍♀️ -Second Love 興梠-

本部船運営記。2021年第1レースは“MALOLO”さんでした。

2021年4月04日

3月21日(日)は2021年HYCシリーズレースの開幕戦でした。昨年の開幕戦は30ノット近い突風が吹き荒れる天候のため、レース参加受付時点で中止にしました。今年は午前中は雨模様で、10~15ノット(ブローで20ノット)の北西の風との予報で、4か月ぶりのレースを待ちわびた16艇の会員艇がエントリーしました。

第1レースの本部船は一昨年の年間総合優勝艇の“MALOLO”チームが引き受けていただきました。8時半過ぎにはチームの面々がハーバーに集合し、レース委員長、会長と一緒に今日のコースをどうするか話し合いました。HYCレースは基本的に島回りのコースとしているため、博多湾口の机島南の「クタベ瀬黄色ブイ」時計回りコース(距離11マイル)に決定。コースが決まったので、運営メンバーはマークブイや信号旗などの運営用品を船に積み込み、クラブハウス2階でレース受付に備えました。10時に受付を終了してスタートライン設置のために出港しました。小雨模様ですが風は8ノット前後、波も1~1.5mでベストコンディションです。スタートラインは少し長めで下マーク有利にして本部船をアンカリング。各種信号旗を確認して11時のスタートに備えます。参加各艇もセールを上げてウォーミングアップ。久々のレースに闘志満々の様子です。

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10時55分に5分前の予告信号、56分に4分前の準備信号が発せられ、スタートに向けて緊張感が高まってきます。風が少し西に振れ風速は8~10ノット。11時ちょうどにスタート信号が発せられ、リコール艇なしできれいにスタートが切られました。小雨が降り続き霧も出て視界が2~3マイルとなり、霧が濃くなって1マイル先しか見えなくなる時もありGPSで位置を確認しながらの帆走が続きます。風は10~14ノットと快調で、各艇タックを繰り返しながら折り返しポイントのクタベ瀬黄色ブイを目指します。12時前にはトップ艇の“K.CONTESSA 風と虹”が折り返しポイントを回航して巨大なジェネカーが上がります。2番手は32フィートながら並み居る40フィート艇を押さえて“May be”が回航して大きなジェネカーが上がります。その後も次々に回航してジェネカーやスピンが上がります。

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12:43:27に50フィートの“K.CONTESSA 風と虹”が堂々のファーストホーム。12:51:17に“May be”が2着、12:53:41に“Second Love”が3着、1秒遅れの12:53:42に“Suru Sumi”が4着、12:59:46に“Le Grand Bleu 9”が5着、13:00:17に“FALCON”が6着と大接戦でした。その後10分ほど遅れて後続艇も次々とフィニッシュし、13:45:14に“JORDAN”が最後にフィニッシュラインを通過して無事にレースを終了しました。結局雨は最後まで降り止みませんでしたが、参加全艇が新型コロナの脅威にも負けずに楽しくセーリングできたことが何よりでした。また、本部船を運営していただいた“MALOLO”チームの皆さん、雨の中を本当にお疲れ様でした。 

[以下は本部船“MALOLO”のコメントです]

今年の初戦は雨模様のスタートとなりました。参加艇は16艇。May beさんはMELGES32での初参戦で、その走りに期待が高まります。

本部船“MALOLO”のメンバーは佐藤オーナー以下7名で運営。スタートラインは初戦とあってやや長め、そしてやや下有利を引きました。11:00スタートに向け、全艇場所取りを繰り返しながらラインが形成されていきました。スタート前には風が少し西に振れて、潮の影響もあり全艇出遅れ気味でオールフェアでのスタートなりました。その後霧雨がひどくなり、本部船からはレース艇の姿が確認できず、早々とコーヒーブレイク、ランチタイムとなりました。その後もレース艇の姿は全く見えず、フィニッシュを待つしかありません。佐藤オーナーはキャビンに入りひと休み。スマホで何やら熱心に鑑賞中。You Tubeで過去のヨットレースでも鑑賞?イヤイヤ、ゴルフの勉強中でした~

12:30過ぎに、霧雨の中ようやくトップ艇の船影が見えてきました。続いて2番艇、3番艇と...ファーストホームは50フィートのK.CONTESSA 風と虹、2番手は期待通りMay be、3番手は接戦を制したSecond Loveでした。そして修正優勝は見事4番フィニッシュのSuru Sumiでした。最終艇JORDANの13:45のフィニッシュで無事今年の初戦を終了することができました。今年は昨年よりもっとレースが楽しめることを願っています。 MALOLO  高田 清知

本部船運営記。2020年第10レースは“麻里絵”チームでした。

2020年11月20日

11月15日(日)は2020年シリーズレースの最終戦でした。今年は新型コロナや台風、強風で4レース中止となり、先行きの見えない新型コロナ感染の脅威から今年は年間表彰を行わないことにしました。終息の兆しもありましたが、この時期にきて感染第3波が起きて心配でなりません。また気象も11月中旬というのに9月下旬から10月上旬の温かさとなり、レース当日も25℃の陽気となりました。

予報では快晴で南東のち北北西の風、2~6ノットの微・軽風で、おまけに大潮ということもあり、潮の流れを気にしながらの難しいレースとなりそうです。今日の本部船は“麻里絵”チームさんです。マークブイや信号旗などの運営用品は前日土曜日に船に積み込み、8時過ぎにはメンバーがクラブハウス2階に集合して参加受付の準備。9時から受付を始め、10時の締め切りで19艇の参加がありました。今日は特別に兵庫県の新西宮ヨットハーバーから、関西ヨットクラブの”SUMMER GIRL”(SWAN 42)がオープン参加。JAPAN CUP(全日本外洋ヨット選手権)を何度も制覇した実力チームが、HYCのような地方レースに何故参加?でも光栄なことです。全日本トップクラスの走りを見せていただきたいと期待一杯ですが、残念ながら今日は風が弱くて実力を存分に発揮できないのではと心配です(もしかするとノーレースになるかも)。コースは「クタベ瀬ブイ 時計回り」とし、スタートラインを沖合に設定して距離は約10マイルに決定。

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海上に出ると波はなく、南東の風で風速は2~4ノットほど。風が弱く大潮なので潮の流れを読みながらの難しいスタートになるでしょう。本部船がスタートラインを設置すると参加各艇もセールを上げて海面の状況を確認しながらあちこち走り回っています。

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スタートは11:00。10分前くらいに風向が変わって北東の風となり、風速も少し上がって3~4ノット。艇速も2~3ノット出るようになり何とかスタートできそうです。10:55に5分前の予告信号が発せられ、4分前に準備信号が発せられると各艇スタートラインの位置取りが始まり、2分間前にはラインに向かってアプローチ開始。11:00のスタート信号とともにレーススタート。同時に本部船から長音一声が発せられX旗が上がりました。リコール艇が2艇あったようです。微風のリコール解消は時間がかかって大変です。

