安全には細心の注意を払っても避けがたい突発的な状況に遭遇することがあります。いざというという時に適切な対応ができるか否かでダメージも大きく変わってきます。ヨットシーズン開幕前に、海での安全意識のさらなる徹底を図るため、昨年に引き続き福岡ヨットクラブと共催で安全講習会を開催します。
今年は日韓親善アリランレースもあることから、JSAF(日本セーリング連盟)安全委員会から講師をお招きするとともに、福岡海上保安部、日本海洋レジャー安全・振興協会BANのお話も予定しています。クラブに加盟していないヨット愛好者の皆様も、この機会にぜひ受講されますようご案内します。
1.日 時 令和6年2月4日(日)9:30~13:00(予定)
2.場 所 福岡市ヨットハーバー 2階会議室
3.参加費 一人500円
※ 申込み等の詳細は追ってお知らせします。
2023年の博多湾クルーザーレースシーンを締めくくる年末恒例の表彰式&懇親パーティーを、同じ博多湾でレースを行っている福岡ヨットクラブと合同で12月16日(土)に西区小戸の「ホテルマリノアリゾート福岡」で開催しました。会場には19艇106名のオーナー、クルー、ご友人の皆様にお集まりいただきました。2020年、2021年、2022年は新型コロナウィルスや台風接近のため年間予定レースの一部が実施できませんでしたが、今年は4年ぶりに全レースを実施することができました。
18:30に開会し初めにFYC福岡ヨットクラブの沼田会長(Bambino)、続いてHYC博多ヨットクラブの西岡会長(Whispering Jack)の挨拶の後、FSAF福岡県セーリング連盟の秋山会長の乾杯の発声でスタート。ホテル自慢の料理とビール、ワイン、カクテルでしばし歓談。レースやクルージングなど楽しいヨット談議で懇親を深めました。
本日はレースの副賞やビンゴ大会景品に沢山の協賛をいただきました。マリーンテック様、シップチャンドラー様、トラム様、福岡市ヨットハーバー&ビーチ様、霧が丘つだ病院様、大石歯科医院様、二日市整形外科クリニック様、プレ宮崎様、ありがとうございました。
しばし歓談の後、皆様お待ちかねの今年のクルーザーレースの表彰式です。先ずはFYC福岡ヨットクラブレースの表彰式です。栄えある年間総合1位は“Spilmer(J/99)”でした。白石オーナー率いる精鋭クルーが実力を如何なく発揮した結果です。沼田会長から総合優勝杯、副賞などを授与され、皆さん満面の笑顔で喜んでいました。
続いてHYC博多ヨットクラブレースの表彰です。最初に9月に実施した「壱岐市長杯・壱岐-福岡ヨットレース」の表彰です。博多ヨットクラブの壱岐レースは、1978年の第1回から40年以上の長きに渡り実施していて、2017年からは壱岐市、壱岐市観光連盟様の後援をいただき「壱岐-福岡ヨットレース」としてリニューアル。2018年には壱岐市より「壱岐市長杯(持ち回り)」を拝領しました。2020年~2022年の3年間は新型コロナや台風の影響でレースが実施できませんでしたが、今年は4年ぶりに「壱岐市長杯」が燦然と登場。今日は市長杯授与のために壱岐市の眞鍋副市長様がわざわざ会場にお越しいただきました。眞鍋副市長からご挨拶をいただき(白川市長挨拶代読)、優勝艇の“May be”に壱岐市長杯、副賞賞品などを授与していただきました。福岡のヨットにとって「壱岐の島」は身近なクルージングスポットとして、季節を問わずに多くのヨットが訪問する島です。麦焼酎発祥の地として島内には7つの酒蔵があり、北部には天然温泉もある魅力的な島です。壱岐と福岡の交流が今後も長く続くことを祈っています。
さーあ、お待ちかねの年間総合成績の表彰です。先ずは総合3位から発表。総合3位は“Spilmer”、総合2位は“May be(MELGES 32)”、そして2023年のHYCチャンピオン、栄えある総合優勝は“Bambino(J/88)”でした。沼田オーナーを中心に和気あいあいとした雰囲気でクルーワーク抜群です。それぞれ西岡会長から総合優勝杯、クリスタルトロフィー、副賞などを授与され、皆さん満面の笑顔で喜んでいました。レース参加の全艇(28 艇)にはそれぞれ賞品が授与され、各レースの「First Finish」や「修正1位」、今年もっとも多く参加費を収めていただいた「皆勤賞」、BB賞、ラッキー7賞、ジャスト賞(10位、20位)など多くの賞品が授与されました。
表彰式の後は参加者の皆さんはグラスを片手に各テーブルを回り、レースの振り返りやヨット談議に花が咲いていました。会場を盛り上げるためにここでアトラクションタイム!各地で精力的にコンサート活動を行っている男女ツインヴォーカルユニット“the LACK”の素敵な歌声に、会場も大いに盛り上がりました。
パーティーも終盤となり、皆さんお待ちかねの豪華景品が用意されている「ビンゴ大会」スタート。景品総数約60本、進行役から番号が読み上げられるたびに会場からは「リーチ」や「ビンゴ」の声が上がり、早めのクリスマスプレゼントを手にした参加者からは満面の笑顔。
最後に今回の景品で最も高額な「ホテル日航福岡ペア食事券(3万3千円相当)」は参加者全員で「大じゃんけん大会」で決定。会場も大いに沸きました。
パーティーの締めくくりは博多ヨットクラブ中川副会長(翔風)の閉会挨拶のあと、博多ヨットクラブの黒住氏(SIESTAオーナー)の「博多手一本」で21:00に大盛況の内に福岡ヨットクラブ、博多ヨットクラブの2023年の全日程を終了しました。皆さん、一年間本当にありがとうございました。来年も元気な姿で海でお会いしましょう。
