2014年4月20日(日) 11:00スタート
受付はハーバー事務所2階オーナーズラウンジにて9:00~10:00まで
参加費:会員艇¥4,000/艇、非会員艇¥6,000/艇
コース:湾内(当日決定します)
本部艇:翔風
参加艇は船尾にHYCフラッグを掲揚すること。
レース結果は、HYC公式ホームページ(このサイト)に発表します。
レースに有効な保険加入が必要です。保険証書のコピーを未提出の艇は当日受付で提出すること。
HYCレース委員長
2012年から2013年にかけて国内においてクルーザーヨットからの落水による死亡事故が3件起きており、そのうち1件は福岡市ヨットハーバー(小戸)に係留しているヨットで、身近なヨット仲間の方が帰らぬ人となりました。ヨットに乗るものとしてこのことを大変重く受け止め、このような不幸な事故が起きないようにという思いでクルーザーヨットのクラブ団体である玄海ヨットクラブ(GYC)、福岡ヨットクラブ(FYC)、博多ヨットクラブ(HYC)が合同で、そして福岡市ヨットハーバー管理事務所の全面協力で4月13日(日)に「クルーザー安全講習会」を開催しました。当日は生憎の小雨交じりの寒い一日となりましたが、106名のオーナー・クルーの皆様にご参加いただきました。 ※写真は左から順に経過を表しています。また画像をクリックすると拡大します。
主催団体を代表して玄海ヨットクラブ末松会長挨拶の後、午前中の2時間、東京から来ていただいたJSAF日本セーリング連盟外洋安全委員会の大坪委員長から「落水しないための対策、落水した場合の対応」をテーマに講話をしていただきました。「JSAF外洋特別規定2014-2015」を参考テキストに、艇長・オーナーの責任や艇と乗組員の安全確保、自分の身は自分で守ること、絶対に海に落ちないこと、自分の体力を再認識することの大切さなど、これまで自分では分かっているつもりでいたことを改めて確認することができました。落水対策ではご自身の豊富なレース参加経験をもとに安全ハーネスを留めるジャックステイの設置位置や安全ハーネスのフックの種類、ライフジャケットのいろいろなど実物を掲げて説明があり大変参考になりました。
あまり目にすることのないライフラフト(救命いかだ)を膨張させて会場の玄関前に展示して、昼休み時間に受講者の皆さんに見学してもらいました。Second Loveさんから提供していただいた8人用のライフラフトの炭酸ガスボンベに繋がっているロープを一気に引っ張ると、ポンという音とともに一段目、二段目の気室が順次膨らみ始めました。一段目は5秒ほどで二段目も10秒ほどである程度膨らみました。最後に屋根部分がしっかり立ち上がるには数分を要しました。
午後からは福岡市消防局救命課の救急救命士を講師に「応急手当やAEDの取扱い」、「低体温症」の話をしていただき、最後に受講者を見渡してかなり高齢化が進んでいる状況を鑑み「脳卒中」の話をしていただきました。
続いて福岡海上保安部の交通課、警備救難課から話をしていただきました。管内の海難事故の状況では、プレジャーボートの事故は「乗り上げ」が一番多く、博多湾内の能古島やアイランドシティの周囲が非常に多いとのことでした。意外にも湾奥の陸地に近いところで事故が起きています。ヨットでいつも近くを通っているので注意をしましょう。事故に遭遇した時などの緊急通報では、人命に関わることなので後々の事情聴取や書類作成などのことを考えずに、すぐに「国際VHF16チャンネル」や「携帯電話」で海上保安部に連絡を取っていただきたいとのこと。携帯電話は「118番」をダイヤルすると海域を管轄する海上保安本部の指令センターに直接繋がります(福岡、佐賀、長崎、大分、山口の一部の海域は北九州市門司の第7管区海上保安本部)。携帯電話の通報ではGPS機能のon,offに関わらずに発信者の位置が誤差10m以内で分かり、管轄する海上保安部(海上保安署)に所要の態勢を指示するようになっているとのこと。また落水者を引き上げる際に便利な手作りの簡易引き上げロープの見本の紹介もありました。室内での座学はこれで終了し、パラパラと小雨の降る中をディンギーヤード突端の岸壁に移動しました。