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回航ポイントの「クタベ瀬ブイ」までは距離5マイル、スタボードタックのクローズホールド~クローズドリーチ。風速は4~5ノットと弱く我慢の走りが続きます。40~50フィートの大型艇はさすがにじわじわと前に出ていきます。

回航ポイント手前で、先行する大型艇団が止まっているようで、後続艇がじわじわと差を詰めていきます。先行艇団のセールは風を張らんでいますが、風が弱く(2~3ノット)、セールの前進力と湾内に押し戻そうとする潮流が釣り合ってまったく止まっています。ここはひたすら我慢しかありません。先行艇団の状況を見た後続艇は、比較的潮流の影響が少ないだろうと西海面の岸寄りにコースを取って何とか追い付こうと頑張ります。この選択が見事に的中し、このコース取りをした後続の32フィート艇がトップ回航するという大番狂わせが起きました。

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なかなか前に進まない状況に緊張の糸が切れて半数近くが無念のリタイヤ。50フィートの“K.CONTESSA 風と虹”、関西から参加の“SUMMER GIRL”もここで無念のリタイヤ。その後風速も少し上がってきて5~8ノットになり、ひたすら我慢して粘って回航した各艇からジェネカー、スピンが上がり始めました。大型艇は徐々に艇速を増して前に出ていき、15:17:32に42 フィートの“Humming bird”(ロッドマン42)が堂々のファーストホーム。2番手は13秒遅れで15:17:45に40フィートの“Second Love”(Farr 395)がフィニッシュ。3番手は15:22:20に40フィートの“MALOLO”(BENETEAU FIRST 40)がフィニッシュ。最終艇は“SIESTA”が16:24:53に9番手でフィニッシュ。修正では回航ポイントをトップで回航した“ZEPHYRUS”(FS 32)が見事に優勝。おめでとうございます、そしてお疲れ様でした。参加19艇中10艇がリタイヤ、またはタイムリミットに間に合わず、非常に疲れるレースでした。

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HYCでは年間10レース行い、今年は4レースが中止となりましたが、実施できた6レースは事故もなく無事に終了することができました。参加された皆さん、本当にお疲れさまでした。来年は新型コロナも終息の兆しとなり、年間10レースが実施できますことを願っています。本部船を運営していただいた“麻里絵”チームの皆さん、17時のタイムリミットまで長時間、お疲れさまでした。ありがとうございました。

[以下は本部船“麻里絵”のレポートです]

第10戦11月15日の湾内レースの本部船は麻里絵担当でした。天気は晴れで風は全然ありません。メンバーは、男性3名女性1名にて運営しました。まず、9時からクラブハウス2階でレース参加受付を開始。コースはクタベ瀬浮標時計回りとなりました。コース図の右下には、本部船連絡先の欄には私の携帯番号が書かれていました。参加艇は受付終了後、コース図をスマホで撮りポンツーンへ。受付は10時に締め切り、2020年HYC第10レースの参加艇は19艇でした。

受付事務が終了後ポンツーン向かい、すぐに出港。風が弱く、スタートラインは通常位置よりもかなり沖合に設定しました。リミットマークを打ち、クラブ旗、P旗、リコール旗、ゼネリコ旗、虎の巻の本部運営マニュアルを準備し、スタートの手順を確認しました。

10時55分に5分前の予告信号HYC旗UP、56分に4分前の準備信号P旗UP、59分にスタート1分前P旗DOWN、風がないためスタートラインでは各艇がせめぎあっていました。スタートHYC旗DOWN、リコール艇が2艇出ました。リコール旗UP、ハンドマイクでリコール艇へ呼びかけ、2艇ともにリコールを解消しスタートは無事終了しました。

スタートが終了するとゆっくりお弁当を食べ、のんびりしていると、13時過ぎに1艇からリタイアの連絡が入りました。次々とコース図の右下の連絡先へリタイアの連絡が入り5分間に5艇のリタイアの連絡が入りました。クタベ瀬浮標あたりでは、どういう状況だったのでしょうか。ファーストフィニッシュは、15:17:32にHumming bird Ⅴでした。次に13秒後にSecond Loveでした。フィニッシュしたのが9艇で、リタイヤが9艇、タイムリミットにぎりぎり届かなかったのが1艇でした。タイムリミットの17時にマークを回収し、本部船の長い1日が終了しました。   黒田成孝(麻里絵)

本部船運営記。2020年第9レースは“JORDAN”チームでした。

2020年10月25日

10月18日(日)は2020年シリーズレースの第9戦でした。予報では快晴で最高気温23度。北東~北北東の風、8~12ノットで秋晴れの爽やかなレース日和となりそうです。今日の本部船は“JORDAN”チームさんが引き受けていただきました。受付メンバーは8:00に小戸ハーバークラブハウスに集合し、マークブイや信号旗などの積み込みをしてレースの参加受付準備をしました。

今日は湾外コースの予定なので、コースは「長間礁灯台 反時計回り」、距離は約19マイルです。8:30から参加受付が始まり9時の締め切りで15艇がエントリーしました。

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 小戸ハーバー沖は例年10月から翌年3月まで海苔網が設置されますが今日はまだ設置されていないようです。2、3日後には設置されるようですので、皆さん出入港の際は十分に気を付けてください。スタートラインは少し沖合に設置され、9時半前にはレース参加艇が集結しだしました。予報では北東から北北東の風となっていますが、南東から東南東、6~8ノットくらいです。快晴の青空のもと波もほとんどなく、そこそこ風もあってコロナ疲れを吹き飛ばす気持ちのいいレース日和です。

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スタート15分前くらいには北東~東の風、8ノット前後となりジェネカーを準備する艇もありますが、上がるか上がらないかぎりぎりの風向で迷います。5分前の予告信号が発せられると参加艇の動きも活発になりました。これからの5分間が最も緊張する時間です。風向や風速、周囲の参加艇の動向を見ながら、ベストポジションを狙います。午前10時ちょうどにスタート信号が発せられ、リコール艇なしのオールフェアスタート。ジェネカーがポツポツ上がりますが、ジブ(ジェノア)のまま走っている艇が多いようです。回航ポイントの長間礁灯台までは、風向が大きく変わらなければクローズドリーチからアビームのスタボードタックの一本コース。セール選択とセールトリムが試されます。

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博多湾を出るまでは軽風の中、我慢の走りが続きますが、博多湾を出るとコンスタントに10ノットオーバーの風となり、気持ちのいいセーリングとなりました。長間礁灯台を回航するとこれまたクローズドリーチのポートタック。ジェネカー、スピンを上げるタイミングがなかなか掴めません。時折15ノットオーバーのブローが入り艇速も伸びます。

博多湾に入ると、フィニッシュラインに向かうには20°ほどベアするので、気合が入っている艇はここでコードゼロやジェネカーを上げる艇もありましたが、半数の参加艇はジブ(ジェノア)でフィニッシュを目指しました。

