40年近く続く夏のHYC壱岐レースについては先日もお知らせしていましたが今年は大幅に内容が変わります。スタート地の壱岐市並びに壱岐市観光連盟様が全面的に応援していただけるようになり、現在大会の詳細について協議中です。
レース名称は「壱岐-福岡ヨットレース」とし、海の日の7月17日(月・祝)午前8時に壱岐市郷ノ浦沖をスタートし、福岡市西区小戸沖をフィニッシュとする全長34マイルのレースとなります。前日の16日(日)には現地で前夜祭を開催し、レース参加艇や現地の皆様との交流も計画しています。夏のハイシーズンの3連休となり宿の手配も心配されることでしょうが、壱岐市観光連盟様のご協力である程度の部屋数は確保しています。宿舎の申込みは各艇で行うことになりますが、観光連盟様の方でレース参加者用の申込み窓口を設けていただけるそうです。前夜祭は郷ノ浦のレストランの大宴会場を予定しており、郷ノ浦港の係留桟橋から前夜祭会場~宿舎間は送迎バスを運行していただくようにお願いしています。前夜祭では、壱岐市の皆様によるアトラクションも計画中です。
レース公示、参加申込書、宿舎申込み連絡先については連休明けの早い段階でお知らせする予定です。夏の開幕は「壱岐アイランド」でスタートしましょう!今から予定を立てて多くのヨットの参加をお待ちしています。
5月13日(土)福岡市東区の国営海の中道海浜公園の博多湾パノラマ広場で、「海の中道芸術花火2017」が開催されます(荒天中止の場合は翌14日に延期開催)。日本を代表する花火師たちによる最高峰の花火エンターテインメントで、海上から音楽にシンクロさせる緻密で迫力ある花火を打ち上げる芸術性の高い花火大会です。花火を展開する幅が約1㎞で、その中で1時間に1万発を開花させる花火大会は世界最大級です。
洋上のヨットからの花火見物は特等席ですので存分にお楽しみください。19:45打ち上げスタート、20:50終演の予定です。会場は小戸の福岡市ヨットハーバーから北東方向に約5マイルですが周辺海域は遠浅となっています。またすぐ近くには本船航路もありますので海図を確認しながら航行には十分注意をしてください。当日の日没時刻は19:10。潮汐は中潮で干潮が17:01、満潮が23:38となっています。
博多ヨットクラブでは福岡在住のプロセーラー高木 裕氏を講師に迎え「セーリング講習会」を開催しています。今年の講習内容は、ヘルムスマンのハンドリングとスピン・ジェネカーのジャイブと収納テクニックの実際です。午前中に会議室で座学を行い、実際に海上に出てサポートボートの高木講師が各艇に対して個別コーチングを実施。練習の模様を写真、ビデオで撮影しての評価、指導を行います。HYC会員艇以外の参加も歓迎します。日本を代表するプロセーラーからアドバイスしていただけるまたとない機会ですので多くの皆様の受講をお待ちしています。
【日 時】 平成29年6月25日(日) 09:00~15:30
09:00~ ハーバー集合、受付、艇の艤装
10:00~11:00 海上レッスンのミーティング(セーリングハウス1階会議室)
11:00~13:00 海上でのコーチング
13:00~14:30 帰港、昼食、艤装解除
14:30~15:30 写真、ビデオを見ながら陸上講習(セーリングハウス1階会議室)
15:30 解散
【場 所】 福岡市ヨットハーバー セーリングハウス1階会議室及び博多湾
【参加費】 一人 1,000円(当日徴収) *昼食弁当を頼まれる方は別途500円(当日の受付時に申込み)
【申込み】 参加希望の方は、艇名と人数を6月15日(木)までに事務局へお申込みください。
HYC会員艇にあっては、艇のオーナーからお申込みください。
会員外の方は、当ホームページの「お問合せ欄」からお申し込みください。
《講師:高木 裕氏の略歴》
大学時代にインカレ優勝、インカレ470級個人優勝、学生で初の470級全日本チャンピオン。国体優勝、アジア選手権優勝、ワールド7位、ロサンジェルスオリンピック470級日本代表11位。キールボートではジャパンカップ、パールレース、沖縄-東海レースなどで優勝多数。国際レースではハワイ・ケンウッドカップ、豪・シドニー-ホバートレース、米・トランスパックレース、チャイナシーレースなどに数多く出場し優秀な成績を残す日本を代表するセーラー。
2017年第1回目のHYC会員懇親会を4月13日(木)午後7時から中央区大名のオシャレなイタリアンのお店『ダ フチガミ』で開催しました。今回はこれまでで最多の19艇のオーナー、クルーの皆様とプロセーラーの高木氏、福岡市ヨットハーバーの鬼塚氏も参加し総勢で35名が参加しました。参加艇はJORDAN、SIESTA、May be、Bambino、Freestyle、Jetta、MALOLO、Little Wing、METAXA Ⅴ、Second Love、Summertime、翔風、麻里絵、Le Grand Bleu 3、いそしぎ、Spilmer、SAKURA、Bebe、ZEPHYRUS。山田会長(JORDAN)挨拶のあと黒住副会長(SIESTA)の乾杯の発声で懇親会スタート。今年HYCに入会されたSAKURAさん、Bebeさんも参加され、皆様の前でご挨拶をいただきました。SAKURA(Grand Soleil 45)の今村オーナーは博多ヨットクラブ唯一の女性オーナーとしてクラブに華を添えていただくことでしょう。Bebe(BENETEAU OCEANIS 45)の近藤オーナーはこれまでJ-24で全日本選手権などで活躍され、どちらかというとギンギンの攻撃的なレースを戦ってこられましたが、のんびりとしたヨットライフも楽しもうとクルージングボートを購入され、和気あいあいとしたクラブ活動を展開している博多ヨットクラブの魅力に惹かれて入会されたとのことです。