実技編の最初は火せんや信号紅炎など信号弾の発射・点火訓練です。先ずは海上保安部から信号の種類と点火の要領の説明があり、受講者が実際に手に取っていよいよ点火します。最初は火せんでパーンという音とともに信号弾が勢いよく上空(100m位の高さ)に飛び出し火炎を発しながら海に落ちていきました。火せん10本、パラシュートフレア(落下傘付信号弾・200m上昇)4本用意していましたが、ちょうど風が強くなってきたので海上保安部の判断で打上げを中止しました。信号紅炎は大丈夫なので受講者が交代で信号紅炎を点火しました。
最後に今回のハイライトである「落水者救助訓練」です。岸壁前のゲストポンツーンに係留した3艇のヨット(25フィート、32フィート、40.7フィート)で落水が発生し、それぞれの方法でヨット上に引き上げる訓練を行いました。強風で波の高い海を帆走中、機帆走中に大きな横波を受けてヒールした際にクルーが落水したという想定のもとに落水者確保、引き上げまでの手順を実践しました。
1番艇(25フィート):落水者に救命浮環を投下しヨットに引き寄せて、フリーボードが比較的低いので大人二人がかりで舷側からの引き上げを試みるがなかなか引き上げられず、スターン部に移動して何とかヨット上に引き上げることができた。
2番艇(32フィート):落水者にライフスリングを投下しヨットに引き寄せて、4:1のテークルを組んだ引き上げ装置の一方の端をメインハリヤードに取り付けデッキ上2.5~3mの高さに固定し、反対側を落水者に取り付けて大人ひとりでテークルのロープを引き込んで吊り上げていく。かなり軽々と持ち上げることができた。
3番艇(40.7フィート):実際に2013年5月に対馬北方海上で起きた落水事故を再現する形で行った。当時は海象条件が急激に悪化して風速も35ノットを超え波も5m近くになってきたため、クルーがマストサイドに立ってメインセールを下す作業をしていたところ、大きな横波を受けて60°近く傾いて起き上がったときにマストサイドにいたクルーが見えなくなった。慌てて姿を探したところ、右舷デッキ上のジャックステイが舷側の外に伸び切っていて、そこに安全ハーネスが繋がっていたため海面を見るとクルーが落水して引きずられていた。デッキ上に腹ばいになってハーネスを掴んで必死に引き上げようとしたが体重と水の抵抗でまったく引き上げることができなかった。そのため別のロープを落水者に取り付けてジャックステイを切断してスターン部に移し、スターンから引き上げたが大人ふたりがかりでも相当困難でした。(※実際は何度試みても引き上げることができず、海上保安部のヘリコプターの到着を待ち、ロープを切断して海に流して後方の海面に待機していた救難隊員に確保されてヘリコプターに収容された。)
最後に、サプライズでライフラフトへの乗り込みのパフォーマンスを行った。落水者役の大学ヨット部員が海に飛び込んでラフトへの乗り込みを行ったが、二気室のため高さがあるのと本人もライフジャケットをつけているため結構苦労していた。JSAF大坪氏は、海中からの乗り込みは大変なので、ヨットの上からラフトに飛び込むようにした方がよいとコメントされていました。
今回の安全講習会は「命」にかかわることであり多くのオーナー、クルーの皆さんの関心も高く、座学、実技とも熱心に受講されていました。JSAF外洋安全委員長の話では「自分の身は自分で守ること」が大原則でありとにかく海に落ちないこと、自分の今の体力を知っておくこと、消防救命課の話では人工呼吸などの「応急手当」が非常に大切であること、「低体温症」への対応を理解しておくこと、おまけで「脳卒中」の疑いがあるときはすぐに救急車を呼ぶこと、海上保安部の話では運航するときは海図などで海域の状況を調べておくこと、緊急時には躊躇せずに「118番」に電話するなど海上保安部に連絡を取ることなどがポイントでした。