12:22:03に50フィートの“K.CONTESSA 風と虹”(CLUB SWAN 50)が堂々のファーストホーム。2番手は12:27:08に51フィートの“May be”(Sprint 51)がフィニッシュ。今日の50フィート対決はCONTESSAが制しました。3番手は12:29:55に40フィートの“MALOLO”(BENETEAU FIRST 40)、4番手は12:32:12に42フィートの“Humming bird Ⅴ”(ロッドマン 42)がフィニッシュ。その後も続々とフィニッシュが続き、最終艇の“Altair”が14:03:57にフィニッシュして無事にレースが終了しました。修正ではタクティクスが冴え渡った“MALOLO”が見事に優勝。おめでとうございます。最後にフィニッシュしたAltair”はフィニッシュ後にエンジンを始動して機走を始めた途端にガツガツと振動を感じてペラが止まったとのこと。海に垂れていたジェネカーシートがペラに絡みついたようで、解消しようと奮闘したようですが諦めて、業務終了した本部船の“JORDAN”が小戸ハーバーまで曳航しました。皆さん、エンジン始動してギヤを入れる前には、必ずシートが海に流れていないか確認してください。

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来月15日(日)は今年最後のレースです。湾内コースの予定でスタートは午前11時、参加受付は9:30~10:00、本部船は“麻里絵”チームです。今年は強風や台風、新型コロナで4レース実施できませんでしたが、来年は新型コロナの脅威も収まり、全10レースが実施できますように願っています。

[以下は本部船“JORDAN”のレポートです]

DSCF1410先月9月度第8レースに引き続き「博多湾外レース」が10月18日に行われました。風予報ではNE10ノット前後の風。コースはレース運営役員と協議を行い、博多湾入口、玄界島北西3マイルに位置する「長間礁灯台 反時計回り」約19マイルと決定。

秋の清々しい青空の下、午前10時にリコール艇もなく参加15艇一斉の美しいスタート。緊張の高まるスタート位置の攻防を間近に見学できるのは本部船の楽しみのひとつですね。前日からの風予報に反して、ESE約12ノットの風。ほとんどの参加艇がジェネカーセットに変更してのスタートとなりました。スタート後は各艇NW方向の長間礁灯台の回航ポイントへ一直線。カラフルなセールと白い波、遠くに玄界灘を望み、まるでヨット映画のシーンを見ているよう。ここで一句浮かびました。

「天高く “帆” 肥ゆる秋」 イメージいただけましたら幸いでございます。

スタート後11時過ぎから風向も徐々にNEに変わり、時折20ノット近いブローも入り始め、ジェノア、ジェネカーと各艇のセールセット、コース取りが面白い。12時20分過ぎにトップ艇フィニッシュ。所要時間2時間半弱、速かー!(博多弁)フィニッシュ後のエンジン始動でジェネカーシートがスクリューに絡まるトラブルもありましたが、全参加艇無事にフィニッシュラインを切ることができました。

本部船運営記。2020年第8レースは“SIESTA”チームでした。

2020年9月24日

9月21日(月・祝)は2020年シリーズレースの第8戦でした。本来ならば「壱岐-福岡ヨットレース」開催でしたが、新型コロナの関係で長崎県壱岐での前夜祭を伴うヨットレースの開催は、後援の壱岐市とも相談して今年は中止となり、その代わりに通常のポイントレースを開催しました。今日の本部船は“SIESTA”チームさんが引き受けていただきました。今日は湾外コースの予定なのでスタートは10:00。本部船メンバーは8:00には小戸ハーバークラブハウスに集合し、受付準備とマークブイなどの運営用品の積み込みを行いました。

予報では快晴で最高気温27度。北北東の風、10~20ノット、波1~2mなので、コースは博多湾外の「相島時計回り」、距離は約26マイルに決定。8:30から参加受付を開始し、シルバーウィークの4連休は天気にも恵まれ、果たして何艇参加があるだろうか?10艇も集まれば上出来かと思っていましたが9:00の締め切りで17艇の参加申込がありました。この内、HYC会員外のオープン参加が2艇ありました。1艇は大分県別府から、1艇は福岡県北九州市の新門司マリーナからで、両艇とも今年の「壱岐-福岡ヨットレース」に参加するようにしていて、レースは中止となったが4連休はヨットレース参加の計画を立てていたので、遠路はるばる博多まで来られたそうです。

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今日はOP級ディンギーの西日本大会が開催され90艇近い参加があるので、邪魔にならないようにスタートラインは通常より沖合に設置しました。本部船がアンカリングした時点では5~8ノットの風でしたが徐々に風速が上がり、スタート10分前くらいからは10~15ノットの風が吹いて絶好のレース日和になりました。陸上では新型コロナ対策でマスク着用の生活を強いられていますが、3蜜の心配がない海上では皆さんうっとおしいマスクを外して笑顔で生き生きとしています。今日は昼頃からは風速も20ノット近くに上がるそうなので、各艇ともジブセールは№3か№4をセットして強風に備えています。

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9:55に5分前の予告信号が発せられ、4分前に準備信号が発せられると各艇レースモードに突入しスタートラインの位置取りが始まり、1分前の信号が発せられると緊張感もMaxになり、10:00のスタート信号とともに一斉に沖に向けて飛び出して行きました。スタート信号のすぐ後に本部船から長音一声が発せられてX旗が上がりました。リコール艇があったようですが、すぐに戻って解消して再スタートしたようです。

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第1回航ポイントの「シタエ曽根航路標識」まではスタボードタックのクローズホールド。途中で本船航路を横切るため高速船(ジェットフォイル)が前を横切って行きました。第2回航ポイントの猫の島で世界的に有名な「相島」は右に約60°変針。風はちょうど相島方向から吹いてくるのでタックして向かうか、そのまま沖出ししてしばらく走るか迷うところです。ここで艇団は二つに分かれました。果たしてどちらが正解でしょうか。

相島を回航してジェネカー、スピンアップ。スピン艇は真っ直ぐ「シタエ曽根航路標識」を目指せますが、ジェネカー艇はそこまで落とせません。風は17~20ノットで安定し快調なダウンウィンドランが続きます。

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13:17:28に50フィートの“K.CONTESSA 風と虹”(CLUB SWAN 50)が堂々のファーストホーム。2番手は10分遅れで13:27:38に51フィートの“May be”(Sprint 51)がフィニッシュ。今日の50フィート対決はCONTESSAが制しました。3番手は13:34:16に42フィートの“Humming bird Ⅴ”、そして4番手に40フィートの“Second Love”が、40フィートの“MALOLO”が5番手でフィニッシュ。その後も続々とフィニッシュが続き、最終艇のオープン参加の“Slice of Life”が15:11:12にフィニッシュ。修正ではタクティクスが冴え渡った“Second Love”(Farr 395)が見事に優勝。おめでとうございます、そしてお疲れ様でした。

