お知らせ

HYC会員懇親会、盛況の内に開催!

2014年4月11日

2014年の事業計画としてご案内していました「会員懇親会」を4月10日(木)に開催しました。これまで会員(ヨットのオーナー)同士の懇親の場としては年末の表彰式&パーティーくらいしかありませんでしたので、もっと気楽に会員間の交流・懇親の場を提供するために第1回目として開催したものです。

当日は、足の便がいい天神のど真ん中の居酒屋で、特に事前に出欠確認を取らずに仕事帰りにでも気軽に立ち寄っていただくというスタイルで行いましたが、JORDAN、SIESTA、翔風、Summertime、MALOLO、SecondLove、Bambino、Freestyle、ZEPHYRUSの9艇のオーナーの皆さんが集まっていただき、ハーバー内ではなかなかゆっくりと話せないいろんな話題に花が咲きました。HYC会員でありながら初めて言葉を交わすオーナーさんもいて、そもそもヨットを始めたきっかけは、自分のヨットスタイルは、将来の夢は、レースの勝負どころは、などなどあっという間に時間が過ぎてしまいました。なかでも、何艇かのチーム合同でタイのプーケットで行われている「キングスカップヨットレース」への参加の準備を進めているとか、単独でアメリカ西海岸のロサンゼルスからハワイ・ホノルルまでの「トランスパックヨットレース」にぜひ参加したいなど、夢のある楽しい話に大いに盛り上がりました。参加された皆さんからはぜひとも次回も開催しようという声があがり、3~4か月に1回くらいの割合で会員懇親会を開催していくことにしていますので、今回参加できなかった会員さんも次回はぜひともご参加ください。

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KANALOA号の九州一周航海記(その3)

2014年4月01日

会員艇“KANALOA”号の九州一周航海記の続編です。前回は熊本県天草から鹿児島県硫黄島までのクルージングの様子でしたが、今回は硫黄島→屋久島(鹿児島県)→種子島(鹿児島県)→油津(宮崎県)→蒲江(大分県)までの楽しいクルージングの様子をお伝えします。福岡・小戸から九州を西回りに大分まで到達しました。寄港先での役に立つ情報なども満載ですのでぜひご覧ください。

  「KANALOA号の九州一周航海記(硫黄島~蒲江港) pdf」

本部船運営記。2014年第1レースは“Humming birdⅤ”さんでした。

2014年3月31日

3月16日の第1レースは2014年の開幕戦でした。約4か月ぶりのレースを待ちわびた20艇の会員艇と2艇のオープン参加艇の計22艇が参加しました。第1レースの本部艇は福岡を代表するレース艇“Humming birdⅤ”チーム(ロッドマン42)が初めて担当しました。IMG_6393天気は快晴でしたが朝から強い西風が吹いていました。幸いにも波はそう高くなく絶好のレース日和です。本部艇運営メンバーは午前8時半にはハーバークラブハウスに集合し、受付の準備、マークブイやレース旗などの運営用品の本部艇への積み込みを行い、午前9時からレース参加の受付を始めました。当初は3艇のオープン参加艇を含めて23艇の参加でしたが、9時半過ぎから風が強まりコンスタントに20ノットを超えるようになったため、初心者メンバーが中心のオープン参加の1艇が参加を取り止めました。

[以下は本部艇“Humming birdⅤ”のTオーナーからのレポートです]

DSC00397DSC00399平成26年3月16日の博多ヨットクラブの第1戦は、年に1回のノルマの本部艇を担当することになった。年間スケジュールでこれが発表されていたためにクルー達はライバルチームから声が掛かり、本部艇を担当する人数の確保に一汗かくことになった。

 次に当日になると海象では風も強く、波もかなり出ていたので、軽量設計のハミングバードⅤ号での長時間の錨泊では居心地が悪いなぁと考えて林先生のパパリア41フッターのホンキートンクをお借りして風波対策を考えることにした。 7名のクルーとゲスト1名とで出港してリミットマークを設営した。当日の参加艇が23艇との報告を受けて少し長めのスタートラインにしようと言うことを決めたが、問題は、北東の風に対して本部艇をどの位置に錨泊させるかがかなり高度なスキルを必要となった。丁度毘沙門方向からの風に対してできるだけ直角になるように、そして少し長目のスタートラインとなるように本部艇のアンカーを入れた。電動ウインドラスの操作にはクルー達も慣れていなくて苦戦したが何とか本部艇のスタンバイは完了してホットした。ここで持参したシュークリームを配給して一息ついた。-笑い-OLYMPUS DIGITAL CAMERADSC00404

