「MJCマリン賞2017」授賞式
この度は思いがけず「MJCマリン賞2017」を受賞することになり、3月4日に横浜で行われた授賞式に出席したのでその様子を報告します。
報告者は、山田会長に同行したヨット・JORDAN艇のクルー梅本純生で、HYCレースではレース参加艇の写真を撮り続けている自称HYC広報担当・アマチュアカメラマンです。
[MJCマリン賞2017授賞式報告]
博多ヨットクラブが、マリンジャーナリスト会議(MJC)が選考する「MJCマリン賞2017」に選ばれ、3月4日(土)に横浜で開催された「ジャパン インターナショナル ボートショー2017」のイベントステージで授賞式が行われました。当日は山田会長とJORDAN艇の梅本純生、小田村由佳の3名で会場のパシフィコ横浜に赴きました。授賞式の司会進行は雑誌「舵」にてお馴染みの“雪乃さやかさん”でした。
今回の我が博多ヨットクラブの受賞理由は、小戸ヨットハーバーをベースに年間10回のクラブレースやクルーザー安全講習会の開催、親子クルーザー体験等、多彩な活動を展開しながらヨット(クルーザー)の楽しさや海の素晴らしさなどを体験し、ヨットの普及に努めたこと。そして何よりも昨年11月、アジアで初めて開催された「ルイ・ヴィトン アメリカズカップワールドシリーズ福岡大会」で、福岡県セーリング連盟の要請を受けて全面的に協力し、警戒船業務、観覧応援、県外からの観覧サポートなど、大会運営を陰で支えた功績が高く評価されたことです。
授賞式では、少し緊張した雰囲気の中、山田会長は表彰台にてクリスタルの盾と副賞を授与され、流暢に受賞のお礼とコメントをされて会場の皆様から盛大な拍手をいただきました。「ミス日本(海の日)」とのツーショットに至っては、緊張していた山田会長も満面の笑顔でした。
今年の栄えある「マリン大賞」は、ドイツのキールで開催された470級ジュニア世界選手権大会に出場し見事に優勝、日本人初の金メダルに輝いた岡田奎樹さん/木村直矢さんでした。この大会は24歳以下のユース世代を対象にした470級ヨットの世界選手権で、21か国より50チームのセーラーがエントリーしました。470級は2020年東京オリンピック・セーリング競技の種目。オリンピックにおいてメダルを目指す日本の470級界、そして同じユース世代で活躍する選手達に大きな希望を与えたことは間違いなし!!MJCマリン大賞を受賞された岡田奎樹さん/木村直矢さんに大いに拍手喝采を送りたいと思います。
授賞式が終わり、マリン大賞を受賞した岡田君が山田会長に声を掛けて来られました。岡田君は大分県出身で、お父様の仕事の関係で幼少時代は福岡市西区の姪浜で過ごし、何と、小戸ヨットハーバーのOP級ヨットで海に巡り合われたそうです。その後、佐賀県唐津の高校に進学され、ヨット界の頂点を目指して早稲田大学に進学されて、この度の快挙を射止められたとのこと。今回の金メダル獲得の原点が博多の小戸ヨットハーバーにあったことに山田会長もさすがにビックリポン!!!
同日夜に開催されたMJCスプリングパーティーにもお招きいただき、今回のマリン賞受賞の皆さんをはじめ、国土交通省海事局船舶産業課、海上保安庁交通部安全課の方々、MJC会員の沢山の方々と同席させていただき、多くの交流が実現できて有意義な一日を過ごすことができました。パーティーの中でも山田会長の「ACカップワールドシリーズ福岡大会」での、我がクラブ艇によるリアリティーな活動内容のスピーチで会場の注目を集めることができて、博多ヨットクラブの知名度を大いに高めることができました。
この度は、博多ヨットクラブを選んでいただいたマリンジャーナリスト会議の皆様、本当にありがとうございました。深く感謝申し上げます。もうすぐ今年の博多ヨットクラブのポイントレースも開幕です。皆さん、今シーズンも「より安全に!より楽しく!」をモットーに海に乗り出しましょう。