故 一木正治さん『お別れ会』のご案内
さる5月1日、アリランレース参加のため韓国・釜山へ回航中の、当クラブ会員艇「METAXA号」クルーの一木正治さんが、大時化の長崎県対馬北方で、不慮の死を遂げられました。
つきましては、きたる6月2日(日)午後4時より、小戸の福岡市ヨットハーバーで、在りし日の同氏を知るヨット仲間が集い、故人の死を悼むために、「お別れ会」が執り行われることになりましたので、お知らせします。詳細は添付ファイルをご覧ください。 お別れ会ご案内はココ
【韓国・釜山への回航2日前の壮行会でのお姿】
ここで、一木さんのことに触れておきます。
昨年、還暦を迎えました。筑紫が丘高校出身で、大学時代にヨットを始め、社会人になってからは主に関東方面で活躍され、その後「マッチレース」に興味を覚え、16年前の1997年、アメリカスカップ・ニッポンシャレンジチームのスキッパーを務めた故 南波誠さんとフッドセールジャパンの戸谷壽男さんらと一緒に、「日本ヨットマッチレース協会」を設立し、現在も同協会理事として精力的に活動しておられたため、関東の方でよく知られていました。設立メンバーの南波さんは、同協会を設立したものの、実際の活動に一度も関わることがないまま、旅立っていかれました。
一木さんは、3年前に福岡に帰ってこられ、以来、METAXA号の中心クルーとして、博多のヨット乗りとも親交を深め、人々を引き付ける温和な性格で、頼りになる存在でした。また、HYCレースでは会員艇「Little Wing号」の主要メンバーとして活躍され、同艇の2012年総合優勝に大きく貢献されました。本当に惜しい人を亡くしました。心よりご冥福をお祈りします。
なお、関東での『お別れ会』は、6月8日(土)に葉山マリーナで執り行われる予定です。
博多ヨットクラブ 会長 山田義二