2艇が復路のダウンウィンドでセールトラブルに見舞われました。1艇はジェネカーがバーストして上下に千切れ、マスト上部に残ったジェネカーがヒラヒラした状態となり回収するにはマストに上らなくてはならず無念のリタイヤとなりました。もう1艇はジェネカーのフット上方が破れましたが、セールを下ろしてジブセールを上げてレースを続行しました。もう1艇フィニッシュ後にエンジンを掛けて機走を始めた途端にガクンとなって動かなくなり、どうやら海中に落ちていたスピンシートがペラに絡まったようです。大分奮闘したようですがシートが外れず、業務を終了した本部船がハーバーまで曳航しました。エンジンを回すときには海中にシートが落ちていないか必ずチェックしましょう。

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新型コロナウィルス感染拡大防止のため4月よりヨット活動の自粛が続いて寂しい状況が続いていましたが、今日はOP級の西日本大会で沢山の子供さんたちと親御さんが小戸に集まり、久方ぶりに活気が戻ってきました。シルバーウィークの4連休、福岡地方は天気に恵まれ、海や山、観光施設は多くの人出で賑わっていました。さわやかな秋晴れのもと、レースに参加された皆様は心行くまで楽しまれたことでしょう。福岡の新型コロナ感染者は下火になっており、このまま終息することを祈るばかりです。今年のHYCレースは10月18日(日)と11月15日(日)の2回となりました。次回も元気な姿での参加をお待ちしています。本部船を運営していただいた“SIESTA”チームの皆さん、トラブル艇の曳航もあり本当にお疲れ様でした。

[以下は本部船“SIESTA”のレポートです]

087088小戸ヨットハーバーは大型台風9号、10号による大きな被害もなく、4連休の真っ只中の9月21日、HYC第8レースは17艇にエントリーいただき無事に開催することができました。先週までの猛暑が嘘のような涼しさで、レース開始の10時には太陽も顔を出し、北東から10knt〜の心地よいブローが入り絶好のレース日和となりました。コースは相島の時計回り。スタート前の段階で風が入りひと安心でした。

風向は安定して北東、時間と共に風が強くなり、レース終盤には20knt近くのブローが入りだしましたが、ブローの入り口にしっかりとポジショニングできていた艇が優位にレースを進めている印象でした。結果としては、1艇はセールのバーストによるリタイア、1艇はレース後のエンジントラブルという2件のトラブルがありましたが、参加されたすべての人が無事に着岸できてよかったです。

なお、本日はOPの大会もあったようで、ハーバー内は元気な子供たちの姿がたくさんあり、コロナや自然災害など様々な厄災の中、とても癒されました。これからも楽しみながらセーリングライフを過ごしていきたいです!        Team SIESTA 農添弘樹

本部船運営記。2020年第6レースは“Suru Sumi”チームでした。

2020年8月19日

8月16日(日)は2020年シリーズレースの第6戦でした。日本列島を熱波が襲い猛暑日が続く中、盆明け直後の日曜日とあって今日は何艇参加があるだろうか?10艇も集まれば上出来かと思っていました。今日の本部船は“Suru Sumi”チームさんが引き受けていただきました。Suru Smiの母港はマリノア、小戸ハーバーからは10分ほどの距離。運営メンバーは2班に分かれて、受付メンバーは8:30に小戸ハーバークラブハウスに集合。もう1班はマリノアに集合して上架しているヨットを9:00に海に下して小戸まで回航。ご協力感謝、感謝です。さらにはSuru Sumiのサポートボート(パワーボート)も出動し、それには知り合いのプロカメラマンが乗船して、レース参加艇の写真を沢山撮ってくれるそうなので楽しみです。

予報では快晴で最高気温35度。南東から西、後に北西の風、4~8ノットとのこと。あまり風は吹かないだろうとの予測でコースは短めにし、博多湾口の机島手前の「クタベ瀬南西灯浮標ブイ」を時計回り、距離は約10マイルです。9時頃から参加受付が始まり10時の締め切りでは予想に反して参加艇は26フィートから51フィートまで19艇。新型コロナや熱中症には負けない元気いっぱいの老若男女が集結してくれました。半年かけて日本1周し、先月には残りの沖縄を1か月かけてクルージングしてヨット雑誌「Kazi」に何度も掲載され、今発売のKazi9月号の表紙を飾っているトリマラン「オモイノママ」号もHYCレース初参加です。

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新型コロナの影響で活動自粛したのか今日は小戸沖にはディンギーが1隻も出ていませんでした。風が弱い場合に備えて沖合にスタートラインを設置。この時は西寄りの風だったので、このまま風が変わらなければポートスタートになりそうです。徐々に本部船周辺に参加艇が集結しだしましたが、「3蜜、ソーシャルディスタンス」に気疲れした皆さんはうっとおしいマスクを外して笑顔いっぱいでした。

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スタート15分前くらいになると風が北に振れて北西の風となりました。これだとスタボースタートできそうです。5分前の予告信号が発せられると参加艇の動きも活発になりました。4分前の準備信号でも風は北西。さーあ、熱い(ものすごく暑い)戦いがいよいよ始まります。スタートまでのこの時間、緊張感がたまりません。ワクワク、ドキドキ、最高です!午前11時ちょうどにスタート信号が発せられ、リコール艇なしのオールフェアスタート。猛暑との戦いに突入です。

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スタート後艇団はそのまま西海面に向かう艇とタックして東海面に向かう艇に分かれました。まだ風は弱く小刻みに振れ回る風の中、どちらの海面が有利かは分かりませんが、風の振れに合わせてヘッダーの風が入ればすかさずタックする作戦が功を奏しそうです。全般的には西海面の方が若干有利な感じもします。風速は徐々に勢いが出てきて8~12ノットほどになってきました。それにしても暑い、頻繁に水分補給して熱中症で倒れないように注意します。本部船のサポートボートが近くを伴走して写真を撮ってくれています。レンズがこちらを向いたときは精一杯愛想を振りまきます。写真の出来上がりが楽しみです。

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回航ポイントのクタベ瀬ブイを回る頃には風は北北西になり風速も10~14ノット。回航すると各艇からは一斉にジェネカー、スピンが花開き、フィニッシュ目指して快走です。

12:55:47に50フィートの“K.CONTESSA 風と虹”(CLUB SWAN 50)が堂々のファーストホーム。2番手は12:59:36に51フィートの“May be”(Sprint 51)がフィニッシュ。今日の50フィート対決はCONTESSAが制しました。3番手は13:07:31に42フィートの“Humming bird Ⅴ”、そして4番手に34フィートの“Le Grand Bleu 9”が、40フィートの“Second Love”、“MALOLO”を押さえて堂々のフィニッシュ。その後も続々とフィニッシュが続き、最終艇の“Happy Holiday”が14:42:24にフィニッシュ。“Altair”と初参加の“オモイノママ”は途中リタイヤでした。修正ではタクティクスが冴え渡った“Le Grand Bleu 9”(M-34)が見事に優勝。HYCレース参加以来初めての修正1位でおめでとうございます。

