「壱岐-福岡ヨットレース2017」の参加申込み受付は6月20日(火)までです。すでに19艇の参加申込みがあっています。
参加資格として「レースに有効なヨット保険に加入していること」としていますが、それ以外のヨット保険に加入しているヨットの皆さんで、何やら楽しそうなヨットイベントなのでぜひ参加したいと思われる方はオープン参加として受け付けます。壱岐まで一緒にクルージングをして、現地の前夜祭で他のヨット仲間と交流を深め大いに盛り上がりましょう。また壱岐観光連盟を通じての宿泊予約についても、申込み期限を当初は5月31日までとしていましたが、観光連盟及び宿舎の好意で6月20日(火)までとします。このことに伴い、「レース公示」を一部修正しました。
プロセーラー 高木 裕氏を講師に迎えて「セーリング講習会」を開催します。クラブレース等に参加の皆さん、スキルアップを目指しませんか。今年の講習内容は次の通りです。
<キールボートのハンドリングテクニック編>
タック、ジャイブ、上マーク回航、下マーク回航での船の回し方など。
<ジェネカーやスピンのホイストと、ジャイブ、ドロップ編>
トラブルの少ない方法のテクニック。
午前中 : 会議室での講習と桟橋でヨットを使ってのデッキ上での講習。
午 後 : 海上での講習。マークを2個打ってジェネカー・スピンの上げ下げやジャイブの練習。
会議室で海上で撮影したビデオを見ながらの講習。
【日 時】 平成29年6月25日(日) 09:00~15:30
09:00~ ハーバー集合、受付、艇の艤装
10:00~15:30 講習
15:30 解散
【場 所】 福岡市ヨットハーバー セーリングハウス1階会議室及び博多湾
【参加費】 一人 1,000円(当日徴収) *昼食弁当を頼まれる方は別途500円(当日の受付時に申込み)
【申込み】 参加希望の方は、艇名と人数を6月15日(木)までに事務局へお申込みください。
HYC会員艇にあっては、艇のオーナーからお申込みください。
会員外の方は、当ホームページの「お問合せ欄」からお申し込みください。
《講師:高木 裕氏の略歴》
大学時代にインカレ優勝、インカレ470級個人優勝、学生で初の470級全日本チャンピオン。国体優勝、アジア選手権優勝、ワールド7位、ロサンジェルスオリンピック470級日本代表11位。キールボートではジャパンカップ、パールレース、沖縄-東海レースなどで優勝多数。国際レースではハワイ・ケンウッドカップ、豪・シドニー-ホバートレース、米・トランスパックレース、チャイナシーレースなどに数多く出場し優秀な成績を残す日本を代表するセーラー。
「壱岐-福岡ヨットレース 2017」の参加申込み受付は6月20日(火)までです。すでに15艇の申込みがあっています。
このレースは、壱岐の夏の幕開けにふさわしい楽しいヨットレースとして壱岐市、壱岐市観光連盟の後援をいただいています。前夜祭では壱岐の郷土芸能の披露も予定しており、壱岐の皆様との交流も計画しています。観光連盟様を通じての宿泊の申込みは5月31日までとしていましたが、まだ余裕があるようですので、レース参加をご検討中の皆様は、ぜひこの機会に壱岐を訪問してみませんか。お待ちしています。
現在、参加申込み受付中の「壱岐-福岡ヨットレース」ですが、この度、壱岐市が本レースの開催趣旨にご賛同いただき「後援」していただくことになりました。長崎県壱岐市と福岡市を海路で結ぶ友好のヨットレースとして今後発展していくことを期待しています。これに伴い、レース公示を一部修正しました。レース名称を「壱岐-福岡ヨットレース 2017」と改名します。後援名義に「壱岐市」を加えます。7月16日(日)の前夜祭の開催時間を1時間繰り下げて「18:00~20:00」とします。修正後の「レース公示」は、 [壱岐-福岡ヨットレース2017公示(修正)pdf] [壱岐-福岡ヨットレース2017公示(修正)Word]。
参加申込み期限は「6月20日(火)」までとなっていますので、参加をご検討中の皆様は期限までにお申し込みください。なお、壱岐市観光連盟様を通じての宿舎の申込みは「5月31日(水)」までとなっています。
