「洋上花火見物」三連発!
今年は北部九州の梅雨明けが遅れています。台風12号や太平洋高気圧の関係らしいですが、ようやく明日(29日)にも梅雨明けが発表されそうです。しばらく暑い日が続きますが、日焼け対策や熱中症には十分気を付けましょう。夏といえば花火大会です。福岡市の中心部、中央区大濠公園の「西日本大濠花火大会」は毎年8月1日に開催されます。今年は「タモリカップ福岡2015」の前夜祭・大バーベキュー大会と重なってしまいました。
福岡市内では海岸で打ち上げられる花火大会があり、洋上のヨットからの見物はまさに特等席です。夕涼みがてらヨットで見物する花火大会は圧巻です。多くの見物の船が出ているので安全には細心の注意を払いましょう。①夜間のため必ず航海灯を点灯する、②アンカリングしている船もあるためアンカーロープを引っ掛けない、③黄色の回転灯を点滅させた「警戒船」の指示に従うとともに警戒ラインの内側に入らない、④海上保安部も巡視艇を出して警戒しているので定員オーバーはしない。これらのことに十分配慮して海岸から上がる大輪の花火を堪能しましょう。
(その1)今宿花火大会…8月6日(木)20:00~ 西区今宿海岸 ☆打上数:2,000発
※注意事項 今宿海岸は小戸ハーバーから真西に2.2マイルですが、1.5マイルのところに暗礁「雲瀬(水深0.7m)」があります。過去に何度かクルーザーがキールをぶつけていますので海図やGPSで位置を確認して安全を図ってください。また、この「雲瀬」から西北西0.2マイルのところに「常空庵瀬(水深2m)」もありますので大型艇は注意してください。
(その2)姪浜花火大会…8月15日(土)20:00~ 西区マリノア海浜公園 ☆打上数:2,000発
※注意事項 海浜公園の防波堤寄りは水深が1~2mと浅いためなるべく防波堤から離して推進4~5mのところに留まるようにしましょう
(その3)東区花火大会…9月5日(木)19:30~ 東区香椎浜(片男佐海岸) ☆打上数:7,700発
※注意事項 片男佐海岸は人工島「アイランドシティ」の奥に位置しますが、島の両側に橋があってヨットは通過できないため海岸近くまで行くことはできません。アイランドシティの近くまで行くと花火がきれいに見えるポイントがあります。博多湾の西方面からは本船航路を横切るためくれぐれも注意してください。