お知らせ

2016HYC表彰式&懇親パーティーのお知らせ

2016年11月06日

今年の夏はいつまでも暑い日が続きましたが11月に入ってようやく秋めいた気候となりました。何だかほっとひと安心です。3月のレースから始まった博多ヨットクラブの2016年も、今月27日の第10レースを残すのみとなりました。事業の方も定例レース、安全講習会、セーリング講習会、会員懇親会と、ここまで無事に消化しました。また新規事業として実施した親子体験セーリング、レース遠征(沖縄・座間味レース参加)も無事終了しました。ただし、定例レースについては熊本地震の影響で4月の第2レースを、落雷・豪雨で8月の第6レースが中止となりました。

今年の博多湾の最大の話題は、何と言っても今月下旬に開催される「アメリカズカップ・ワールドシリーズ福岡大会」ではないでしょうか。世界最高峰のヨットレースが博多湾で開催されるなんてまるで夢のようです。博多ヨットクラブとしても最大限の運営協力を惜しまず、大会主催者からの要請でレース海面をガードする「警戒船」として9艇の会員艇がボランティアで協力することになっています。大会当日はいい風に恵まれ、レース艇がフォイリングして爆走する雄姿を間近で見られることを期待しています。また日本代表艇の“ソフトバンク・チームジャパン”の大活躍を祈っています。

今年も年間レースの表彰式を兼ねた懇親パーティーを、12月10日(土)午後6時30分から中央区天神のレストラン「ピエトロ・セントラーレ」で開催します。昨年よりも着席テーブルを増やし、料理も一段と豪華に提供したいと考えています。また女性陣に人気のデザートも充実させますので、多くの皆様にご参加いただき、1年間を振り返ってヨット仲間とご歓談ください。正式なご案内は会員様(艇のオーナー)にお知らせしていますので、会員艇のクルーの皆様も「12月10日」は今からしっかり空けておいてください。

2016年第3回HYC会員懇親会を開催しました

2016年10月15日

dsc03962会員同士の交流を深めることを目的に2014年からスタートした会員懇親会。9回目を迎えた今回は10月13日(木)午後7時から中央区今泉のお洒落なKitchen Bar「Milky way」で開催しました。今回の参加者はJORDAN、SIESTA、May be、Bambino、Freestyle、MALOLO、Second Love、METAXA Ⅴ、翔風、Le Grand Bleu 3、Spilmer、ZEPHYRUSの12艇のオーナー、クルー、プロセーラーの高木 裕氏、福岡市ヨットハーバー管理事務所の鬼塚氏ら総勢23名。

10月9日(日)のHYC第9レース・大島レースにほとんどのヨットが参加していたため、その時の奮闘ぶりに話が弾みました。30ノット近い風と正面から来る2~3mの波の中をクローズホールドの走りとなり、レース中盤でメインセールを破損しながらも残りの距離をジブセールのみで完走した、クルーの半数が船酔いで鮪(まぐろ)になった、フィニッシュ直後にメインハリヤードが切断した、ジブファーラーが壊れた、ブームバングが切れたなど多くのヨットが何かしらのダメージを受けたようですが、幸いにも怪我など人的被害は無かったようでひと安心です。もちろんノーダメージで走り切ったヨットもいました。

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また夏の鹿児島・三島カップレースで総合優勝したFreestyleさん、ハウステンボスカップレースで総合優勝したSpilmerさん、韓国・スーパーカップヨットレースでORCクラス優勝のMALOLOさんなど会員艇の活躍も目覚ましいものがあり、その話題でも盛り上がりました。

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20160729130733そして今年の最大の関心事は11月に博多湾で開催される世界最高峰のヨットレース「アメリカズカップ・ワールドシリーズ福岡大会」です。この大会に博多ヨットクラブとしても運営協力することにしており、会員艇9艇がレース海面をガードする警戒船の任務にあたります。レース当日(11月19日、20日)はどれだけの観覧船が来るのか想像も尽きませんが、アジアで初めて開催される大会とあって多くの観覧船で大混雑すると思われるので気が抜けません。レース当日はいい風に恵まれて、「フォイリング」して爆走する姿を見てみたいものです。そして日本のソフトバンク・チームジャパン艇が大活躍することを祈っています。