 今度はクラブ旗を5分前に掲揚したり、信号旗の準備や係の分担をした。 クラブ旗・信号旗の掲揚係兼リコール艇の有無やゴールの判定係をTCD君とASR君、フォーン吹鳴係はKSG君、時計係はFCD君、記録係はSNZ君にお願いした。やはり6名の船酔いに強い人員が本部艇運営には必要となります。 5分前のクラブ旗掲揚と長音吹鳴、4分前のP旗掲揚と吹鳴、1分前のP旗降下と吹鳴を終えて本部艇でも時計係のカウントダウンが始まり、レース参加の時以上に緊張が走った。それは、本部艇ギリギリを狙って本部艇にぶつかる艇が出ないかとの心配やレース艇通しの接触等の運営者としての心配であったが、ラインを長くした甲斐があって11:00ジャストに全艇オールフェアでスタートさせることが出来て一安心出来た。IMG_9011IMG_9015

IMG_0465 フィニッシュの準備のために艇をリミットマーク近くに移動させて風位を考慮した位置でアンクリングしてから、持参のおにぎり・竹輪・ゆで卵などでゆったりとした昼食を摂った。セカンドラブを先頭にして順次フィニッシュをしたが、ノタリとハッピーホリデーのデッドヒートもあって最後まで気の抜けない本部艇運営でした。クルーの皆さんお疲れ様でした。

カークさん壮行会の報告

2014年3月30日

先日お知らせしていましたカナダから小戸に寄港され4月1日に出港されるヨット“SILK PURSE”の壮行会の模様を報告しす。

3月27日(木)19:00から福岡市ヨットハーバーのクラブハウス2階で、HYC山田会長をはじめ有志の皆さん15名が集まり、とり鍋をメインに野菜煮つけの盛り合わせなど心温まる手料理でもてなし盛大にかつフレンドリーな中で行われました。お酒も皆さんから日本酒、焼酎、ウイスキーなど沢山提供いただきました。特にNPO法人福岡セーリング協会の秋山理事長からはスコッチウイスキーを6本もいただきました。ありがとうございました。当日は“SILK PURSE”(シルクパース)のカークさんの他にオーストラリアから小戸に寄港しているヨット“nomzamo”のオーナー・スキッパー、スミスさんもご一緒でした。

カークさんは4月1日に小戸を出航し九州西岸をあちこち立ち寄りながらどこかの港から一気に沖縄・波照間島へ向かわれるそうです。航海中の睡眠は、レーダーで10マイル以内に他の船舶が近づくと警報音、予定針路からずれると警報音が鳴るようにセットした航海計器があるので心配いらないとの話でした(これまでの航海経験で問題ないとのこと)。の本の最西端、最南端を通過して九州東岸を北上、瀬戸内海を通って津軽海峡を太平洋側から通過すると完全に日本一周だそうです。これからの航海の安全をお祈りします。

一方スミスさんはオーストラリアのタスマニア出身でホームポートはホバートだそうです。昨年11月に奥様と二人で小戸に到着。ヨットを置いたまま一旦オーストラリアに帰国して今月帰って来られました。現在ヨットを上架して整備中で4月15日頃に小戸を出港して瀬戸内海を通って太平洋岸をあちこち立ち寄りながらカナダに行かれるそうです。残念ながら奥様は体調不良で壮行会は欠席でした。

HYC山田会長からお二人に記念として「HYCクラブ旗」を贈呈しましたがご両名とも大変喜んでおられました。また余興でヨット“nasemu”のオーナーの奥様が「三味線」の演奏を披露され、ご両名とも日本の調に聞き惚れていました。その後も会話が大いに盛り上がり結局解散は24時になってしまいました。

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壮行会の様子

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カークさんへHYC旗贈呈

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スミスさんへHYC旗贈呈

 