実技編では、大半の方が信号弾を実際に手に持つことが初めてであり、ましてや点火することなどここ何十年もなかったのでいい経験になったとの声が多く、落水者救助では3パターンの引き上げ方法を間近で見学することができて自分のヨットではどのようにしようかと考えるいい機会になったとの声が出ていました。今回落水者役をしていただいた日本経済大学、福岡歯科大学のヨット部の学生さん、寒い中を本当にお疲れ様でした。
なお「JSAF外洋特別規定2014-2015」は日本セーリング連盟外洋安全委員会のホームページからダウンロードできます。
2014年の事業計画としてご案内していました「会員懇親会」を4月10日(木)に開催しました。これまで会員(ヨットのオーナー)同士の懇親の場としては年末の表彰式&パーティーくらいしかありませんでしたので、もっと気楽に会員間の交流・懇親の場を提供するために第1回目として開催したものです。
当日は、足の便がいい天神のど真ん中の居酒屋で、特に事前に出欠確認を取らずに仕事帰りにでも気軽に立ち寄っていただくというスタイルで行いましたが、JORDAN、SIESTA、翔風、Summertime、MALOLO、SecondLove、Bambino、Freestyle、ZEPHYRUSの9艇のオーナーの皆さんが集まっていただき、ハーバー内ではなかなかゆっくりと話せないいろんな話題に花が咲きました。HYC会員でありながら初めて言葉を交わすオーナーさんもいて、そもそもヨットを始めたきっかけは、自分のヨットスタイルは、将来の夢は、レースの勝負どころは、などなどあっという間に時間が過ぎてしまいました。なかでも、何艇かのチーム合同でタイのプーケットで行われている「キングスカップヨットレース」への参加の準備を進めているとか、単独でアメリカ西海岸のロサンゼルスからハワイ・ホノルルまでの「トランスパックヨットレース」にぜひ参加したいなど、夢のある楽しい話に大いに盛り上がりました。参加された皆さんからはぜひとも次回も開催しようという声があがり、3~4か月に1回くらいの割合で会員懇親会を開催していくことにしていますので、今回参加できなかった会員さんも次回はぜひともご参加ください。
会員艇“KANALOA”号の九州一周航海記の続編です。前回は熊本県天草から鹿児島県硫黄島までのクルージングの様子でしたが、今回は硫黄島→屋久島(鹿児島県)→種子島(鹿児島県)→油津(宮崎県)→蒲江(大分県)までの楽しいクルージングの様子をお伝えします。福岡・小戸から九州を西回りに大分まで到達しました。寄港先での役に立つ情報なども満載ですのでぜひご覧ください。
3月16日の第1レースは2014年の開幕戦でした。約4か月ぶりのレースを待ちわびた20艇の会員艇と2艇のオープン参加艇の計22艇が参加しました。第1レースの本部艇は福岡を代表するレース艇“Humming birdⅤ”チーム(ロッドマン42)が初めて担当しました。天気は快晴でしたが朝から強い西風が吹いていました。幸いにも波はそう高くなく絶好のレース日和です。本部艇運営メンバーは午前8時半にはハーバークラブハウスに集合し、受付の準備、マークブイやレース旗などの運営用品の本部艇への積み込みを行い、午前9時からレース参加の受付を始めました。当初は3艇のオープン参加艇を含めて23艇の参加でしたが、9時半過ぎから風が強まりコンスタントに20ノットを超えるようになったため、初心者メンバーが中心のオープン参加の1艇が参加を取り止めました。
[以下は本部艇“Humming birdⅤ”のTオーナーからのレポートです]
平成26年3月16日の博多ヨットクラブの第1戦は、年に1回のノルマの本部艇を担当することになった。年間スケジュールでこれが発表されていたためにクルー達はライバルチームから声が掛かり、本部艇を担当する人数の確保に一汗かくことになった。