また、本大会のPRと盛り上げを図るためにポスターを作成しました。 [大会ポスター]
今年大幅にリニューアルした「HYC壱岐レース」。大会名称も「壱岐-福岡ヨットレース 2017」として夏の楽しいヨットレースを目指します。先日、レース公示を公表し、問い合せや参加申込みがあっています。
先週、クラブの山田会長(JORDAN)、レース委員で本大会をプロデュースしている熊坂氏(Freestyle)が壱岐を訪問し、多くのヨットが壱岐に集結するため現地の関係先に挨拶と開催への協力を要請してきました。壱岐市観光連盟会長さんや市役所では副市長さんが応対していただき、大会を応援しましょうと言っていただきました。前夜祭では地元関係者も出席していただき交流を深めるとともに、壱岐の郷土芸能(太鼓や踊りなど)も披露していただけるようです。他にも、漁協や海上保安署などにも挨拶に訪れ、概ね好意的に受け止めていただきました。前夜祭会場となるレストランとも打ち合わせをして、経営者からは「料理は心配しないでください。タップリ用意します。」と、「お・も・て・な・し」の心を最大限発揮してくれるとのことでした。
ところで、皆さんご存知でしたか。壱岐では乾杯は「焼酎」で行うそうです。何と!壱岐市の条例で推奨しているそうです。壱岐焼酎の消費拡大と普及を図るために4年前に制定したそうです。こんな話は聞いたことがありません。さすが麦焼酎発祥の地ですね。壱岐の誇りを感じます。地元醸造所が乾杯用に特別に造った焼酎があるそうで(アルコール度数低め)、それが一般的だそうです。 [壱岐焼酎乾杯条例]
なんだかワクワクしてきました。前夜祭も含めてとっても楽しそうなレースの予感がします。一度は訪れてみたい「壱岐アイランド」。ぜひこの機会にレースに参加して存分に壱岐を楽しみませんか。参加申込みをお待ちしています。詳しくは「レース公示」をご覧ください。
さっそく壱岐市観光連盟にヨットレース参加者の宿泊予約が入っているようです。
宿舎の手配をご自身でされる方にあっては、係留地、宿、前夜祭会場間の送迎については直接宿とご相談ください。前夜祭の参加は自由ですが、せっかくの機会ですので他の参加艇や地元の皆様との交流をお楽しみください。
レースや前夜祭の問い合わせについては、レース公示に記載しています問合せ先にお願いします。
2017年3月に国営海の中道海浜公園に新しく開設された「博多湾パノラマ広場」のオープニングイベントとして、5月13日(土)に日本最高峰の花火師が集い、花火と音楽の共演を楽しむ「海の中道芸術花火2017」が開催されました。会場の上空が福岡空港への空路となっているため、通常は上空に打ち上げる尺玉は海面すれすれに設置し半円で開花。斜めに打ち上げられた花火が放物線を描き水面近くで真っ赤な大輪を咲かせたほか、扇形の仕掛け花火などが博多湾を彩りました。音楽とシンクロした花火が1時間で1万発打ち上げられ、これまで見たことのない新しい形の花火大会に、会場近くの海面に集まった多くのヨットやモーターボートからも歓声が上がっていました。上空では福岡空港へ進入する飛行機が数分おきに飛行し、乗客の皆さんも楽しまれたことでしょう。主催者は来年も開催予定とのこと。
博多ヨットクラブ恒例の夏の壱岐レースは、今年はクラブ創設40周年を記念して、「壱岐-福岡ヨットレース」として長崎県壱岐をスタートして福岡市西区小戸沖までの全長34マイルのコースとし、壱岐市観光連盟様の後援を得て楽しいヨットレースを目指します。
