万一の事故や緊急時の対応など、クルーザーを安全に運航するための知識を習得することを目的に2014年から毎年「クルーザー安全講習会」を開催してきました。今年は2月19日(日)13:00~15:00に、福岡市ヨットハーバー管理事務所が主催し、博多湾をベースに活動する博多ヨットクラブ、福岡ヨットクラブ協力のもとに開催し、クルーザーのオーナー、クルーの皆さん33名が参加しました。博多ヨットクラブ、福岡ヨットクラブともに今年のシリーズレースが3月から始まるためシーズン開幕前のタイミングで開催したものです。
午後1時に開講し、主催のヨットハーバー管理事務所の木村所長の挨拶の後、福岡海上保安部交通課から、福岡海上保安部管内の海難事故発生状況と事故防止、昨年4月に発生した北海道知床半島沖の観光船沈没事故についての話がありました。次に、日本海洋レジャー振興協会九州事業部からは運転不自由船の曳航・伴走サービスについての話がありました。
最後に、主にスキューバダイバーの視点から海の水中環境や生物多様性、自然の不思議・素晴らしさ・楽しさをひとりでも多くのひとに伝え守っていく活動を行っている一般社団法人ふくおかFUNから、活動内容の紹介と4月8日(土)に予定している西区小戸公園でのビーチクリーンアップと海の中で森のような役割を果たす注目の海草『アマモ』の植え付けのための苗づくりを行うイベントを開催するとのお知らせがありました。私たちも海で遊ばせてもらっているので、クリーンな海を守っていくために協力していきましょう。
博多ヨットクラブ2023年会員総会を2月19日(日)に小戸の福岡市ヨットハーバー会議室で開催しました。総会は28名(委任状提出を含む)の参加を得て午前10時30分から始まり、山田会長の冒頭の挨拶のあとさっそく議事に入り、事務局より2022年の事業報告、収支決算の説明があり、いずれも原案通り承認されました。続いて2023年の事業計画(案)、収支予算(案)の説明があり、いずれも原案通り承認されました。続いて博多ヨットクラブ規約の改正について事務局より説明があり、原案通り承認されました。
この後、山田会長から自身の諸々の事情で任期を1年残して会長職を辞したいとの発言がありました。2013年より10年の長きに渡り当クラブの会長としてクラブを牽引していただいたことに対して、出席の会員皆さんより労いの大きな拍手がありました。後任の会長には、クラブ規約に基づき副会長の西岡氏(Whispering Jack)が就任しました。また後任の副会長には吉川氏(May be)が就任しました。任期は山田会長の残任期間の来年の会員総会までで、来年の役員改選で新たな役員体制が発足する予定です。
その他の報告事項として、毎月のレースの参加費をこれまでの4,000円から5,000円(会員外のオープン参加は7,000円)に引き上げること(9月の壱岐レースは別途)。年間成績の得点をこれまでの年間10レース中の上位7レースから上位8レースの得点合計とすることを報告しました。
年間のレース予定、各艇のレーティング、レース運営要領は、ホームページのトップページ上段の「レース」タブをクリックしてご覧ください。
クルーザーヨットで海を楽しむ皆さん、安全への対策は万全ですか。海では安全には最新の注意を払っても天候の急変などにより避けがたい突発的な状況に遭遇することがあります。万一の事故や緊急時の対応など、クルーザーを「安全」に運航するための知識を習得することを目的に、ヨットシーズン開幕前にFYC福岡ヨットクラブ、HYC博多ヨットクラブ協力のもと、福岡市ヨットハーバー管理事務所主催で「クルーザー安全講習会」を開催します。
講習の内容は、昨年4月に発生した知床遊覧船沈没事故について福岡海上保安部のお話、博多税関支署の「税関からのお知らせ」、日本海洋レジャー安全・振興協会救助事業部の「運転不自由船の曳航・伴走サービス」、一般社団法人ふくおかFUNの「博多の海を守りたい」となっています。万一の時に実際に役立つ内容ですので、一人でも多くの皆様の参加をお待ちしています。ヨットクラブに加入されていない皆様も、この機会にぜひ受講していただくようお勧めします。
1.開催日時 令和5年2月19日(日)13:00~15:00(予定)*受付は12:30から
2.場 所 福岡市ヨットハーバー(福岡市西区小戸)クラブハウス2階 第2会議室
3.参 加 費 無 料
4.申込期限 当日可
5.問い合わせ先 福岡市ヨットハーバー管理事務所(担当:菅原)
TEL:092-882-2151 FAX:092-881-2344
2022年の博多湾クルーザーレースシーンを締めくくる年末恒例の表彰式&懇親パーティーを、同じ博多湾でレースを行っている福岡ヨットクラブと合同で12月17日(土)に西区小戸の「ホテルマリノアリゾート福岡」で開催しました。会場には22艇120名のオーナー、クルー、ご友人の皆様にお集まりいただきました。
2020年、2021年は新型コロナウィルスの緊急事態宣言発出等により、予定していた年間10レース中半分程度しか実施できず年間成績を出せませんでしたが、今年は台風14号の接近により9月の第8レースを中止したほかはレースが実施でき年間成績を出すことができ、3年ぶりの表彰式となりました。
18:30に開会し初めにFYC福岡ヨットクラブの沼田会長(Bambino)、続いてHYC博多ヨットクラブの山田会長(JORDAN)の挨拶の後、FSAF福岡県セーリング連盟の秋山会長の乾杯の発声でスタート。ホテル自慢の料理とビール、ワイン、カクテルでしばし歓談。レースやクルージングなど、楽しいヨット談議で新型コロナ禍での1年間のもやもやを吹き飛ばしました。