クルーザー安全講習会開催近まる

2014年3月29日

4月13日(日)に開催する「クルーザー安全講習会」が近まってきました。最近起こったクルーザーからの落水・死亡事故を防ぐために、JSAF日本セーリング連盟外洋安全委員長の講話をはじめ、福岡海上保安部による博多湾における海難事故、緊急時の通報、火せん等信号弾の発射訓練などを行います。なかでも大きさの違うヨット3艇(40フィート級、30フィート級、25フィート級)を使った実際の落水者救助訓練は、それぞれ艇上への引き上げ方法が異なりますのでぜひとも皆さんに見学していただきたい内容です。40フィート級は昨年5月に長崎県対馬沖で実際に事故に遭遇したヨット“METAXA号”を使用し、オーナー・スキッパーの希望で当時の状況を再現した内容で行います。JSAF外洋安全委員会からは59頁に及ぶレジュメ原稿が届いており当日の資料準備の都合がありますので、参加を希望される方は申込期限(4月6日)までにお申し込みください。詳しくは下記の実施要項をご覧ください。

  クルーザー安全講習会実施要項 pdf )

カークさんの壮行会のお知らせ

2014年3月24日

福岡市ヨットハーバー(小戸)には外国からのヨットがよく立ち寄られます。特に福岡市の姉妹都市であるオークランドがあるニュージーランドから訪問されるヨットが多いようです。そのほかにもアメリカやオーストラリア、カナダ、オランダからも立ち寄られます。博多ヨットクラブでは、外国から寄港されるヨットを歓迎するとともに可能な範囲で会員さんのボランティアで買い物支援などのお手伝いを行うことで国際親善・交流を深めることを今年の事業として取り組むことを総会で決定しました。

福岡市ヨットハーバーに長期係留しているカナダ船籍のヨットをご存知ですか。オーナーのカーク・パターソンさんはアメリカのテンプル大学(ペンシルベニア州立総合大学)日本校(東京都港区南麻布)の学長を2002年から6年間務められました。kirk-pattersonkirk-patterson02引退後はカナダに在住され2012年6月から1年ほどをかけて日本近海を一周されているそうです。その途中で小戸に立ち寄られ長く係留されていましたが、いよいよ4月1日に沖縄に向けて出港されます。そこで会員有志の皆様で航海の安全を祈って壮行会を催すことになりましたのでお知らせします。ご都合が付く方は是非ご参加ください。カークさんは日本語が流暢です。

 

 日時:3月27日(木)午後7時から    場所:福岡市ヨットハーバークラブハウス2階

 料理:とり鍋、温野菜、その他      会費:2,500円見当(割り勘です)

 その他:ご家庭に眠っているお酒があったら持ち込み自由です。よろしくお願いします。

新会員さん紹介。ヨット“Le Grand Bleu 3”号(グランブルー)です。

2014年3月23日

本日付で(3月23日)ヨット“Le Grand Bleu 3”号が博多ヨットクラブに入会されました。艇種は「Grand Soleil 42」(グランドソレイユ)でホームポートは小戸です。写真はマリーンテックでレストア中の同艇ですが、輝くような紺色のハルが目を引きます。オーナーのK氏はヨット歴20年で、これからはHYCレースにも参加せていただきますとのことですので、レースに参加されている会員の皆様よろしくお願いします。博多ヨットクラブの会員艇は現在39艇になりました。

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新会員さん紹介。ヨット“ENTERPRISE LILY”号です。

2014年3月21日

今月16日付でヨット“ENTERPRISE LILY”(エンタープライズ リリィ)号が博多ヨットクラブに入会されました。昨年の8月に進水したエラン350でマリノアに係留しています。エラン社はスロベニアの会社で、モーターボートからウィンタースポーツ用具(ジャンプ高梨紗羅選手のスキー板も)等幅広くアウトドア用品を手掛ける会社です。

昨年10月のHYC第9レースにオープン参加され、参加15艇中5着でフィニッシュされました。今年はもっとレースを楽しもうとHYCに入会されさっそく3月16日の第1レースに正式参加して、参加22艇中4着でフィニッシュされポテンシャルの高さを披露しました。以下はOオーナーのコメントです。