スタートは海の日の7月17日(月・祝)午前8時。前日の16日(日)午後5時より、参加艇の皆様や地元壱岐の皆様との交流の場として「前夜祭」を行います。麦焼酎発祥の地である壱岐の美味しい焼酎で大いに盛り上がりましょう。でもあまり飲み過ぎると翌日のレースに支障が出ますのでほどほどに。17日(月)午後6時から福岡市ヨットハーバークラブハウスで表彰式を行います(パーティーはなし)。レース公示、参加申込書、宿泊申込書は下記をご覧ください。参加申込期限は6月20日(火)ですが、宿泊申込期限は5月31日(水)です。宿泊申込はあまり時間がありませんが、夏休み直前の3連休ということもあり宿舎にとりましてもかきいれどきになり、壱岐市観光連盟様の手配でヨットレース参加者用に特別に確保していただきましたが、一般客の予約を受けるためにレース参加者については早めに人数を把握させていただきます。5月31日までに宿泊人数が確定しない艇にあっては、とりあえず申込みだけはしておいて、後日人数を調整してください。また観光連盟様斡旋の宿舎を利用せずに、各艇で予約されても構いません。その場合は早めの予約をお勧めします。
HYC会員艇以外にも多くのヨットに参加していただき、夏の玄界灘を代表する楽しいヨットレースになることを願っています。
1973年に始まった「日韓親善アリランヨットレース」は概ね2年毎に開催され、今年の第23回大会でその歴史に幕を閉じました。最後の記念大会とあって多くの参加艇を見込んでいましたが、折からの緊迫する北朝鮮情勢により参加を見合わせるチームがかなりあり、最終的には14艇の参加となりました(IRClクラス6艇、オープンクラス8艇)。ただし日韓親善交流を謳う国際ヨットレースということもあり韓国から4艇の参加がありました。
5月3日(水)正午に釜山沖をスタート、福岡市西区小戸沖までの約110マイルを帆走し、5月4日(木)06:03:40に関西の雄“NOFUZO”が所要時間18時間3分40秒でファーストホーム。最終艇は同日19:26:30に無事フィニッシュしました。博多ヨットクラブからは“May be”、“Second Love”、“Windward Ⅴ”、“いそしぎ”の4艇が参加し、栄えある優勝は4着でフィニッシュした“Windward Ⅴ”が手にしました。“Second Love”はIRCクラス3位、“May be”はオープンクラス2位、“いそしぎ”はオープンクラス5位でした。
日本で一番歴史のある国際ヨットレースの「日韓親善アリランヨットレース」がいつの日か再開されることを望んでいます。
GW前半の4月30日(日)に四国・愛媛県の宇和島市で開催された「第22回宇和島市長杯ヨットレース(うわじまパールカップ2017)」に、HYC会員艇の“Humming bird Ⅴ”艇が遠征参戦し、ZEPHYRUS艇のY嬢が同乗してレース参戦レポートをいただいたので以下に紹介します。本レースには他にHYC会員艇の“MALOLO”艇、“FALCON”艇、“SAKURA”艇も参加しました。
[Humming bird Ⅴ艇同乗のY嬢からの参戦レポート]
ゴールデンウィーク前半の4月30日、Humming bird Ⅴ艇(以下、HB艇)に乗せていただき宇和島パールカップヨットレースに参加してきました。いろんな人からすごく盛り上がる、絶対に楽しめると聞いていましたが、噂にたがわず大盛況でした。HYCからは他にMALOLO艇(以下、ML艇)、SAKURA艇、FALCON艇が参加。29日の16時には全艇宇和島港に到着。その後宇和島港に隣接している道の駅きさいや広場にて、名物のじゃこ天とビールでゆる~い感じの前夜祭スタート。大会本部の方から「メインは明日のパーティです。レースはおまけですから。」と念を押され(?)ます。
レース当日は素晴らしい好天に恵まれました(うーむ、レースには風が弱いかな)。8時から開会式&艇長会議。市長杯なのでまずは宇和島市長の挨拶。その後コースとルールの説明ですが、これがなかなかユニーク。予告は10分前、5分前のみ。(え?4分前、1分前ないの?)ゼネリコ、リコールは取ります(それ普通w)。でもリコールはちょっとくらい出てても解消せずそのまま行ってOKです(えーっ?w)。その場合10%のハンディキャップをつけます。ただし悪質な場合は別です(どうやって見分けるの?)。最低ポート・スタボー、かみ・しもは守って下さい。ケースを起こされても受け付けるところがないので、悪いと思ったらフィニッシュ前に720度回ってください。等々、思わず吹き出してしまうような説明ばかり。あまり本気出しちゃいけないってことですね。
