第5レース(壱岐レース)は7月19日(日)午前4時スタートで予定しています。現在台風11号が日本に接近中ですが、現在の進路・速度だと西日本にもっとも影響があるのは17日(金)頃と思われます。ただし今後の台風の動き如何ではレースの開催も危うくなります。レースを中止する場合は7月17日(金)中に決定を行い、会員の皆様にはメールでお知らせするとともにホームページでもお知らせします。
HYCに加盟するヨット間の交流を深めようと昨年から始めた会員(艇のオーナー)懇親会。年に3回(3か月に一度)開催し、5回目となる今回は7月9日(木)午後7時から熱い夏の盛りということもあり都心のビルの屋上、ビアガーデンで開催しました。梅雨の時期で大雨だったらどうしようかと気を揉みましたが、この日は梅雨の中休みということもあって朝から晴れてビアガーデンには心地良い風が吹き抜けて最高の日和となりました。会場の「福ビルしばふビアガーデン」も500席がほぼ満席の状態でした。今回はJORDAN、May be、SIESTA、Freestyle、翔風、Bambino、Summertime、MALOLO、METAXA、ZEPHYRUSの常連と今年1月に入会された“いそしぎ”の11艇のオーナー、クルー、そしてゲストのプロセーラー高木氏、福岡市ヨットハーバー管理事務所のO氏、S氏、M氏、K氏の総勢27名(女性7名)とこれまでで最多の仲間が集い、各種生ビールとジンギスカンに舌鼓を打ち日頃の疲れを吹き飛ばしました。
博多の町はちょうど「山笠」のシーズン。60年以上山笠に関わっておられるSIESTAのKオーナーは山笠期間中の正装「長法被」姿で登場です。いやー、夏の博多の趣がありますね。またMALOLOのSオーナーはちょうどこの日が誕生日(?歳)、みんなでお祝いしました。
毎年8月上旬に博多湾の西岸、今宿海岸で行われる「今宿花火大会」には多くのヨットが小戸、マリノアから洋上観覧に訪れます。景気低迷の折から花火大会の運営も大変厳しい状況とのことで、同花火大会実行委員会からヨットハーバーにも募金のお願いがあっており、本日お集まりのオーナーの皆さんに募金袋を回したところ快く募金に応じていただきました。ありがとうございました。
翌週に「壱岐レース」を控え、博多湾の一大イベント「タモリカップ」も間近に迫ってきたこともあり話題は尽きません。先月のセーリング講習会(スタート練習)の講師を務めていただいた高木氏にいろいろとアドバイスをもらったり、レースでのタクティクスについて教えを乞うたり、スピンとジェネカーの優位など、普段なかなか聞くことのできない疑問を酔った勢いでいろいろとお尋ねし、高木氏も丁寧に応対していただきました。高木氏は今年はこれから全日本ミドルボート選手権、パールレース、ジャパンカップ、年末には豪のシドニー-ホバートレースと大変お忙しいようです。MALOLOチームは当初パールレース参加予定でしたが、お付き合いで鹿児島の火山めぐりヨットレースに参加するように変更しましたが、北上中の台風の動きが気になるところです。
年齢や職業は違えど共通の「ヨット大好き」に話しは尽きず、あっという間に2時間半が経過して午後9時半にお開きになりました。次の会員懇親会は10月の予定です。まだ参加されていない会員の皆様、ぜひご参加ください。
博多湾最大のヨットイベント「タモリカップ」が近付いてきました。8月1日(土)に前夜祭、翌2日(日)に参加ヨットによる海上パレード、ヨットレースが行われます。
7月3日にエントリーが締め切られ公式HPでは参加は111艇となっていますが、若干のレイトエントリーもあるようで本日時点で113艇となっています。その内28艇が県外からのエントリーで、愛知県、三重県、兵庫県、鳥取県、広島県、山口県、九州内では佐賀県、長崎県、熊本県、大分県など10県から参加申込みがあっています。博多ヨットクラブ会員艇も28艇がエントリーしました。これほど多くの参加者を引き付ける魅力は、前夜祭の大バーベキュー大会とステージショーが「主」でレースは「従」というタモリさんらしい大会コンセプトに共感したためでしょうか。前夜祭のバーベキュー大会は何と1,200名を超える申し込みがあっており、日本を代表するサルサバンド「オルケスタ・デ・ラ・ルス」のライブショーに会場となる真夏の小戸ヨットハーバーは忘れられない一日となることでしょう。一昨年、昨年と台風に翻弄され天気には恵まれませんでしたが、三年目の今年こそは玄界灘に沈む真っ赤な夕日を眺めながら前夜祭が大いに盛り上がることを期待しています。タモリさん、どうか台風を連れてこないで、祈っています!
