2022年の博多湾クルーザーレースシーンを締めくくる年末恒例の表彰式&懇親パーティーを、同じ博多湾でレースを行っている福岡ヨットクラブと合同で12月17日(土)に西区小戸の「ホテルマリノアリゾート福岡」で開催しました。会場には22艇120名のオーナー、クルー、ご友人の皆様にお集まりいただきました。
2020年、2021年は新型コロナウィルスの緊急事態宣言発出等により、予定していた年間10レース中半分程度しか実施できず年間成績を出せませんでしたが、今年は台風14号の接近により9月の第8レースを中止したほかはレースが実施でき年間成績を出すことができ、3年ぶりの表彰式となりました。
18:30に開会し初めにFYC福岡ヨットクラブの沼田会長(Bambino)、続いてHYC博多ヨットクラブの山田会長(JORDAN)の挨拶の後、FSAF福岡県セーリング連盟の秋山会長の乾杯の発声でスタート。ホテル自慢の料理とビール、ワイン、カクテルでしばし歓談。レースやクルージングなど、楽しいヨット談議で新型コロナ禍での1年間のもやもやを吹き飛ばしました。
本日はレースの副賞やビンゴ大会景品に沢山の協賛をいただきました。マリーンテック様、シップチャンドラー様、トラム様、福岡市ヨットハーバー&ビーチ様、㈱フォーチュン様、ノースセールジャパン様、霧が丘つだ病院様、大石歯科医院様、二日市整形外科クリニック様、プレ宮崎様、マリンサポート様、ファミリア・アカデミー様、ありがとうございました。
しばし歓談の後、皆様お待ちかねの今年のクルーザーレースの表彰式です。先ずはFYC福岡ヨットクラブレースの表彰式です。栄えある年間総合1位は“Windward Ⅴ”でした。津田オーナー率いる精鋭クルーが実力を如何なく発揮した結果です。沼田会長から総合優勝杯、副賞などを授与され、皆さん満面の笑顔で喜んでいました。
続いてHYC博多ヨットクラブレースの表彰です。お待ちかねの年間総合成績の表彰です。先ずは総合3位から発表。総合3位は40フィートの“Second Love”、総合2位は32 フィートの“May be”、そして2022年のHYCチャンピオン、栄えある総合優勝は34フィートの“Le Grand Bleu 9”でした。工藤オーナーを中心に和気あいあいとした雰囲気でクルーワーク抜群です。それぞれ山田会長から総合優勝杯、クリスタルトロフィー、副賞などを授与され、皆さん満面の笑顔で喜んでいました。レース参加の全艇(27 艇)にはそれぞれ賞品が授与され、各レースの「First Finish」や「修正1位」、今年もっとも多く参加費を収めていただいた「皆勤賞」、走りたいのを我慢してレース本部船を引き受けていただいた「本部船お疲れ様賞」、BB賞、ラッキー7賞、ジャスト賞(10位、20位)など多くの賞品が授与されました。
表彰式の後は参加者の皆さんはグラスを片手に各テーブルを回り、レースの振り返りやヨット談議に花が咲いていました。会場を盛り上げるためにここでアトラクションタイム!中央区大名のダンススタジオ、ファミリア・デルカシーノの皆さんによるキューバダンスのパフォーマンスです。両クラブの会長もステージに上げられて楽しくダンス。人生を楽しむラテンのパワーで会場も大いに盛り上がりました。
パーティーも終盤となり、皆さんお待ちかねの豪華景品が用意されている「ビンゴ大会」スタート。景品総数約70本、進行役から番号が読み上げられるたびに会場からは「リーチ」や「ビンゴ」の声が上がり、早めのクリスマスプレゼントを手にした参加者からは満面の笑顔。
次に、女性参加者全員によるじゃんけん大会で素敵な景品を次々にプレゼント。最後に今回の景品で最も高額な「ホテル日航福岡ペア食事券(3万円相当)」は参加者全員で「大じゃんけん大会」で決定。会場も大いに沸きました。