出港後洋上でセールを上げる前にスキッパーを務めるプロセーラー高木 裕氏を中心にコクピットで作戦会議。微・軽風下のレースになるため、コース取りやセールの選択などを綿密に打ち合わせます。さぁいよいよレースです。10時スタートでしたがゼネリコ。風が弱く53艇もいるので仕方ありません(が、ほんとにゼネリコ取るんだとちょっとビックリw)。15分後に再スタート。HB艇とML艇、過去に優勝経験のある広島のSAMMY艇がフリートを引っ張ります。少し後ろにはSAKURA艇も続いてます。徐々に風も上がってきていい感じです。しばらく走るとフリートがばらけてきました。多くの船が北海面へ向かう中、HB艇は南風を予想し南海面へ。しかし潮の影響を受け北側の島寄りを選択した船の方が有利になり、第1マークは6番手で回航。しかしここからがHB艇の本領発揮。先行するML艇はマーク回航後ジェネカーをアップするもすぐにジブチェンジしているので、こちらはコードゼロを準備して回航します。しばらくジブで走った後、風のシフトに合わせてコードゼロをアップ。これで先行艇を一気にゴボウ抜き。トップを走っていたML艇も追い抜いてトップに躍り出ます。ここからはもう他艇の追随を許しません。その後ジェネカーにチェンジするため一旦ジブアップ、コードゼロをおろしジェネカーアップ、ジブダウン。第2マークまでの短時間に風に合わせた頻繁なセールチェンジをなんのトラブルもなくこなすのがHB艇のバウチーム&ピットのすごいところ。いつも見てて惚れ惚れします。第2マーク回航後、ジブアップするとフィニッシュラインはすぐ目の前。12:10:08に後続艇を大きく引き離してトップでフィニッシュしました。
(ゆるーい前夜祭) (宇和島市長挨拶) (レースコース) (豪華賞品の数々)
(艇上ミーティング) (スタート直後のML艇) (HB艇のクルーワーク) (後続艇が小さく)
17時より今大会のメインイベントである表彰式&パーティが始まりました。優勝は、HB艇、ML艇に続き3着だった山口県周南市から参加のFortissimo11です。HB艇はファーストホーム賞をいただきましたが、宇和島ヨットクラブの方から「ここは北側の半島に寄るのがセオリーなんですよ(それ前夜祭で教えて下さいよ!)。それを知らずに中央突破してファーストホームするとは流石ですね。」とお褒めの言葉をいただきました。このあと延々パーティが続きます。お料理は地元の魚介類が山ほど。大きな岩ガキもどんどん焼かれて次々と出てきます。飲み物も生ビール、焼酎、日本酒、カクテル、もちろんオレンジジュース、etc. とふんだんに用意されています。司会の進行も盛り上げ方も上手で退屈しません。ステージの上には宇和島の特産品を始めとしたたくさんの賞品が用意されており、参加者全員抽選で必ずなにか当たります。それ以外にもじゃんけん大会用にいくつもの真珠のアクセサリーが用意されており、なかでもみんなのお目当てはン十万円相当の真珠のネックレスです。このために宇和島パールカップに参加している人も多いという話。MALOLO艇のヘルムスマンを務めた福岡市ヨットハーバー事務所の鬼塚氏が最後まで勝ち残り、ステージで女性と一騎打ちに。HYCメンバー全員で応援しますが残念ながら負けてしまいました。しかしどうもO氏は女性に譲るためにわざと負けてあげたとか。さすがシーマンは違いますね。HYC会員艇のレース成績は、Humming bird Ⅴ艇:1着修正17位、MALOLO艇:2着修正26位、FALCON艇:11着修正41位、SAKURA艇:13着、修正38位でした。
(表彰式パーティ) (ファーストホーム賞) (HB艇の皆さん) (じゃんけん大会決勝)
こうして大盛り上がりとなったパーティがお開きになったのは21時。レースよりも長丁場で体力も必要。パーティがメイン、レースはおまけというのがよく分かりました(まるでタモリカップのようですね)。終わった途端にまた来たい♪と思わせてくれる宇和島パールカップ。なにより宇和島ヨットクラブのみなさんの温かい「お・も・て・な・し」に感動しました。