先日もお知らせしていましたが、8月1日(土)に予定していた第6レース・イブニングレースが「タモリカップ福岡2015」と日程が重なったため中止とします。ただし、年間シリーズレースの一つとしているため、タモリカップに参加された会員艇のフィニッシュタイムをHYCレーティングで修正して第6レースの成績としますので、シリーズレース参加でまだタモリカップにエントリーしていない艇は参加申込をよろしくお願いします。申込期限は7月3日(金)までです。
3年間の期間限定で始まった長崎県内の離島(壱岐、対馬、五島)で使える地域通貨『しまとく通貨』も今年で終わりです。
一口5千円で購入すると20%のプレミアムが付いています(千円チケット6枚綴り)。食事や観光、宿泊、お土産などに使えますので、壱岐レースやクルージングで壱岐に行かれる際にはぜひご利用ください。『しまとく通貨』の購入は、壱岐の印通寺港、芦辺港、郷ノ浦港の各フェリーターミナル内の観光案内所や博多港のベイサイドプレイスでも購入できます。
7月19日(日)午前4時スタート ※スタート時刻を昨年より3時間遅らせます。
受付(出艇申告)は福岡市ヨットハーバー2階ラウンジで7月18日(土)16:30~17:00。
艇長会議を17:00から行います。 ※帆走指示書を配布しますので必ず出席のこと。
壱岐レースは全参加艇を表彰対象とする「単独レース」でもありますので、会員外のヨットの参加も歓迎します。成績の表彰は年末(12月19日) の表彰式&パーティーの席上で行います。
コース:福岡市ヨットハーバー沖 → 長崎県壱岐市筒城浜沖の約30マイル
タイムリミットは7月19日(日)午後6時
参加費:会員艇¥8,000/艇、非会員艇¥10,000/艇
梅雨明けが微妙なところですが、夏の壱岐は真っ青な海と白い砂浜が素敵なリゾートアイランドです。透明度抜群の海を堪能できることを願っています。絶品の「うに丼」、「壱岐焼酎」が待ってるよー!
2015年6月21日(日)の第4レースは“Le Grand Blue 3”チームに本部船を担当していただきました。昨年からレースに参加されていますが本部船は初めてということで、ちゃんとできるだろうか不安一杯と仰っていました。HYCではレース本部船は会員艇の持ち回りで担当していますので、レース参加受付からスタートライン設置、スタート、フィニッシュまでレース運営のノウハウを学んでいただくことはクラブ活動の将来を考えると大切なことです。そのため本部船運営に少々の難があっても「ノープロブレム」と皆さん寛容です。
今日は梅雨の最中ですが天気も良く、安定した北寄りの風8ノット前後という予報が出ています。午前8時半に運営メンバーがクラブハウス2階ラウンジに集合しました。Kオーナーに「今日はよろしくお願いします。本部船運営マニュアルどおりにやってもらえば大丈夫ですよ」と挨拶すると、やっぱり不安なのでハーバー事務所の鬼塚氏(元福大ヨット部監督)にスタートだけ乗ってもらうようにしたとのこと。鬼塚さん、Kオーナーのわがままなお願いにお付き合いいただいて申し訳ありませんでした。先ずは今日のレースコースを決めます。レース委員長と相談のうえ博多湾口の「机島」を反時計に回る12マイルのコースに決定しました。受付メンバーを残して他のメンバーは、マークブイや信号旗、フォグホーン、メガホンなどの本部船運営用品を倉庫などから取り出して船に積み込みます。午前9時から受付を開始し10時の終了時点で19艇の参加がありました。
10時に受付を閉鎖してさっそく出港します。今日は天気がいいので海面にはディンギーがたくさん出ています。その中を鬼塚氏の指示で沖合に進み、アウターのマークブイを設置して風向を見ながら本部船をアンカリングしてスタートラインを設置しました。遠く沖合の大原沖の海面にもディンギーがたくさん出ていて、どうやらレースをやっているようです(国体予選?)。回航地点の机島へのライン上ですので、HYC艇はその中を突っ切って行くようになりそうです。ディンギーの皆さんには迷惑な話でしょう。ごめんなさい。全般的に北北東の風で風速は8ノット前後、予報通りのコンディションです。梅雨の合間の絶好のセーリング日和り、参加各艇からも笑顔と笑い声が聞こえて本当に楽しそうな雰囲気が伝わってきます。
午前11時ちょうどのスタート時刻の直前に風が瞬間的に西に振れ、アウタースタートを狙っていた艇が慌てていましたが、1艇のリコールがあっただけで無事にスタート。6マイル先の「机島」目指して熱い戦いの火ぶたが切られました。西に振れた風も北に戻り、西海面に伸ばすもの、タックして東海面を狙うものと、各艇思い思いのコースを選択して沖合に走り去って行きました。途中で風も10ノット前後にアップして、場所にってはブローで16ノットに達したところもあったようです。今日は途中で風が落ちることもなく、トップ艇が12:42:07にフィニッシュ、最終艇が13:39:27にフィニッシュと、2時間40分ほどで無事にレースが終了しました。本部船の皆さん、本当にご苦労様でした。鬼塚大先生の指導を受けて本部船運営をマスターされたことと思います。来年もよろしくね!