年齢や職業は違えど共通の「ヨット大好き人間」に話は尽きませんが、午後10時前にお開きになりました。次は12月10日(土)の表彰式&パーティーです。100人以上の大パーティーですので大いに盛り上がりましょう。

アメリカズカップ・ワールドシリーズ福岡大会情報

2016年9月30日

11月に開催される福岡大会の情報をお知らせします。

11月18日(金)~20日(日)の11:00~16:00、レースエリア海面はACWS(AMERICA’S CUP WORLD SERIES FUKUOKA)が占有します。レースエリアは図面上の青線で囲まれた海面とします。黄色のピンの位置は警戒船の停泊位置です。警戒船の間は移動式警戒船CM(Cours Marshal)が巡回して一般観覧船がレースエリアに入らないように警戒します。 [レースエリア PDF]

レースコースの位置や大きさなどは、レース当日の風向きとウィンドスピードで決められます。風向000゜から30゜ごとに12パターンのレースコースが既に設定されています。スタートラインは当日の風向によって位置が変わりますが、フィニッシュラインはすべてプロ野球ソフトバンク・ホークスの本拠地、ヤフオク!ドーム北側の地行浜に開設されるACカップ・イベント会場の目の前の海面になります。このACカップ・イベント会場は有料で、入場チケットは10月に入ってからローソンやネットで販売されるとのことです。スタートはリーチングスタートとしてフィニッシュもリーチングフィニッシュとなります。

LHO(ローカルホストオーガナイザー)のFSAF福岡セーリング連盟が提供するサポート艇は、MB:マークボート(マークを運搬・設置)、SB:ステークボート(警戒船)、CM:コースマーシャル(移動警戒船)、MD:メディカルボート(医療サポート)です。クルーザーヨットの団体であるHYC博多ヨットクラブ、FYC福岡ヨットクラブ、GYC玄海ヨットクラブや大学・高校のヨット部の協力を得て個人所有のクルーザーヨットやモーターボート、ヨット部のレスキュー艇など多くの船舶がボランティアで運営に協力します。

  [Mark Boat(MB)] [Stake Boat(SB)] [Cours Marshal(CM)]

11月18日(金)のオフィシャル・プラクティスのスケジュールは次の通りです。[オフィシャルプラクティス]

11月19日(土)、20日(日)のレース本番のスケジュールは次の通りです。[レーススケジュール]

RD(レガッタ・ディレクター)アシスタント、メラニー・ロバートソン指揮による本番と同時間帯での総合練習を11月12日(土)に実施します。[総合練習スケジュール]

アメリカズカップ・ワールドシリーズ福岡大会関係者ミーティング

2016年9月25日

dsc0391511月のアメリカズカップ・ワールドシリーズ福岡大会においてレースをサポートする地元福岡のヨット関係者に対して、大会をプロデュースする東京サイドの責任者から大会の概要についての説明会が、9月25日(日)午後6時から福岡市ヨットハーバーで行われました。福岡大会では、FSAF福岡県セーリング連盟を中心としたローカルホストオーガナイザー(LHO)が、アメリカズカップ・イベントオーソリティー(ACEA)のサポートを受けて運営のお手伝いをします。会議の冒頭、FSAFの秋山会長から、福岡のセーリング関係者の総力を挙げて大会成功に全力を尽くそうとの挨拶がありました。

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LHOではレースエリア・チームを構成し、MB:マークボート5艇(レースマーク設置用のパワーボート)、SB:警戒船12艇(30フィート以上のクルーザーヨット)、CM:移動警戒船15艇(小型のモーターボート)、MD:1艇のメディカルボートを用意します。今日の会議はこれら協力艇のオーナー、船長が出席しました。博多ヨットクラブからはSB:警戒船で、Humming bird Ⅴ、May be、Second Love、JORDAN、SIESTA、Freestyle、HIRO、Jetta、ZEPHYRUSの9艇が協力します。他の3艇は西福岡マリーナ・マリノアに係留のはっぴーがーでん Ⅲ、DEPORTARE、KIDです。