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福岡県内も連日40度近い猛暑が続き、福岡市も35度以上の日が続いています。今日は炎天下のレースとなり体調不良者が続出するのではないかと心配していましたが、小戸ハーバーには救急車の出動もなく無事にレースが終了してホットひと安心です。クルーザー界では「還暦」はまだまだ若い方で急速に高齢化が進んでいます。かく言う私も60台後半の年齢となり、今日のレースも愛艇で参加してジェネカートリムをしていました。まだまだ若いもんには負けないと元気いっぱいで海に繰り出したのですが、ジェネカートリムの途中でいきなりクラクラと眩暈がして息苦しくなり動悸が起きました。えっ、これが「熱中症」か!慌ててトリムを交代してキャビンに入り、塩分入りの水をがぶがぶ飲んでへたり込んでしまいました。10分くらいじーっとしていたら動悸も収まり、正常に呼吸もできるようになったので再びデッキに上がってジェネカートリムを続け、無事にフィニッシュすることができました。自分では自覚していませんが年齢とともに確実に体力も落ちているのですね。今回で痛感しました。若いクルーを探さなきゃ。

プロカメラマンが撮影した写真データをいただきましたが、さすがにプロ。素敵な写真がいっぱいです。非常に高画質で1枚のサイズが15MBほどもあるのでメールでは送れません。カメラマンの許可を得ていますので、艇別に編集して後日CD版でオーナーのもとに郵送します。楽しみにお待ちください。

[以下は本部船“Suru Sumi”のレポートです]

どうして、どうして、僕たちは♪

海へ出てしまったのだろう♪

壊れるほど、クソ暑いのに♪♪

ユーミンのナンバーを、ついつい替え歌で口ずさんでしまうような酷暑。暑い、熱い、アツイ。ヤフー天気予報をみると本日は「危険:屋外の活動はなるべく控えて」と書いてあるぞ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAスカッと晴れた青い空の下。お盆休みの最後の日曜日を、ヨットレースで締めくくる。活字にすると、とても爽やかな印象を与えるが、それは真夏の船上を知らない人たちが抱くイメージだ。でもセーラーなら誰もが知っている。艤装の準備だけで汗だくになり、スタート前から頭くらくら。レース中にセールの日陰を求めても、風向とヒールの角度がそれを許さない。強烈な紫外線はすべてを焼き尽くし、翌日の活力減退を保証してくれる。アフターレースの冷えたビールは確かに格別だが、それもクルマの運転があれば帰宅までお預けなのだ。それなのに、それなのに、皆さんは海に集まってしまうのですね。ヨット好きのHYCの皆さん、ご愁傷さまです。

スタート。気象サイトでは南寄りの風が吹く予報だったのに、地熱による気温上昇が打ち勝ったのか、そよそよと5ノット程度の北西からのシーブリーズ。アウター有利のラインから19艇がゆっくりとスタート。オールフェアだ。よっし。無事にスタートできたので、本部船のお仕事も8割は終了。ブームの上にカバーを拡げ、左右のライフラインにロープで縛って、日陰スペースをメイキング。カバーの下をそよ風が通り抜けて快適なのだ。あとはレース艇が戻ってくるまで、冷えたドリンク&お弁当つつきながらワイワイ盛り上がるぞと思っていたら、アンカーを揚げて機走でレース艇を観戦しようとメンバーから提案がありました。えっ、そうなのね。多数決には従いますよ。フリートを追走するため、エンジンを掛けてラットを握る。ブームカバーの日陰の外に出てしまったが、日焼け止めをベトベトと塗り、広いツバのハットを被って、首にはタオルを巻いている。紫外線対策はバッチリだ。

クローズホールドで少し傾斜しながら帆走る19の白いシルエットが、空と海のブルーの境界線上を、左右に万遍なく広がっていく。うひょー、まさしく夏の絶景。エンドレスサマーなのだ。

ただ、そんな自己陶酔にひたれたのは、ほんの束の間。すぐに僕は自分の失敗に気が付いた。僕はこの日、運営だから足元は軽装でいいやとビーチサンダルで乗船していた。去年の夏の終わりに鹿児島の東急ハンズで買ったお気に入りのビーサンだ。ビビッドなピンク色で、土踏まずの部分が3Dに盛り上がって履き心地が最高なのだ。えっと、サンダルの自慢話は置いといて。真上に昇った太陽が、むき出しの足の甲をジリジリと焼き続ける。まるで虫メガネ越しに照射されているみたいに熱い。日焼け止めクリームを追い塗りしても効果なし。いまさら他のメンバーに、日陰に入りたいからラット持つのを代わってくださいよとは言えない。男の子なので我慢する。次回は必ず靴を履こうと決意した。

一日が終わり、足の甲の日焼けあと。サンダルの鼻緒のラインがくっきりと三角形に残っていた。その形をみて、水着ギャルのビキニの日焼けあとを連想する。夏の恋の予感。エンドレスサマー。

話しを戻します。レース艇とのランデブーを切り上げて、スタート地点に戻りフィニッシュラインを再設定。アンカーを打って落ち着いたころ、クタベ瀬を廻ったボートが、ぽつりぽつりとジェネカーを開いていく。風速が少し上がってきたので、さぞや心地いいダウンウィンドなのだろうと想像するが、実際にはどうなのか。相対風速が落ちるのでデッキ上は暑くてたまらないのではないか。スピンを見上げるトリマーは直射日光を顔面に浴びて焦げていないだろうか。怖いスキッパーに地獄のダウンビローを命じられたクルーたちがドッグハウスの中で汗まみれに溶けていないだろうか。そんな心配が尽きないが、まあ他人事なので気にしない。

フィニッシュ艇を記録しながら本部船のメンバーで談笑を続ける。スタートから約3時間半が経過して最終艇がフィニッシュ。無事にお勤めを完了することができました。それにしても、こんな真夏の炎天下で汗まみれのオヤジどもが一日中ヨットレースを眺めているなんて、我ながら頭がおかしいと思うぞ。僕らSuruSumiオヤジ集団、エンドレスサマーなのだ。 文:井田 光司(SuruSumi)

本部船運営記。2020年第5レースは“Little Wing”チームでした。

2020年7月23日

7月19日(日)は2020年シリーズレースの第5戦でした。今日の本部船は“Little Wing”チームさんが引き受けていただきました。“Little Wing”は係留地が今津に変わったため、小戸に係留の知人のヨット“WOOL SACK”号を借りての運営です。マークブイや信号旗、フォグホーンなどの運営用品は前日の土曜日に船に積み込み準備万端。レース当日は午前8時半にメンバーが集合し、クラブハウス2階ラウンジで参加受付の準備。3蜜を避けるためラウンジの窓はすべて全開。メンバーも全員マスク着用で感染防止対策を徹底。

予報では南寄りの風、6~10ノット、全般的に曇りで一時雨。コースは博多湾口の「机島時計回り」、距離は約12マイルです。9時頃からエントリーが始まり10時の締め切りで参加艇は18艇。エントリーに来る皆さんもマスク着用です。

