本部船運営記。9月第8レースは“ARK”さんでした。

2014年9月27日

9月21日の(日)の第8レースの本部艇は“ARK”さんに担当していただきました。第8レースは当初予定では「湾外コース」の予定でしたがDSC01126朝から風が弱く(北東の風2ノット前後)、予報でもMax8ノットくらいだったため、レース委員長、会長相談のうえ博多湾口の「玄界島」を反時計で回ってくるコースに決定しました。北上中の台風16号の影響もなく穏やかなレース日和りに、オープン参加2艇を含む17艇がエントリーしました。

DSC01124運営メンバーはOオーナー以下3名、8時半過ぎにはクラブハウス2階に集合して受付準備を始めます。9時から受付を開始し、その間、マークブイや信号旗など運営用品をヨットに積み込み、10時に受付を終了してスタートラインを設置するため出港。小戸沖には多くのディンギーが出ているため邪魔にならないように少し沖合にアウターマークを設置し、風向を考慮して玄界島の右方向に対して直角になるように本部艇のアンカーを打ちます。DSC01127この時の風は北東、4~5ノットでまずまずのコンディション。11:00のスタート時刻に合わせて予告信号(5分前)、準備信号(4分目)のフラッグ(旗)を確認。10:55に長音一声と大きなHYC旗を掲揚。10:56に長音一声とP旗掲揚、この頃には風が北に振れて、スタートライン上をアウターマーク方向に走るとスタボードタックのクローズホールドぎりぎりになりましたが、このままカウントダウンを続行。10:59に長音一声とP旗ダウンで1分前を告知。アウターマーク有利と見た6艇ほどがアウターに寄っていきます。他は本部艇寄りからライン中央辺りでスタートするようです。11:00長音一声とHYC旗ダウン、最もアウター寄りから出た1艇がリコールしたので長音一声とX旗を掲揚して「リコール艇有り」を宣言。合わせてハンドマイクで該当艇の艇名をコールするとUターンしてラインに戻っていきます。

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スタート10分前

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予告信号まであと1分

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スタート

 

 

 

 

 

 

 

風が弱いのでこの分だと4~5時間は掛かるかもしれず幸いにも波もほとんどないのでのんびりと寛いで待っていましょう。スタートした艇団は志賀島方向の東海面と大原沖の西海面に分かれていきます。果たしてどちらが先にいい風を掴むのでしょう。スタート30分後くらいに志賀島の北海面が少し黒くなってどうやら風が入ってきているようです。こちらのコースを選択した“Humming bird”が最初にこの風を受けて艇速をアップしました。その後を“May be”、“Jetta”、“ZEPHYRUS”と続いているようです。その後風も8ノット前後と安定してきたようで、トップ艇は3時間くらいで帰ってくるかもしれません。

13:48:55に“Humming bird”がトップでフィニッシュ。13:58:55に“May be”が2着でフィニッシュ、14:13:00に“Jetta”が3着でフィニッシュ。その後も順調にフィニッシュが続き、15:56:00に最終艇がフィニッシュして無事に今日のレースを終了しました(1艇は途中リタイヤ)。アウターマークを回収してハーバーに帰港し、積み込んでいたレース運営用品を倉庫に戻し、レース参加費やフィニッシュタイムなどの記録を事務局に引き継いで本日の本部艇運営業務を終了しました。

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1着

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2着

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3着

 


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