本日はレースの副賞やビンゴ大会景品に沢山の協賛をいただきました。マリーンテック様、シップチャンドラー様、トラム様、福岡市ヨットハーバー&ビーチ様、㈱フォーチュン様、ノースセールジャパン様、霧が丘つだ病院様、大石歯科医院様、二日市整形外科クリニック様、プレ宮崎様、マリンサポート様、ファミリア・アカデミー様、ありがとうございました。
しばし歓談の後、皆様お待ちかねの今年のクルーザーレースの表彰式です。先ずはFYC福岡ヨットクラブレースの表彰式です。栄えある年間総合1位は“Windward Ⅴ”でした。津田オーナー率いる精鋭クルーが実力を如何なく発揮した結果です。沼田会長から総合優勝杯、副賞などを授与され、皆さん満面の笑顔で喜んでいました。
続いてHYC博多ヨットクラブレースの表彰です。お待ちかねの年間総合成績の表彰です。先ずは総合3位から発表。総合3位は40フィートの“Second Love”、総合2位は32 フィートの“May be”、そして2022年のHYCチャンピオン、栄えある総合優勝は34フィートの“Le Grand Bleu 9”でした。工藤オーナーを中心に和気あいあいとした雰囲気でクルーワーク抜群です。それぞれ山田会長から総合優勝杯、クリスタルトロフィー、副賞などを授与され、皆さん満面の笑顔で喜んでいました。レース参加の全艇(27 艇)にはそれぞれ賞品が授与され、各レースの「First Finish」や「修正1位」、今年もっとも多く参加費を収めていただいた「皆勤賞」、走りたいのを我慢してレース本部船を引き受けていただいた「本部船お疲れ様賞」、BB賞、ラッキー7賞、ジャスト賞(10位、20位)など多くの賞品が授与されました。
表彰式の後は参加者の皆さんはグラスを片手に各テーブルを回り、レースの振り返りやヨット談議に花が咲いていました。会場を盛り上げるためにここでアトラクションタイム!中央区大名のダンススタジオ、ファミリア・デルカシーノの皆さんによるキューバダンスのパフォーマンスです。両クラブの会長もステージに上げられて楽しくダンス。人生を楽しむラテンのパワーで会場も大いに盛り上がりました。
パーティーも終盤となり、皆さんお待ちかねの豪華景品が用意されている「ビンゴ大会」スタート。景品総数約70本、進行役から番号が読み上げられるたびに会場からは「リーチ」や「ビンゴ」の声が上がり、早めのクリスマスプレゼントを手にした参加者からは満面の笑顔。
次に、女性参加者全員によるじゃんけん大会で素敵な景品を次々にプレゼント。最後に今回の景品で最も高額な「ホテル日航福岡ペア食事券(3万円相当)」は参加者全員で「大じゃんけん大会」で決定。会場も大いに沸きました。
パーティーの締めくくりは福岡ヨットクラブ津田副会長(Windward Ⅴ)の閉会挨拶のあと、博多ヨットクラブの小河氏(Little Wingオーナー)の「博多手一本」で20:45に大盛況の内に福岡ヨットクラブ、博多ヨットクラブの2022年の全日程を終了しました。皆さん、一年間本当にありがとうございました。来年も元気な姿で海でお会いしましょう。
9月18日(日)に予定していた「壱岐市長杯・壱岐ヨットレース」については、心配していた台風12号が九州から遠く離れた西方海上を北上するため安心していましたが、日本の南方海上に熱帯低気圧が発生し、今後24時間以内に台風に発達して九州方面に接近するとの予報が出ました。18日(日)、19日(月)は玄界灘も30ノットオーバーの暴風雨が予想されるため、安全第1の観点からレースを中止することにしました。
コロナ禍で3年ぶりのレース開催ということで多数の参加艇に申込みいただき、皆さん本当に楽しみされていたレースですが自然の脅威には立ち向かう術がありません。来年のレース開催に期待しましょう。
壱岐市並びに壱岐市観光連盟の後援を得て9月18日(日)に開催する「壱岐市長杯・壱岐-福岡ヨットレース」の参加申込を受け付けています。申込期限は9月11日(日)までとなっていますので、参加予定の艇は「レース公示」をご覧いただき期限までにお申し込みください。
コロナ禍ではありますが、フィニッシュ後現地で宿泊される場合は「長崎県民割」が9月末まで延長となっていますので、新型コロナワクチン3回接種済の方はこの割引が受けられます。宿泊代金の半額割引(最大5,000円)と1泊につき2,000円の地域クーポンがいただけます。予約の際に宿にご確認ください。
なお、博多ヨットクラブ会員艇で2022年シリーズレースに参加されている艇については第8レースとして年間成績に反映します。
[2022壱岐レース公示(PDF)] [2022壱岐レース参加申込書(PDF)」 「2022壱岐レース参加申込書(Word)] [2022壱岐レース帆走指示書]
9月18日(日)開催の「壱岐市長杯・壱岐レース」については現在参加申込を受付しています(申込期限9月11日まで)。博多ヨットクラブ会員外の皆様のご参加もお待ちしています。
レースの帆走指示書は別添資料の通りですが、フィニッシュ本部船の電話番号については、参加申込いただいた艇に後日お知らせします。
現在新型コロナウィルスの感染者が全国的に増加しています。今後感染者の急激な増加により「緊急事態宣言」が発出される事態に至った場合は、レースの開催も難しくなる可能性もありますのでご承知おきください。レースに参加される各艇にあってはそれぞれに感染防止対策に十分ご配慮いただき、フィニッシュ後に壱岐に寄港される場合はマスク着用を徹底していただきますようお願いします。