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今日は小戸沖にディンギーが沢山出ているので少し沖合にスタートラインを設置。南寄りの風のためスタートは後ろからの風でポートタックになるので、スタートラインは通常の1.5倍くらい長めに設定しました。クラブハウス内では皆さんきちんとマスク着用でしたが、3蜜を気にしなくてもいい洋上では、うっとおしいマスクを外して笑顔いっぱいで自然の風を心行くまで感じていました。空を流れる雲は動きが早く、西の空には黒っぽい雲の塊もあります。途中で雨が降り出すかもしれません。陸上では新型コロナの脅威で窮屈な生活を強いられていますが、ひとたび海に出ると皆さん本当にのびのびと寛いでいました。これから海水浴?と勘違いしている参加艇もいて、皆さん本当にいい笑顔でした。

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スタートは午前11時ちょうど。本部船上では信号旗をチェックして万全を期します。10:55:00に5分前の長音一声とクラス旗(HYC旗)が上がると参加艇の動きが慌ただしくなってきました。ジブセールを上げて、デッキ上にはジェネカー、スピンのバッグが用意されてスタートに備えます。10:56:00には4分前の信号が発せられ、11:00:00にスタート信号が発せられました。すぐに長音一声とX旗が上がったので、リコール艇があったようです。スタート直後に各艇から色とりどりのジェネカー、スピンが次々に上がっていきます。スタート時の風は南で8~10ノットほど。進行方向の正面には安全を見守ってくれているのでしょうか海上保安部の巡視船が停泊しています。途中から徐々に風が西にシフトしていき、ジブが上がってジェネカー、スピンがダウンしていきます。机島へはポートタックのクローズドリーチになりました。この頃から西の空の真っ黒い雲がぐんぐん近付いてきて、とうとう雨が降り出しました。そんなに強い雨ではなく、降ったり止んだりの状況になりました。先行艇が机島を回る頃には風がシフトして南西の風に変わり、復路のレグはスタボードタックのクローズドリーチの走りとなってしまいました。

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途中で大粒の雨が降り、風もブローで21ノットまで吹き上がり、一時は海面が白く煙って視界も悪くなることもありましたが、参加各艇はセールに風をいっぱいに受けて飛ぶように走っていました。12:47:00に51フィートの“May be”(Sprint 51)が堂々のファーストホーム。2番手は12:48:43に40フィートの“MALOLO”、3番手は12:52:31に40フィートの“Second Love”と大型艇が続きます。その後も続々とフィニッシュが続き、最終艇の“Altair”が13:28:01にフィニッシュ。ファーストホーム筆頭の“K.CONTESSA 風と虹(CLUB SWAN 50)は、机島手前のクタベ瀬黄色ブイの東海面で痛恨のキール接触を起こして無念のリタイヤとなりました。修正では最小艇でシングルハンドの“Happy Holiday”(リベッチオ)が見事に優勝。おめでとうございます。

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今日はスタート時の南の風が西→北西→南西と大きく変わりました。例年だと明けている梅雨もまだ明けずにぐずぐずしていて大気が不安定なのでしょう。本部船を運営していただいた“Little Wing”の皆様、お疲れ様でした。また素敵な写真を沢山撮っていただいて感謝です。8月16日(日)の第6レースは「湾内コース」の予定で、受付9:30~10:00、スタート11:00です。本部船は“Suru Sumi”チームです。

【注意喚起!】今日のレースでは2艇がキールを暗礁に接触させました。1艇は50フィート艇で机島の手前、クタベ瀬ブイの東側海面です。キール底面をガリガリと擦ったとのことです。クタベ瀬は波に洗われて見えていますが、その周囲に水深2m未満の沈み瀬が3か所あります。この大型艇はキールの長さが3.5mもあるので、航行には最新の注意が必要です。ここは2014年11月のHYCレースで30フィートクラスのB艇がキールを擦っています。もう1艇は34フィート艇で机島を時計回りに回って小戸方向に進路を取ったすぐのところでキールにガツン、ゴリゴリと衝撃があったとのことです。ここは2010年6月のHYCレースで32フィートのZ艇がオンザロックしてキールとラダーに大きなダメージを受けたところで、チャートに水深2m未満の「コクタベ瀬」とあります。レースに参加の皆さん、キールをぶつけないようにチャート(海図)やGPS機器で確認しておいてください。〔クタベ瀬周辺海底地形図pdf.〕

[以下は本部船“Little Wing”のレポートです]

世間では「コロナ」「三密」云々と耳にタコが出来るほど聞き飽きたフレーズが飛び交っており些か気疲れ気味ではなかろうかと思われるが、デッキに立つ面々には大きな笑顔が溢れスタートはまだかと楽しそうにしている様子が本部艇から見て取れた。(羨まし〜ぃ!!)

前日予報では九州南部に掛かった前線が北上し、東シナ海側を中心に時折雨が降るとのこと…と、言うことは…天気が急変するかも?早々にレース海面に出ると風は南風。ランニングスタートとなる事を鑑みてラインを大きく開けて設定した途端に風は西へ南へとコロコロ変わる。些か嫌な風だが参加艇はストラテージを練るに楽しかったのではなかろうか。

 スタートすると穏やかな南風に揺られ、各々がスピンやジェネカーを展開して目標マークに向かって行く。カラフルなセイルが海原に花を咲かせて行く光景は何とも美しい。こうした景色を望めるのはこの時期の本部艇だけの特権だと言えよう。そんな様子を楽しんでいると、毘沙門山の向こうに陰りと、玄界島近くに濃ゆく染まった帯状の物が海面に見えた。あっ!そう思った途端にカラフルなセイルは閉じられ、殆どの艇がヒールし始めた。そして大粒の雨が襲ってくると海面は真っ白になり視界は遮られ、プロッター無しだと目標物が分からない程ではなかっただろうか…

 本部艇は毘沙門山と能古島南部を結ぶライン上に置いていたが、いきなり雨が降っては凪り、ブローが入っては大粒の雨がデッキを叩きつけるの繰り返し…本部艇からは全くレース状況が確認できないほどだ。『参加艇は無事に回航できているだろうか…』そんな心配をしていた中、真っ白になった海面に複数の艇影が確認できた。この時、風は西へと廻りクローズドリーチ気味で艇速をあげ波を掻き分けながら大型艇のMaybeがスタートから1時間47分にファーストフィニッシュを飾り、続いてMALOLO、Second Loveがフィニッシュ。その40分後には最終艇がフィニッシュラインを越え本日のレースは終了した。 - Little Wing Team -

本部船運営記。2020年第4レースは“Bambino”さんでした。

2020年6月25日

6月21日(日)は2020年シリーズレースの第4戦でした。今年は3月の第1レースが強風で中止。4月第2レース、5月第3レースが新型コロナウィルス感染防止のため活動自粛したため、昨年11月の第10レース以来実に7か月ぶりのレース開催となりました。

梅雨の真っただ中ですが、天気予報では晴れ、北北東の風8~10ノットと申し分のないレース日和となりました。8:30にはレース委員長、本部船運営メンバーがクラブハウスに集合し、コース決めとレース参加受付の準備をしました。今日は湾内コースの予定なので、レース委員長と本部船責任者相談のうえ、博多湾口の「机島反時計回り」に決定。距離は約12マイル。受付時間9:30~10:00、スタート11:00の予定です。アウターマークや信号旗などの運営用品一式は前日の土曜日に船に積み込み準備万端です。クラブハウス2階ラウンジの受付ではすべての窓を全開にして風通しを良くし、受付メンバーや参加申込者も「マスク着用」して新型コロナウィルス感染防止を徹底しました。久々のレースと好天に恵まれたためか、10:00の受付終了時点で24艇のエントリーがありました。