エラン350はレース艇の趣があり、ツインラット、ツインラダー、ジェネカー装備、キール形状など全体的なデザインが気に入り購入しました。島回りレースやロングコースは何とかついて行けそうですが、ソーセージコース等のショートコースは苦手な感じがします。週末に海に出て遊んで、月曜日から仕事をしながら一週間かけて体力を回復し、また週末に波に揺られ潮まみれになって皆様方とマリンライフを楽しんでいければ幸いです。どうぞこれからもよろしくお願いします。

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新規入会“Blue bird”さん、レース初参戦

2014年3月21日

1月に新規入会された“Blue bird”(アレリオン33)さんが、3月16日に行われた2014年HYC第1レースに初参戦されました。当日は波はそう高くはありませんでしたが、西の風、9~26ノットと変化に富んだ気象条件でした。小戸沖をスタートして博多湾口の「机島」を時計回りに回って小戸沖に帰ってくるコースでしたが、机島を回る頃にはコンスタントに20ノットオーバーの風が吹きつのり、後半のレグは各艇ジェネカーやスピンを揚げて豪快なダウンウインドセーリングを満喫しましたがブローチング艇も続出し、またスピンを破る艇も出ました。こんな中“Blue bird”は巧みなハンドリングとクルーワークにより一度もブローチングすることなく、ジェネカーランで無事にフィニッシュしました。写真を見ると分かりますが何ともクラシカルな雰囲気が漂うフォルムですが、よく見ると同艇にはライフラインがありません。今後もHYCレースには可能な限り参加されるそうですので、くれぐれも落水しないように気を付けてください。

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クルーザー安全講習会の開催

2014年3月20日

昨年5月に、博多ヨットクラブ会員である“METAXA”号がアリランレース参加のために韓国・釜山に向け回航中に、対馬北方海上において大時化に遭遇して、クルーお一人が落水・死亡されるという痛ましい事故が発生しました。また10月には東京湾において、ヨットクラブ主催のデイレースで参加ヨット同士が衝突して、お一人が落水・死亡されました。さらには、一昨年の5月には沖縄-東海レースに参加中のヨットが、大時化のために途中リタイヤして避難港に向かっているときにお一人が落水・死亡されています。

これらクルーザーヨットによる落水・死亡事故を真摯に受け止め、博多湾をベースに活動するクルーザーヨットの各団体(GYC玄海ヨットクラブ、FYC福岡ヨットクラブ、HYC博多ヨットクラブ)と福岡市ヨットハーバー管理事務所が合同で、海での安全意識の更なる徹底と、緊急時における対応などを主眼に安全講習会を開催することになりました。

講習会の内容は、JSAF日本セーリング連盟外洋安全委員会の大坪委員長を講師にお迎えしての講話、福岡海上保安部による博多湾における海難事故の状況や落水者の保護、事故発生時の通報など、実際にヨット3艇を使った落水者救助のデモンストレーション、火せんなどの信号弾の発射訓練など、万一の時に実際に役立つ内容となっています。現在、JSAF外洋安全委員会、福岡海上保安部、西消防署と詳細について調整中ですので、カリキュラムの内容が固まりましたら改めてお知らせいたします。

クルーザー向けにこれだけ盛り沢山の内容の安全講習会は福岡では初めての試みでありますので、会員の皆様をはじめ、クルーメンバーの皆様にも声掛けをしていただき、一人でも多くの皆様にご参加いただきますようご案内申し上げます。

また、ヨットクラブに加盟していないクルーザーのオーナー、クルーの皆様にもこの機会にぜひともご参加いただきますようご案内します。受講を希望される方は、福岡市ヨットハーバー管理事務所(担当:菅原 TEL 092-882-2151)に直接お申込みください。

JSAF外洋安全委員会の講話では50頁近いレジュメを用意する関係で、申込期限までにお申し込みください。

 1.開催日時   平成26年4月13日(日)10:00~17:00(予定) *9:30から受付

 2.場   所   福岡市ヨットハーバー

 3.参 加 費    1,000円/1名  *昼食弁当を頼まれる方は別途500円

 4.申込期限   4月6日(日)

 5.申 込 先    各所属ヨットクラブ または 福岡市ヨットハーバー管理事務所(担当:菅原)

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