第42回全日本470級ヨット選手権大会が開催されます
オリンピック・ヨット競技でメダルにもっとも近い種目である「470級」の全日本選手権大会が、11月20日(水)~11月24日(日)の日程で小戸ハーバーをベースに博多湾で開催されます。全国から学生、社会人を問わず、オリンピック強化選手も含めて70艇以上が博多湾に結集して熱い戦いを繰り広げます。この季節は博多湾では西から北西の強風が吹き荒れますのでダイナミックなレースシーンが展開されることでしょう。
17日(日)は博多ヨットクラブの今季最終レースで20ノット以上の西北西の強風がコンスタントに吹き続け、時折ブローで33ノットまで吹き上がっていましたが、選手権に参加する470級はこの風の中をかっ飛んで練習していました。こちらは大きなクルーザーでしたが、見ているほうがヒヤヒヤするほどで、トラピーズでぎりぎりハイクアウトしてクローズホールドを走っていき、タック、スピン展開、ジャイブと華麗に決めている様は、さすがに実力者揃いの全日本選手権参加チーム、我々も思わず見とれてしまいました。
20日(水)・21日(木)が予選シリーズ、22日(金)・23日(土)が決勝シリーズで、24日(日)は決勝シリーズの上位10艇による「メダル・レース」が行われます。この滅多にない機会にクルーザーを出して観戦してみませんか。レースエリアは下記の「レース公示」にありますのでご覧ください。また観戦に当たっては入船禁止エリアが設けられていますので(艇が走るであろう範囲を100m広げた範囲)、くれぐれもご注意ください。特に24日のメダルレースは、小戸ハーバーを出たすぐの海面をレースエリアに設定していますので、ハーバーの防波堤からも観戦できるように配慮しています。