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今日は少し沖合にスタートラインを設置。風向が北北東から北東に変わったため、机島へのラムラインに対して本部船を下げてアウターマーク有利としました。参加各艇は7か月ぶりのレースとあってか、はたまたコロナ疲れを吹き飛ばそうとの思いからか、水を得た魚のように生き生きと走り回り、艇上のクルーの皆さんも笑顔いっぱいでした。今日は大潮で満潮が9:21でしたが、スタートライン近くでは北東の風、9~10ノットの順風が吹いていたため潮の影響はあまり受けないでしょう。10:55に5分前の予告信号、続いて4分前の準備信号が発せられると、各艇レースモードに突入し、ラインに沿って本部船方向からアウターマーク方向に流しジャイブで戻るサークリング行動に入り、徐々にテンションも高まっていきます。11:00ちょうどにスタート信号が発せられましたが、本部船から長音二声が発せられゼネリコ旗が掲揚されました。久しぶりのレースだったため各艇のテンションもMaxとなり、はやる気持ちを抑えきれなかったのでしょう。ゼネリコのときは10分後に再スタート。11:05に予告信号。11:06に準備信号が発せられましたが、風がさらに東に振れてスタートラインをアウターマーク方行に走るとスタボードタックのクォーターリーないしはほとんどデッドランに近い走りになりました。今度は各艇慎重に距離を見極め、11:10の再スタートはリコール艇なしのきれいなスタートとなりました。セールに風をいっぱいに受けてスタートライン上を横一線に並んで沖合に向かって疾走していく姿は、いつ見てもワクワクします。皆さん頑張ってください!

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風もコンスタントに10~12ノット吹き、全艇スタボードタックのクローズドリーチで快調に走っています。しばらくするとトップ艇団からぽつぽつとジェネカーが上がり始め、後続艇からもジェネカーが上がり始めました。大机島横でジャイブし、小机島横でジブアップ、ジェネカーダウン。あとはフィニッシュラインまで一直線、スピード競争です。各艇のセールトリムの実力が試される走りとなりました。12:29:47に51フィートの“May be”(Sprint 51)が堂々のファーストホーム。2番手は12:35:24に36フィートの“ENTERPRISE LILY”(K-36 SAMURAI)、3番手は12:35:38に50フィートの“K.CONTESSA 風と虹”(CLUB SWAN 50)がフィニッシュ。その後も続々とフィニッシュが続き、最終艇の“Altair”が13:20:34にフィニッシュ。帰りのレグを快調に走っていた“いそしぎ”がジブセールを破断して無念のリタイアをしましたが全体としては無事にレースを終了しました。修正では4着の“GALAXY”(J 111)が、抜群のチームワークを発揮して見事に優勝。おめでとうございます。

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本部船を運営していただいた“Bambino”の皆様、お疲れ様でした。7月19日(日)の第5レースは「湾内コース」の予定で、受付9:30~10:00、スタート11:00です。本部船は“Little Wing”チームです。

[以下は本部船“Bambino”のMクルーのレポートです]

6月21日(日)は、待ちに待ったHYCレースであった。新型コロナウイルスの影響により自粛されていたレースがついに再開された。当日朝に確認した風向・風速アプリによると、北東の風5~10ノットまた、満潮が9:30頃で、レース時は引き潮の予報であった。当初、個人的には風も弱く、長いレースになるのかなと予想していた。役員間での協議の結果、今回のコースは「机島反時計周り」になることが決まった。受付開始直後より多くのエントリーがあり、24艇ものヨットがエントリーした。

DSC01290 いざ海面に出てみると風は十分にあり、レースはとても気持ちよさそうであった。しかしながら、風はほぼ東から吹いており、スタートラインを設定するのに苦労した。10:55に予告信号、11:00にスタートしたものの、みんな久しぶりのレースで気が競っていたのか、1回目はゼネラルリコールとなった。気を取り直して11:05に2度目の予告信号、11:10にスタートした。本部船であるため仕方がないが、少し物足りない気分でスタートしていく船団を見送った。スタート後は本部船のアンカーを打ち直し、フィニッシュラインを短くしてしばしのフリータイムとなった。

本部船から見て、玄界島の前では風が不安定なのか船団ができているようにも見受けられた。しかし、それも徐々にばらけだし、大机島・小机島を回航してくるヨットが見え出した。本レースのファーストホームを飾ったのは“May be”であった。その後、2番手に“ENTERPRISE LILY”、3番手は “K.CONTESSA 風と虹”と続いた。おおよそ2時間程度で全艇が帰着し(1艇はリタイア)、今年のHYCレース初戦は無事に終了した。レースに出ないもどかしさはあったものの、運営側を経験することは大変勉強になる良い機会であった。  Bambino 三島 博之

本部船運営記。2019年第10レースは”ZEPHYRUS”さんでした。

2019年11月24日

11月17日(日)は2019年HYCシリーズレースの最終戦でした。予報では晴れ、南東の風で2~6ノットとレースには物足りない風で、午後から少し風が強くなることを期待。

今日の本部船は、先月のレースでディスマストした“ZEPHYRUS”チームが引き受けていただきました。マストが再建されるのに2、3か月かかるそうで、今日は本部船としてレースに協力していただきました。8時半には本部船運営メンバーがハーバーに集合し、先ずは今日のコースをレース委員長と相談して、全般的に風が弱いため、博多湾口の机島南の「クタベ瀬黄色ブイ」時計回りコース(距離11マイル)に決定。またタイムリミットを、日没時刻を考慮して通常より30分短くして16:30に変更。その代わりスタート・フィニッシュラインを大分沖合に設置することにしました。マークブイや信号旗などの運営用品は前日に船に積み込んでいたため、クラブハウス2階でレース受付に備えました。10時の受付終了で今日の参加は18艇。皆さん、今年最後のレースとあって気合は十分です。10時過ぎにはスタートライン設置のために出港しました。小戸沖には例年10月から翌年3月まで「海苔網」が設置されているため、大きく迂回して沖合を目指します。通常よりだいぶ沖合にスタートラインを設置しました。マストがないため風向風速が測定できませんが、ポールに掲げたフラッグと肌に感じる風で、南東の風で2~4ノットくらいでしょうか。運営メンバーで5分前、4分前、1分前のフラッグ掲揚等の確認を行いスタートに備えます。今日はリコールやゼネリコがないようにきれいにスタートしてほしいと祈りました。

