「今宿花火大会」盛会裏に終了
昨日(8月7日)は博多湾内の西区今宿の長垂海浜公園で恒例の「まつり今宿」が開催され、祭りのハイライトである「花火大会」が盛大に行われました。台風11号接近の余波でここ何日か雨模様の福岡市ですが、皆さんの願いが通じたのかこの日は朝から青空も覗く「祭り日和」になりました。午後6時過ぎには小戸の福岡市ヨットハーバーには家族連れや友人グループが続々と訪れ、女性は軽やかなファッションに身を包んだ方が多くレースやクルージングで出港するときとは違って華やかな雰囲気が醸し出されていました。ビールやワイン、シャンパン、おつまみをヨットに積み込み、6時半過ぎには「サンセットクルーズ」を楽しんで花火見物をするヨットが次々と出港していきました。
打ち上げは海浜公園沖の台船からで、福岡市ヨットハーバーからは真西に約2マイル、20分ほどの距離です。台船の周囲には回転灯を点滅させた警戒船が多数配置されています。その警戒船の外側には赤や緑の多数の航海灯が揺らめき、ざーっと数えるとヨットが25隻ほど。その他にもモーターボートや漁船が多数待機しています。午後8時ちょうどに「ドーン」と音がしていよいよ花火大会の開幕です。次々に夜空に花開く大輪の花火に周囲の船舶からは大歓声が発せられます。今日の気象は北北東の風3~5m/秒で波はほとんどなく、ちょうど沖合から陸地に向かって風が吹いているので煙たくもなく最高の条件でした。大きな1尺玉花火(直径30㎝)が打ち上がると直径320mの大輪の花火が頭上に開き洋上で見物しているヨットに覆いかぶさるような圧倒的な大迫力でした。合計2,000発の花火が打ち上げられ午後8時45分に無事に終了しました。
博多湾の海岸での次の花火大会は8月15日(土)午後8時から西区マリノア海浜公園で行われる「姪浜花火大会」ですが、ちょうどこの日は延期になった「タモリカップ福岡」の前夜祭&大BBQパーティーと重なってしまいました。花火大会見物のヨットの皆様はくれぐれも安全に注意してください。