次に当日になると海象では風も強く、波もかなり出ていたので、軽量設計のハミングバードⅤ号での長時間の錨泊では居心地が悪いなぁと考えて林先生のパパリア41フッターのホンキートンクをお借りして風波対策を考えることにした。 7名のクルーとゲスト1名とで出港してリミットマークを設営した。当日の参加艇が23艇との報告を受けて少し長めのスタートラインにしようと言うことを決めたが、問題は、北東の風に対して本部艇をどの位置に錨泊させるかがかなり高度なスキルを必要となった。丁度毘沙門方向からの風に対してできるだけ直角になるように、そして少し長目のスタートラインとなるように本部艇のアンカーを入れた。電動ウインドラスの操作にはクルー達も慣れていなくて苦戦したが何とか本部艇のスタンバイは完了してホットした。ここで持参したシュークリームを配給して一息ついた。-笑い-
今度はクラブ旗を5分前に掲揚したり、信号旗の準備や係の分担をした。 クラブ旗・信号旗の掲揚係兼リコール艇の有無やゴールの判定係をTCD君とASR君、フォーン吹鳴係はKSG君、時計係はFCD君、記録係はSNZ君にお願いした。やはり6名の船酔いに強い人員が本部艇運営には必要となります。 5分前のクラブ旗掲揚と長音吹鳴、4分前のP旗掲揚と吹鳴、1分前のP旗降下と吹鳴を終えて本部艇でも時計係のカウントダウンが始まり、レース参加の時以上に緊張が走った。それは、本部艇ギリギリを狙って本部艇にぶつかる艇が出ないかとの心配やレース艇通しの接触等の運営者としての心配であったが、ラインを長くした甲斐があって11:00ジャストに全艇オールフェアでスタートさせることが出来て一安心出来た。
フィニッシュの準備のために艇をリミットマーク近くに移動させて風位を考慮した位置でアンクリングしてから、持参のおにぎり・竹輪・ゆで卵などでゆったりとした昼食を摂った。セカンドラブを先頭にして順次フィニッシュをしたが、ノタリとハッピーホリデーのデッドヒートもあって最後まで気の抜けない本部艇運営でした。クルーの皆さんお疲れ様でした。
先日お知らせしていましたカナダから小戸に寄港され4月1日に出港されるヨット“SILK PURSE”の壮行会の模様を報告しす。
3月27日(木)19:00から福岡市ヨットハーバーのクラブハウス2階で、HYC山田会長をはじめ有志の皆さん15名が集まり、とり鍋をメインに野菜煮つけの盛り合わせなど心温まる手料理でもてなし盛大にかつフレンドリーな中で行われました。お酒も皆さんから日本酒、焼酎、ウイスキーなど沢山提供いただきました。特にNPO法人福岡セーリング協会の秋山理事長からはスコッチウイスキーを6本もいただきました。ありがとうございました。当日は“SILK PURSE”(シルクパース)のカークさんの他にオーストラリアから小戸に寄港しているヨット“nomzamo”のオーナー・スキッパー、スミスさんもご一緒でした。
カークさんは4月1日に小戸を出航し九州西岸をあちこち立ち寄りながらどこかの港から一気に沖縄・波照間島へ向かわれるそうです。航海中の睡眠は、レーダーで10マイル以内に他の船舶が近づくと警報音、予定針路からずれると警報音が鳴るようにセットした航海計器があるので心配いらないとの話でした(これまでの航海経験で問題ないとのこと)。の本の最西端、最南端を通過して九州東岸を北上、瀬戸内海を通って津軽海峡を太平洋側から通過すると完全に日本一周だそうです。これからの航海の安全をお祈りします。
一方スミスさんはオーストラリアのタスマニア出身でホームポートはホバートだそうです。昨年11月に奥様と二人で小戸に到着。ヨットを置いたまま一旦オーストラリアに帰国して今月帰って来られました。現在ヨットを上架して整備中で4月15日頃に小戸を出港して瀬戸内海を通って太平洋岸をあちこち立ち寄りながらカナダに行かれるそうです。残念ながら奥様は体調不良で壮行会は欠席でした。
HYC山田会長からお二人に記念として「HYCクラブ旗」を贈呈しましたがご両名とも大変喜んでおられました。また余興でヨット“nasemu”のオーナーの奥様が「三味線」の演奏を披露され、ご両名とも日本の調に聞き惚れていました。その後も会話が大いに盛り上がり結局解散は24時になってしまいました。
