「2018 セーリング講習会」開催報告

2018年4月09日

プロセーラー高木 裕氏のセーリング講習会、第4回目の今年は4月8日(日)に開催しました。昨年は講師の都合が付かず開催見送りとなりましたので2年ぶりの開催でした。今年のテーマは「ヘルムスマンのハンドリングテクニックとスピン・ジェネカーのジャイブと収納テクニック」で、陸上での座学と海に出ての海上レッスンを行いました。天候は晴で西北西の風15~20ノットと風が強かったため、トラブルを避けてスピン・ジェネカー編は見送り、スタート練習、タック、下マーク回航の際のハンドリング、セールの引き込みを重点的に行いました。参加艇は、JORDAN、May be、SIESTA、ZEPHYRUS、翔風、麻里絵、いそしぎ、Whispering Jackの各メンバー28名、海上レッスンは4艇に分乗して実施しました。

10:00からクラブハウス2階の会議室で、主催者の博多ヨットクラブ山田会長の挨拶のあと、さっそく高木講師から基本的な舵の切り方、スタートアプローチ、下マーク回航、タック、スピン・ジェネカーのジャイブ、スピンホイスト、スピンドロップなどについてプロのテクニックを分かり易く解説していただきました。

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午前中の座学を終え11:20には海上レッスンのため各艇出港していきます。時おり雲がかかりますが天気には恵まれ、西北西の風15~20ノットと若干ハードなコンディションでしたが、受講者は元気いっぱいに出港して行きました。2個のマークブイを打ってスタートラインを設置し、先ずはスタート練習。高木講師が乗るコーチボートが5分、4分、1分、スタートの信号を発し、アプローチのタイミングやセールの引き込み具合を各艇にアドバイスします。スタート練習を4回行い、次にコーチボートが参加艇の後ろに付けて、何度かタックを繰り返してジブセールのリリースのタイミングやジブセールの引き込みスピードを1艇ずつアドバイスしました。

最後に下マーク回航のレッスンです。風向に対してマークから直角に2艇身の位置を目指してアプローチし、左舷のサイドステイ部分がマークに接触するまで舵を切り、合わせてメインセール、ジブセールを一気に引き込んでクローズドホールドのコースに持っていく練習です。これを何回か繰り返して時間になったので、海上レッスンを終了してハーバーに帰港しました。

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ハーバーに帰港して、艤装解除、昼食を済ませて、14:00から午後の座学です。海上で高木コーチが撮影した各艇のビデオ動画を見ながら、スタートアプローチのタイミング、タックの際のハンドリングとジブセールのリリース・引き込みのタイミング、下マーク回航の際のマークアプローチ、メインセールとジブセールの引き込みのなど的確に指摘していただき、とても勉強になりました。翌週はHYC第2レースなので、今日のレッスンの成果をぜひとも発揮して必ず前に出るぞ!

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   [海上レッスンの動画(一部)]


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