Busan(釜山) Super Cup 2014 参戦記
HYC会員艇の“Bambino”さんが6月21、22日に韓国釜山で開催された「Busan Super Cup 2014」に参加されそのレポートを寄稿されましたのご紹介します。
この大会は例年5月のGW期間中に開催されていましたが、今年は4月16日の韓国でのフェリー事故の影響で大会の開催も危ぶまれましたが何とか開催にこぎつけたようです。例年、多くの外国艇も参加して盛大に催されていますが、さすがに今年は外国からの参加は日本から1艇のみという少々寂しい大会になりました(2013年大会15か国100チーム、2012年大会10か国70チーム)。このレースがこれほど多くの外国艇に人気なのは、回航費の補助が出ることと、何よりも「賞金レース」ということです。昨年の大会は回航費補助は200万ウォン(日本円で20万円ほど)優勝賞金が1千5百万ウォン(同、150万円)でしたが、韓国の経済情勢を反映してか今年は回航補助が150万ウォン、優勝800万ウォン、2位600万ウォン・・・だったそうです。昨年に続き2回目の参加だったそうですが、賞金稼ぎの異名を持つ“Bambino”さんは総合で2位、賞金600万ウォンを獲得されました。釜山の西に位置する統営(トンヨン)という港町でも大きなヨットレースが開催されていて、“Bambino”さんはこれまでに4回参加され2年前の大会では総合優勝で1千万ウォンを手にしたそうです。韓国釜山までの往路、復路とも天候に恵まれ所要時間は17時間と順調で、レースも含めて事故もなく無事にホームポートの小戸に帰港されたことが何よりでした。それにしても小さなヨットで福岡から17時間で行ける最も近い外国である韓国、これからも交流を続けていきたいですね。詳しくは“Bambino”のN艇長のレポートをご覧ください。