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10月上旬には正式な大会運営マニュアルができるそうですが、今の予定では11月18日(金)13:00~15:00に本番のレース海面でオフィシャル・プラクティス、19日(土)・20日(日)のレース本番は13:00~14:30の間にそれぞれ3レース行われるとのことです(当日の気象コンディションにもよる)。ACカップボートは11月17日(木)の朝に小戸の福岡市ヨットハーバ内の海面に下架される予定です。

2016福岡ヨットレース(メイヤーズカップ&マリノアズカップ)開催日変更

2016年9月24日

10月9日(日)に開催予定だった「2016福岡ヨットレース」が10月30日(日)に延期・開催されます。これは、GYC玄海ヨットクラブ、FYC福岡ヨットクラブ、HYC博多ヨットクラブ共催の「大島レース」が既に10月9日(日)に開催されることになっていたため、日程が重なったことによる混乱を避けるために、福岡ヨットレースの主催者が日程変更を決められたものです。ヨットで楽しむセーラーの皆さんにはヨットレース参加の機会が増えて大変喜ばしいことです。博多ヨットクラブ会員艇の皆さん、10月30日の福岡ヨットレースにも沢山参加しましょう。

2016年HYC第10レースの開催日について

2016年9月21日

2016年HYCシリーズレース最終戦・第10レースは当初11月第3日曜日の20日(日)に開催予定でしたが、皆さん既にご承知のようにアメリカズカップ・ワールドシリーズ福岡大会と日程が重なったため、1週間繰り下げて11月27日(日)に開催します。第10レースは湾内コースの予定ですので、受付9:30~10:00、スタート11:00ですのでお間違えの無いようにお願いします。本部船は“Le Grand Bleu 3”の予定です。

子供たちのクルーザー体験セーリングNo.4、No.5

2016年9月17日

博多ヨットクラブが行う「子供たちのクルーザー体験セーリング」は、No.4を8月27日(土)に会員艇“JORDAN”が福岡市ヨットーハーバーが行う「親子体験セーリング」に協力する形で行いました。No.5は9月17日(土)に会員艇“METAXA Ⅴ”、“Little Wing”が、中央区平尾校区こども会の皆さんを乗艇させて湾内をセーリングしました。協力いただいた各艇のオーナー、クルーの皆さんありがとうございました。

「2016年小戸カップヨットレース」盛大に開催

2016年9月17日

 

今年で39回目となる伝統の「小戸カップ」。昨年からディンギー部門とクルーザー部門を分離して、クルーザー部門は「タモリカップ」のような大きなヨットイベントに盛り上げていこうとしています。毎年9月の第1日曜日開催として今年は9月4日(日)を予定していましたが、台風12号接近のため中止・延期となり9月11日(日)に開催されました。

大きなヨットから小さなヨットまで、ギンギンのレース艇からクルージング艇、スピン・ジェネカー無しのヨットまで、みんなが楽しんでなるべく多くのヨットに入賞の機会があるようにA~Dの4クラスに分け、各クラス1位~5位まで、合計で20艇に賞を準備しています。また参加艇間の交流を図るためにレース後にディンギーヤードで「BBQパーティー&表彰式」も予定。さらに福岡市ヨットハーバーでは遠来艇の参加を促進するために、大会当日の前後2週間をゲストバースの係留代を無料にするサービスを実施。

県外からの参加も含めて47艇が参加し、9:30からクラブハウス2階で開会式、艇長会議を行い、11:00に北北西6~8ノットの風の中、リコール艇なしのきれいなスタートでレースが始まりました。コースは小戸沖をスタート・フィニッシュとして、能古島北西端の象瀬沖の第1マークを反時計で回わり、博多湾西岸の海づり公園沖の第2マークを反時計で回る8マイル。TNCテレビ西日本の取材クルーも海上で撮影を行い、夕方のテレビで放映がありました。これは、11月に開催されるアメリカズカップ・ワールドシリーズ福岡大会に向けて、ヨットレースに対する市民の関心を高めていこうという局の意向のようです。

