2019年表彰式&懇親パーティー大盛会にて終了
2019年の博多湾クルーザーレースシーンを締めくくる年末恒例の「HYC表彰式&懇親パーティー」、昨年に続き同じ博多湾でレースを行っているFYC福岡ヨットクラブとの合同開催で、12月21日(土)に中央区渡辺通のタカクラホテル福岡で盛大に開催され、150名くのセーラーそしてご友人の皆さんが参加されました。
HYCレースはアット・ホームな雰囲気で島回りコースのレースが中心。レーティングも船齢や乗り手の技量を考慮した独自の設定で楽しいレースを心掛けています。一方FYCレースはIRCレーティングに基づきソーセージコースを1日3本と本格的なレベルレースを行っています。FYCレース参加艇はほぼ100%HYCレースにも参加し、ともに博多湾内で切磋琢磨してヨット技術の向上を目指しています。18:30に開会し初めにFYC福岡ヨットクラブの沼田会長(Bambino)、続いてHYC博多ヨットクラブの山田会長(JORDAN)の挨拶の後、FSAF福岡県セーリング連盟の秋山会長の乾杯の発声でスタート。ホテル自慢の料理とビール、ワイン、カクテルでしばし歓談。本日の表彰式&パーティーにご協賛いただいた、㈱マリーンテック様、シップチャンドラー様、トラム様、㈱ササキコーポレーション様、㈱フォーチュン様、ノースセールジャパン様、㈱ハリケーン様、プレ宮崎様、㈱海援隊様の紹介もありました。
さーあ、皆様お待ちかねの今年のクルーザーレースの表彰式です。先ずは昨年の海の日に若くして亡くなられたプロセーラー・高木 裕氏を偲んで今年の海の日、7月15日に開催した「高木 裕メモリアルヨットレース」の表彰です。優勝艇の“Bambino”に高木氏の夫人、高木 裕子様より優勝トロフィーが贈呈されました。続いてFYCレースの表彰式です。ジャパンカップや全日本ミドルボート選手権などにも参加している精鋭の10艇が年間15レースを戦い、栄えある年間総合1位は“GALAXY”でした。松島オーナー率いる精鋭クルーが実力を如何なく発揮した結果です。沼田会長から総合優勝杯、副賞などを授与され、皆さん満面の笑顔で喜んでいました。
[Bambino] [GALAXY]
続いてHYCレースの表彰です。最初に9月の「壱岐-福岡ヨットレース」の優勝艇“MALOLO”に山田会長より優勝ラットの贈呈です(レース全体の表彰はレース当日に実施)。昨年は7月の海の日に開催し、スタートしたものの微風・無風でノーレースとなりましたが、今年は風が期待できる9月に時期を変更した結果いい風に恵まれ(恵まれ過ぎましたが)、セール破損やリギントラブル等で何艇かのリタイヤはありましたがレースは成立しました。
さーあ、お待ちかねの年間総合成績の表彰です。先ずは総合3位から発表。2019年総合3位は42フィートの“Humming bird Ⅴ”。総合2位は40 フィートの“Second Love”。そして2019年のHYCチャンピオン、栄えある総合優勝は40フィートの“MALOLO”でした。佐藤オーナーを中心に和気あいあいとした雰囲気でクルーワーク抜群です。それぞれ山田会長から総合優勝杯、クリスタルトロフィー、副賞などを授与され、皆さん満面の笑顔で喜んでいました。その後レース参加の全艇(33 艇)に賞品が授与され、各レースの「First Finish賞」や「修正1位」、今年もっとも多く参加費を収めていただいた「皆勤賞」、走りたいのを我慢してレース本部船を引き受けていただいた「本部船お疲れ様賞」、BB賞、ラッキー7賞など多くの賞品が授与されました。HYCレースでは年間総合優勝艇は翌年はレーティングがアップします。また3月の第1レースの本部船も務めていただくことになっていますので、“MALOLO”さん、よろしくお願いします。
総合優勝[MALOLO] 総合2位[Second Love] 総合3位[Humming bird Ⅴ]
パーティーの締めくくりは、福岡ヨットクラブの津田副会長(Windward Ⅴ)の挨拶のあと、博多ヨットクラブの黒住副会長(SIESTA)の「博多手一本」で大盛況のうちに福岡ヨットクラブ、博多ヨットクラブの2019年全日程を終了しました。皆さん、一年間本当にありがとうございました。来年も元気な姿で海でお会いしましょう。