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10時30分頃にはレース参加艇がスタート海面近くに集結しだしましたが、風が弱いためか少々物足りなさそうに風の振れや海面の状況を確認していました。10時55分に5分前の予告信号、56分に4分前の準備信号が発せられ、風も少し出てきて4ノット前後。各艇ともそこそこ艇速が出ているようで、何とかスタートできそうです。11時ちょうどにスタート信号が発せられ、本部船の祈りが通じたのかリコール艇もなく、きれいにスタートしていきました。南東の風で、右横から風を受ける状態だったため、スタート直後に各艇からジェネカー、スピンが次々に上がっていきます。なかなか壮観です。スタート間もなく、本部船に掲げているフラッグが勢いを増してきて6ノットくらいは吹いてきたようです。ほぼ全艇がジェネカー、スピンを上げて沖合の玄界島方向に向かっています。

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無事にレースはスタートしたものの昼頃にはいったん風が落ち、タイムリミットまでに全艇フィニッシュできるだろうかと少々心配になってきました。今季最終レース、何とか全艇フィニッシュしてほしいと願いながら、本部船のアンカーを上げてフィニッシュラインを短くして再度アンカリング。受け入れ準備が整ったところでお昼ご飯にします。スタート1時間後くらいから、本部船に掲げているフラッグがだらりと垂れ下がってきました。風が随分落ちたようで1、2ノットくらいでしょうか、レース参加艇の皆さんは我慢の走りをしていることでしょう。今日は天気も良く見通しがきくので玄界島、机島まで見渡せます。双眼鏡で覗くと、弱い風の中を各艇苦労している様子です。幸いにも今日は「中潮」で強い潮の影響はあまり受けていないようです。13時20分頃になってようやくジェネカーらしきものが見えてきました。双眼鏡で確認すると白地にグレーの横ライン、どうやら50フィートの“K.CONTESSA 風と虹”のようです。風が南東から東に変わったのでしょうか。また本部船のフラッグも勢いよくはためきだしました。それから20分くらい経過した頃に、はるか後方にジェネカーらしきものが2つ見えだしました。

先頭を走る“K.CONTESSA 風と虹”は一直線にフィニッシュラインに向かってきます。途中で風が少し南に回ったのでしょうか、ジェネカーを下ろしてジブを上げています。14:05:32に“K.CONTESSA 風と虹”がダントツのファーストホーム。続いて27分遅れで14:32:44に“Second Love”が2着、14:37:27に“May be”が3着でフィニッシュしました。後続艇も安定しない風を拾いながら順次フィニッシュして、16:07:50に“Happy Holiday”が最後にフィニッシュして、2019年シリーズレースが無事に終了。残念ながら途中リタイヤが3艇でした。

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ここ3年は荒天中止や無風ノーレースなどで年間10レースを実施できませんでしたが、今年は無事に全10レースを消化することができました。5月の第3レースでは“AZUMI”が、10月の第9レースでは“ZEPHYRUS”がディスマストという不運に見舞われましたが、両艇とも乗員に怪我はなく何よりでした。原因は両艇ともバックステイのトラブルだったそうで、オーナーの皆さん、艇の整備は入念にお願いします。レースに参加された皆様、来年も海でお会いしましょう。また、本部船を運営していただいた協力艇の皆さん、本当にお疲れ様でした。 

[以下は本部船“ZEPHYRUS”のSオーナーからのコメントです]

年間成績上位を目指していましたが、先月の第9レースで痛恨のディスマスト。今日はマストが整備できずにレースには参加できませんが、せめて本部船の運営でもと協力させていただきました。メンバーは男性1名と女性3名。穏やかな気象条件になるようにと何日も前から祈っていました。とりあえず前日の土曜日にマークブイや信号フラッグなどの運営用品を船に積み込みました。レース当日は祈りが通じたのか朝から穏やかな天気に恵まれました。レース参加艇には物足りない風ですが、本部船には絶好の日和。ピクニック気分でルンルンです。

9時過ぎからクラブハウス2階でレース参加受付を開始し、10時の締め切りで今日の参加は18艇。直ちにポンツーンに向かい出港。小戸沖には「海苔網」が設置しているのでこれを迂回して沖合に向かいます。今日は風が弱く、またタイムリミットも30分短くしたので通常位置よりもかなり沖合にスタートラインを設置しました。風向風速計がないのではっきり分かりませんが、南東の風で風速は3ノット前後といったところでしょうか。予報では昼頃には5、6ノットの風になるとのことですが、先行きが不安です。コクピットではクラブ旗、P旗、リコール旗、ゼネリコ旗の準備をして、スタートの手順を確認します。できることなら1発できれいなスタートをして欲しいと願いました。

風も少し出てきて4、5ノット。10時55分に5分前の予告信号、56分に4分前の準備信号を発し、59分に1分前。ほとんどの艇がアウターマーク寄りに集まっています。30秒前、20秒前、10秒前、ラインから出るよなと緊張の瞬間。どうやら大丈夫のようです。11時ちょうどにスタート信号を発しましたが、本部船の祈りが通じたのかリコール艇もなくきれいにスタートしていきました。右横からの風のため、スタート直後から次々にジェネカー、スピンが上がっていきなかなか壮観です。みんな、頑張って!

スタートラインを長く取っていたのでアンカーを上げて本部船を移動し、フィニッシュラインが机島方向に直角になるように短めにアンカーを打ち直しました。そろそろお昼になるのでコクピットでランチタイム。この季節としては珍しく陽気も良くて暖かく、波もほとんどありません。絶好の本部船日和です。食事をしているとどこからともなくユリカモメがやってきて、1艇身ほど先の海面を漂い、こちらをじーっと見つめています。10分、20分とその状態が続くので、パンをちぎって投げてやるとすぐにパクりと食い付きました。2、3回続けていると別に2羽のユリカモメもやってきて、3羽で餌を求めてきました。しばらくユリカモメと遊んでやってレースの進行具合を確認すると、玄界島から机島方向に向かってレース艇が見えます。どうやら風が落ちたようであまり進んでいないようです。その内、沖合からこちらにヨットが近づいてきました。双眼鏡で確認すると、セールを下ろして機走しているようです。“Altair”、“MALOLO”、“Fripper-Ⅴ”の3艇が途中棄権です。ランチも済んでしばらくおしゃべりしていると、遠くにジェネカーらしきものが見えます。双眼鏡で確認するとどうやら“K.CONTESSA 風と虹”のようです。さすがに50フィート艇、速いです。その後方はと双眼鏡で何度も確認しますがジェネカー、スピンを上げている艇は確認できません。トップ艇が肉眼でもはっきり視認できるようになって、どうやらジブにチェンジしているようです。風が少し前に回ったのでしょう。この頃になってようやく後続艇のジェネカー、スピンが二つ、三つ見えてきました。14:05:32に“K.CONTESSA 風と虹”が後続艇を大きく引き離して堂々のファーストフィニッシュ。トップ艇から約25分遅れて2番手の“Second Love”がフィニッシュすると順次フィニッシュが続き、16時過ぎに最後の艇がフィニッシュしました。何とかタイムリミット内に全艇フィニッシュできてほっとしました。年明けにはマストも立つようですので、来シーズンはノー事故でレースに参加したいと思っています。

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