壱岐市、壱岐市観光連盟の後援を得て開催している「壱岐市長杯・壱岐-福岡ヨットレース」を9月17日(日)に開催します。小戸沖の博多湾より長崎県壱岐島・筒城浜沖のフィニッシュラインまでの距離27マイルのコースです。現在参加申込を受け付けていますので、参加される艇は「2023壱岐レース公示」をご覧のうえ9月10日(日)までにお申し込みください。現地での表彰式等はありませんので(年末のパーティーで表彰)、壱岐フィニッシュ後は現地で宿泊されるなり、そのままUターンして帰福されるなりご自由にしてください。博多ヨットクラブ会員艇以外の参加も歓迎いたします。
なお、博多ヨットクラブ会員艇で2023年シリーズレースに参加されている艇については第8レースとして年間成績に反映します。
[2023壱岐レース公示(PDF)][2023壱岐レース参加申込書(PDF)][2023壱岐レース参加申込書(Word)]
9月17日(日)開催の「壱岐市長杯・壱岐レース」については現在参加申込を受付しています(申込期限9月10日まで)。博多ヨットクラブ会員外の皆様のご参加もお待ちしています。
レースの帆走指示書は別添資料の通りですが、スタート及びフィニッシュ本部船の電話番号については、参加申込いただいた艇に後日お知らせします。
フィニッシュ後に現地で宿泊を予定されている艇にあっては、当日が3連休ということもありすでに満室になっている宿もありますので、早めの予約をされた方がいいでしょう。
2017年より壱岐市、壱岐市観光連盟の後援を得て開催している「壱岐市長杯・壱岐-福岡ヨットレース」については、9月17日(日)前夜祭、18日(月・祝)レースの予定で壱岐市並びに壱岐市観光連盟と相談していましたが、前夜祭会場の確保が困難となったため現地でのパーティーは中止とし、小戸沖をスタートして壱岐フィニッシュ(距離約27マイル)とする「壱岐レース」として9月17日(日)に実施いたします。
2020年、2021年は新型コロナで、また2022年は台風接近のため中止となったため4年ぶりの開催となります。現地での表彰式等はありませんので、壱岐フィニッシュ後は現地で宿泊されるなり、そのままUターンして帰福されるなりご自由にしてください。レースの帆走指示書については7月中にお知らせします。
なお、博多ヨットクラブ会員艇で2023年シリーズレースに参加されている艇については第8レースとして年間成績に反映します。
[2023壱岐レース公示(PDF)][2023壱岐レース参加申込書(PDF)][2023壱岐レース参加申込書(Word)]
海ごみ削減の取組みや市民と一体となった海中・海岸クリーンアップイベントを行い、福岡の海・自然を守る活動をしている一般社団法人「ふくおかFUN」が、海で楽しませてもらっているセーラーと一緒に4月8日(土)10:00~12:00、ヨットハーバー横の西区小戸公園で、海の中で森のような役割を果たす『アマモ』の苗づくりとビーチクリーンアップ活動を行いました。福岡ジュニアヨットクラブ、高校生、OSSC、HYCの皆さんなど総勢43名が参加し、初めに全員で約300本のアマモの苗づくりを行い、出来上がった苗を二人のダイバーが小戸公園先端のビーチから海に入り、沖合30~50m、水深2.5~3mの海底に田植えの要領で海底にしっかり植え込みました。その後、ヨットハーバーが管理しているビーチに移動し、全員でビーチのごみ拾いを行いました。みんなできれいな海を守りましょう!
2月19日のクルーザー安全講習会で話を聞いた一般社団法人「ふくおかFUN」は、実際の水中を知るダイバーならではの視点で、海ごみ削減の取組みや市民と一体となった海中・海岸クリーンアップイベントを行い、福岡の海・自然を守る活動をしています。
4月8日(土)10:00~12:00、ヨットハーバー横の西区小戸公園で、海の中で森のような役割を果たす『アマモ』の苗づくりとビーチクリーンアップ活動を行います。海で楽しませてもらっているセーラーとしてお手伝いしたいと思いますので、都合が付く方はよろしくお願いします。軍手やゴミ袋は団体が用意されます。
本年2月16日付で、ヨット“Notus(ノータス)”さん(YAMAHA 26Ⅱ-S)が博多ヨットクラブに入会されました。これまでオモイノママレースや小戸カップ等に参加されていました。昨年11月のHYC第10レースにオープン参加されたのを機に当クラブへの入会を決められたそうです。オーナーの下瀬様よりコメントをいただいていますのでご紹介します。
この度、博多ヨットクラブに入会させて頂きました 下瀬 と申します。
私がヨットに触れたのは西南高校のヨット部に入ってからです。スナイプのクルーをしていました。体格が良かったのでずーっとクルーでしたが、トラピーズは体験したことはありませんでした。大学ではヨット部がなかったのですが、社会人になって時々クルーザーに乗せてもらってセーリングを楽しんでいました。クルーザーは初めての所有でクルーは3人です。Notusの前オーナーはアリランレースに参加されていたので2度乗せてもらいました。後は時々湾内レースに参加し、オーバーナイトも経験させてもらいました。クルーザーで楽しかった思いの出のひとつに、オーバーナイトで灯台の灯りを見つけてどの灯台か分かったときですね。怖かったのは沖ノ島の三角波を見たときとアリランレースでの強風のアビームランですね。バウ沈するかと思いました。HYCに入会して、色々勉強させていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。