4月13日(日)に開催する「クルーザー安全講習会」が近まってきました。最近起こったクルーザーからの落水・死亡事故を防ぐために、JSAF日本セーリング連盟外洋安全委員長の講話をはじめ、福岡海上保安部による博多湾における海難事故、緊急時の通報、火せん等信号弾の発射訓練などを行います。なかでも大きさの違うヨット3艇(40フィート級、30フィート級、25フィート級)を使った実際の落水者救助訓練は、それぞれ艇上への引き上げ方法が異なりますのでぜひとも皆さんに見学していただきたい内容です。40フィート級は昨年5月に長崎県対馬沖で実際に事故に遭遇したヨット“METAXA号”を使用し、オーナー・スキッパーの希望で当時の状況を再現した内容で行います。JSAF外洋安全委員会からは59頁に及ぶレジュメ原稿が届いており当日の資料準備の都合がありますので、参加を希望される方は申込期限(4月6日)までにお申し込みください。詳しくは下記の実施要項をご覧ください。
福岡市ヨットハーバー(小戸)には外国からのヨットがよく立ち寄られます。特に福岡市の姉妹都市であるオークランドがあるニュージーランドから訪問されるヨットが多いようです。そのほかにもアメリカやオーストラリア、カナダ、オランダからも立ち寄られます。博多ヨットクラブでは、外国から寄港されるヨットを歓迎するとともに可能な範囲で会員さんのボランティアで買い物支援などのお手伝いを行うことで国際親善・交流を深めることを今年の事業として取り組むことを総会で決定しました。
福岡市ヨットハーバーに長期係留しているカナダ船籍のヨットをご存知ですか。オーナーのカーク・パターソンさんはアメリカのテンプル大学(ペンシルベニア州立総合大学)日本校(東京都港区南麻布)の学長を2002年から6年間務められました。引退後はカナダに在住され2012年6月から1年ほどをかけて日本近海を一周されているそうです。その途中で小戸に立ち寄られ長く係留されていましたが、いよいよ4月1日に沖縄に向けて出港されます。そこで会員有志の皆様で航海の安全を祈って壮行会を催すことになりましたのでお知らせします。ご都合が付く方は是非ご参加ください。カークさんは日本語が流暢です。
日時:3月27日(木)午後7時から 場所:福岡市ヨットハーバークラブハウス2階
料理:とり鍋、温野菜、その他 会費:2,500円見当(割り勘です)
その他:ご家庭に眠っているお酒があったら持ち込み自由です。よろしくお願いします。
本日付で(3月23日)ヨット“Le Grand Bleu 3”号が博多ヨットクラブに入会されました。艇種は「Grand Soleil 42」(グランドソレイユ)でホームポートは小戸です。写真はマリーンテックでレストア中の同艇ですが、輝くような紺色のハルが目を引きます。オーナーのK氏はヨット歴20年で、これからはHYCレースにも参加せていただきますとのことですので、レースに参加されている会員の皆様よろしくお願いします。博多ヨットクラブの会員艇は現在39艇になりました。
今月16日付でヨット“ENTERPRISE LILY”(エンタープライズ リリィ)号が博多ヨットクラブに入会されました。昨年の8月に進水したエラン350でマリノアに係留しています。エラン社はスロベニアの会社で、モーターボートからウィンタースポーツ用具(ジャンプ高梨紗羅選手のスキー板も)等幅広くアウトドア用品を手掛ける会社です。
昨年10月のHYC第9レースにオープン参加され、参加15艇中5着でフィニッシュされました。今年はもっとレースを楽しもうとHYCに入会されさっそく3月16日の第1レースに正式参加して、参加22艇中4着でフィニッシュされポテンシャルの高さを披露しました。以下はOオーナーのコメントです。
エラン350はレース艇の趣があり、ツインラット、ツインラダー、ジェネカー装備、キール形状など全体的なデザインが気に入り購入しました。島回りレースやロングコースは何とかついて行けそうですが、ソーセージコース等のショートコースは苦手な感じがします。週末に海に出て遊んで、月曜日から仕事をしながら一週間かけて体力を回復し、また週末に波に揺られ潮まみれになって皆様方とマリンライフを楽しんでいければ幸いです。どうぞこれからもよろしくお願いします。