[以下は“Le Grand Bleu 3”のKオーナーからのコメントです。]
Le Grand Bleu 3 初めてのHYCレースの本部船運営。今日は梅雨と言うのに、朝からいい天気!参加艇も19艇と今年最多、プレッシャーがかかります。でも大丈夫! 我々には事前にお願いしてた、天下の鬼塚氏が!と言う事でレース海面に向かいます。風は7ノット前後の北北西のいい風が吹いてます。大先生と相談しながらスタートマークを打ち、準備完了!スタートを待ちます。その間、色々ありましたが(風が東に振れてきたばってん本部船下げるかいな~とか、アンカー効いとうかいな~とか、LWからは、あんたわかっとろ~まけらなよ~など)。 本部船からは各艇の動きがよくわかり、おまけに大先生の解説付き(笑)。(あの船の・・氏は、あのへん狙って、しもから出るばい!)ってな具合で!
スタート時間が迫り緊張が走ります。リコール艇は有りましたが無事にスタートが出来ました、よかった、 よかった。大先生とヨット談義しながらハーバーにお送りし、スタートラインに戻りしばしの休息と思いきや、沖合の方になんか見えて来てます(まだ1時間過ぎたぐらい)。白地に赤・青の横ライン、Humming bird Ⅴのジェネカーのようです。その後ろに真っ赤なジェネカー、多分May beでしょう。その後ろにも色とりどりのスピンやジェネカーが見えています。ビールでも飲んでゆっくりしようと思っていたのに、あっという間にトップ艇フィニッシュ!(なんと1時間42分07)速すぎです!その後も次々にフィニッシュして、無事に終了しました。ハーバーに戻り結果報告を終え、初めての本部船の務めを無事終える事ができました。最後に、今日の風はグランブルーの風やったね~と 言いながら・・・。
昨年から始めたプロセーラー高木 裕氏のセーリング講習会、第2回目の今年は6月14日(日)に実際に海に出ての海上実技講習で、スタート練習を中心に最後は上マーク回航のショートコースレースを行いました。参加艇は、JORDAN、SIESTA、May be、翔風、Little Wing、HIRO、いそしぎの7艇、計38名の参加がありました。Little WingにはFreestyleのクルーが3名、いそしぎにはToropicarnaのSオーナーも同乗。この外に本部船をZEPHYRUSが務めKarakoram、Summertime、METAXAの各オーナーが同乗して本部船業務のお手伝い、さらには高木講師が乗るサポートボートにはBambinoのNオーナーが同乗し、総勢で14艇のHYC会員が参加しました。
10:00からセーリングハウス会議室で、主催者の博多ヨットクラブ山田会長の挨拶のあと、レースで使用する信号旗の種類、スタートテクニック、タイミングの取り方、スタート・マーク周りでの簡単なルール解説等を行い10:45には各艇出港。朝9時の時点では北東~北北東の風4ノット前後と少し弱かったのですが、出港時には北の風6~8ノット、波は0.5mほどで絶好のコンディションになりました。今日は高校生、大学生のディンギーが海に出ておらず、OP級が練習をしているだけだったのでハーバーを出てすぐのところにスタートラインを設置して、11:25に第1回目のスタート、以降10分間隔で6回のスタート練習を繰り返しました。高木氏のサポートボートはアウターマーク付近やライン沿いを走りながら各艇に声を掛けていました。風向は北の風で変わらず風速は8~10ノットで安定していたため絶好のセーリングコンディションとなりましたが、各艇の乗員は50代~60代の熟年世代が中心で、中には70代のオーナー・ヘルムスマンもいたので、みっちり休みなく1時間も練習するとさすがに動悸・息切れ、足・腰の痛みを訴えるクルーもいたようです。しかしながら本部船から観戦していると、1回目より2回目、2回目より3回目と回を重ねるごとにタイミングも合っていいスタートが切れるようになってきました。練習して身体で覚えるのが一番ですね。プラクティス、プラクティス。
1時間経過したところでラインから0.5マイルほどの位置にサポートボートが上マークを打ち、仕上げのショートコースレースの準備です。スタート→上マーク(反時計)→下フィニッシュ。6回目のスタートから20分ほど休憩タイムを取っての最後のスタート。ところが何と、緊張感が途切れたのと疲労がじわーっと出てきたのでしょうかこの日一番悪いスタートでした。皆さん、若くはないのですね。他人ごとではありません。また本部船運営も、各種信号旗の掲揚・降下、音響信号の発声を繰り返し、一度はリコール艇があったのでX旗の掲揚、はたまたゼネリコが二度あったので第1代表旗の掲揚と、あらゆる想定の本部船業務が経験できて大変勉強になりました。
13:00にハーバーに帰港して艤装解除し昼食タイム。この間、高木講師はスタート練習を撮影したビデオ動画を編集して、14:30から動画を見ながらの解説があり15:30に本日の講習会を無事終了しました。
さーあ、今年も熱い夏がやって来ます。3回目となるタモリカップ、前夜祭には昨年に引き続きあの“オルケスタ・デ・ラ・ルス”が登場。サルサのミュージックで真夏のヨットハーバーの夜を盛り上げてくれます。
本日より参加申込の受付が開始されました(7月3日まで)。地元福岡はもとより各地の皆様の参加をお待ちしています。昨年を上回るヨットで博多湾を埋め尽くしましょう。タモリさん、今年こそは「台風」を引き連れてやって来ないでね!