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波もほとんどなく、中盤からは8~10ノットの安定した風が吹き、初秋の博多湾で快適なセーリングが楽しめました。ファーストホームは12:11:01に“May be”が、最終フィニッシュは“Festa”の13:18:40と全体で2時間18分という早いレース展開でした。

午後3時からディンギーヤードで「BBQパーティー&表彰式」が行われ約200人が参加しました。こちらはリコール続出で、お腹を空かせた各艇のクルーたちが2時半頃からお肉を焼きだし、あちこちのテーブルからお肉を焼く煙が立ち上り、美味しい香りがハーバー内に漂ってきました。主催者が用意したのはお肉と野菜、焼きそば麺、ノンアルコールビール、ソフトドリンクでしたが、各艇は自前でアルコール飲料や追加のお肉を持ち込み、レース後のひと時を存分に楽しんでいました。各テーブルには、焼酎「魔王」や日本酒「獺祭」、シャンパン、ワインが豊富に揃い、車の運転がないメンバーにとっては最高のパーティーとなりました。

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fsaf%e4%bc%9a%e9%95%b7%e6%8c%a8%e6%8b%b6一段落したところでレースの表彰式が始まり、福岡県セーリング連盟秋山会長の挨拶のあと、先ずはスピン・ジェネカー無しのDクラスから。修正5位から順に1位まで、Cクラス、Bクラス、Aクラスと続き、1位艇にはトロフィーと副賞、その他の入賞艇にも豪華な副賞が贈られ、全体の総合優勝艇には福岡市長杯が授与されました。

 

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Humming bird Ⅴ

各クラスの優勝は、Aクラス“Humming bird Ⅴ”、Bクラス“クラリスフォルテ”、Cクラス”MALOLO PEPE”、Dクラス“Hokulea”、そして総合優勝(福岡市長杯)は“Humming bird Ⅴ”でした。“クラリスフォルテ”は雑誌・舵10月号で紹介された、夫婦二人で全国の「地レース」行脚を続けている中野夫妻がダブルハンドで参加されたものです。たまたま小戸に寄港中でレースに参加されました。

途中でGYC玄海ヨットクラブから、昭和48年(1973年)の第1回大会からほぼ隔年で開催してきた「日韓親善アリランレース」を、来年の第23回大会をもってファイナルにするとの報告がありました。「アリランレース」は40年以上続いた日本で最も古い歴史を誇る伝統の国際ヨットレースで、ここから多くの外洋セーラーが生まれてきただけにちょっと寂しい思いもしますが、これも時代の流れなのでしょうか。また、10月9日(日)にGYC、FYC、HYCの3ヨットクラブ共催で開催する「大島ヨットレース」の案内があり、各クラブ代表者から参加の呼び掛けがありました。

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BBQパーティーの方は、“Little Wing”Oオーナー自慢のギターと喉で大いに賑わい、最後はみんなで「能古島の片思い」の大合唱でテンションマックス。今年の小戸カップも事故もなく大盛会のうちに無事に終了しました。レース主催者は、小戸カップをタモリカップに匹敵するようなビッグイベントに育てていきたいとのことで、来年は60艇、70艇と参加艇が増えることを期待しています。九州一、いや西日本一のお祭りヨットレースにしましょう。毎年9月の第1日曜日は博多湾に集結!!大会事務局の皆さん、本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

“Spilmer号”2016HTBレース制覇!

2016年9月12日

8月28日(日)に開催された第23回ハウステンボスカップヨットレースにおいて、HYC会員艇の“Spilmer”がCクラス優勝とともに見事に総合優勝を達成しました。また3年前に総合優勝した同じく会員艇の“Second Love”がIRCクラス、Aクラス優勝で総合2位を獲得しました。両艇ともHYCレースの常連で、毎月のレースで腕を磨いた結果が好成績に繋がったのでしょう。おめでとうございます。

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喜びのSpilmerさん

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Second Loveさん

 

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