パーティーの締めくくりは福岡ヨットクラブ津田副会長(Windward Ⅴ)の閉会挨拶のあと、博多ヨットクラブの小河氏(Little Wingオーナー)の「博多手一本」で20:45に大盛況の内に福岡ヨットクラブ、博多ヨットクラブの2022年の全日程を終了しました。皆さん、一年間本当にありがとうございました。来年も元気な姿で海でお会いしましょう。
9月18日(日)に予定していた「壱岐市長杯・壱岐ヨットレース」については、心配していた台風12号が九州から遠く離れた西方海上を北上するため安心していましたが、日本の南方海上に熱帯低気圧が発生し、今後24時間以内に台風に発達して九州方面に接近するとの予報が出ました。18日(日)、19日(月)は玄界灘も30ノットオーバーの暴風雨が予想されるため、安全第1の観点からレースを中止することにしました。
コロナ禍で3年ぶりのレース開催ということで多数の参加艇に申込みいただき、皆さん本当に楽しみされていたレースですが自然の脅威には立ち向かう術がありません。来年のレース開催に期待しましょう。
壱岐市並びに壱岐市観光連盟の後援を得て9月18日(日)に開催する「壱岐市長杯・壱岐-福岡ヨットレース」の参加申込を受け付けています。申込期限は9月11日(日)までとなっていますので、参加予定の艇は「レース公示」をご覧いただき期限までにお申し込みください。
コロナ禍ではありますが、フィニッシュ後現地で宿泊される場合は「長崎県民割」が9月末まで延長となっていますので、新型コロナワクチン3回接種済の方はこの割引が受けられます。宿泊代金の半額割引(最大5,000円)と1泊につき2,000円の地域クーポンがいただけます。予約の際に宿にご確認ください。
なお、博多ヨットクラブ会員艇で2022年シリーズレースに参加されている艇については第8レースとして年間成績に反映します。
[2022壱岐レース公示(PDF)] [2022壱岐レース参加申込書(PDF)」 「2022壱岐レース参加申込書(Word)] [2022壱岐レース帆走指示書]
9月18日(日)開催の「壱岐市長杯・壱岐レース」については現在参加申込を受付しています(申込期限9月11日まで)。博多ヨットクラブ会員外の皆様のご参加もお待ちしています。
レースの帆走指示書は別添資料の通りですが、フィニッシュ本部船の電話番号については、参加申込いただいた艇に後日お知らせします。
現在新型コロナウィルスの感染者が全国的に増加しています。今後感染者の急激な増加により「緊急事態宣言」が発出される事態に至った場合は、レースの開催も難しくなる可能性もありますのでご承知おきください。レースに参加される各艇にあってはそれぞれに感染防止対策に十分ご配慮いただき、フィニッシュ後に壱岐に寄港される場合はマスク着用を徹底していただきますようお願いします。
2017年より壱岐市、壱岐市観光連盟の後援を得て開催している「壱岐市長杯・壱岐-福岡ヨットレース」については、9月18日(日)前夜祭、19日(月・祝)レースの予定で壱岐市並びに壱岐市観光連盟と相談していましたが、前夜祭会場の確保が困難となったため現地でのパーティーは中止とし、小戸沖をスタートして壱岐フィニッシュ(距離約27マイル)とする「壱岐レース」として9月18日(日)に実施することになりました。
2018年の第2回大会より壱岐市より「壱岐市長杯(持ち回り)」をいただいていますが、2019年は微風・無風でノーレース、2020年、2021年は新型コロナで中止となったため3年間出番がありません。今年こそは市長杯獲得艇が出ることを願っています。現地での表彰式等はありませんので、壱岐フィニッシュ後は現地で宿泊されるなり、そのままUターンして帰福されるなりご自由にしてください。レースの帆走指示書については7月中にお知らせします。
なお、博多ヨットクラブ会員艇で2022年シリーズレースに参加されている艇については第8レースとして年間成績に反映します。
[2022壱岐レース公示(PDF)] [2022壱岐レース参加申込書(PDF)」 「2022壱岐レース参加申込書(Word)]