今日参加された艇の中には今年が最後となる「日韓親善アリランヨットレース」に参加表明されている方が何名かいましたが、北朝鮮情勢が緊張し、アメリカ海軍空母部隊も展開するというキナ臭い状況になってきており、対馬海峡は大丈夫だろうかと心配する声も聞かれました。その他にも3月の第1レースで東海面、西海面の選択で明暗を分けたレース展開や、夏の沖縄・座間味レース遠征、今年大幅に内容を見直す7月の壱岐レースのことなど、美味しい料理とお酒の勢いも相まって話題は尽きず、あっという間に予定の時間となり、午後9時30分に「山のぼせ」のLe Grand Bleu 3工藤オーナーの「博多1本締め」でお開きとなりました。次回の懇親会は7月を予定していますので、会員艇の皆様の参加をお待ちしています。
そういえば、ちょうど1年前の4月14日、昨年の第1回会員懇親会の終了時刻頃に突然の大きな揺れに見舞われました。甚大な被害が出た「熊本地震」の発生からちょうど1年が経ちました。被災地の1日も早い復興をお祈りしています。
昨年までは7月の第3日曜日の早朝に博多湾・小戸沖をスタートして、長崎県壱岐をフィニッシュとしていた博多ヨットクラブ恒例の「壱岐レース」が今年は大きく変わります。
これまで40年近く続いた伝統の壱岐レースですが、夏の一日、多くのクルーザーヨットが壱岐に集結するこの機会に、もっと壱岐の魅力に触れ、できれば現地の皆様との交流ができないかとの思いから、壱岐市観光連盟様、壱岐市当局様に本レースへの応援・支援を申し入れたところ大いに関心を示され、壱岐の夏の海洋イベントとして協力を約束していただきました。詳細はこれから詰めていきますが、大まかな概要が決まりましたのでお知らせします。
名 称 「 壱岐-福岡ヨットレース」
コ ー ス 壱岐市郷ノ浦沖スタート → 博多湾・小戸沖フィニッシュ 距離:約34マイル
日 程 7月16日(日) 17:00 前夜祭
17日(月・祝) 7:55 スタート予告信号
17:00 タイムリミット
18:00 表彰式
参加費 艇参加費 10,000円
前夜祭 3,000円/1人
これまで博多 → 壱岐でレースを行ってきましたが、コースが逆になります。HYC会員に限らずオープンなヨットレースとして北部九州や山口方面からも沢山のヨットの参加を得て、夏の玄界灘を代表する楽しいヨットレースになるよう期待しています。参加艇に対しては、今のところ①郷ノ浦港の浮桟橋の確保(横抱きで50隻程度可)②前夜祭の開催などを考えています。参加をご検討いただくヨットにおかれましては、夏の三連休になりますので、7月16日(日)の現地の宿の確保だけは早めにしておかれることをお勧めします。遅くなると宿の確保が困難になります。一応、壱岐市観光連盟にお願いして宿舎手配の窓口を決めていただけないか相談しています。もし一元的に斡旋していただけるようになりましたら連絡先等をご案内いたします。レース実施要項等詳細が決まりましたらホームページでお知らせします。
これまで主に博多湾内でセーリングを楽しみ、壱岐など遠出をしたことがない皆様も、この機会に一緒に壱岐を訪問してみませんか。7月16日(日)の午前中にある程度まとまって壱岐に向けて出港しますので、合同クルージングの乗りで壱岐を訪問してみましょう。夏の壱岐は透き通った海と白いビーチで海水浴も最高ですし、麦焼酎発祥の地として醸造元もたくさんあり、美味しい焼酎も待っていますよ!
万一の事故や緊急時の対応など、クルーザーを安全に運航するための知識と技術を習得することを目的に、博多湾をベースに活動する3つのヨットクラブ、玄海ヨットクラブ(GYC)、福岡ヨットクラブ(FYC)、博多ヨットクラブ(HYC)が合同で福岡市ヨットハーバー管理事務所の協力を得て実施している「クルーザー安全講習会」を3月26日(日)に開催しました。今年は福岡ヨットクラブが主管しました。クルーザーのオーナー、クルーの皆さん44名(内、HYC会員艇20艇)が参加されました。開講に先立ち主催者を代表して福岡ヨットクラブの沼田会長から挨拶がありました。
講習会の午前の部はJSAF日本セーリング連盟外洋安全員会の大坪委員長から「クルーザーの安全対策について」の講話がありました。大坪委員長の講話も今年で4回目です。大坪氏は20歳からヨット(クルーザー)を始められ、30年間にわたってホームグランドである相模湾を中心に年間100日ほどヨットに乗られています。国内外のメジャーレースにも多数参加されており、国内ではジャパンカップやX-35全日本、Melges32全日本、大島レース、神子元島レース、パールレース、沖縄-東海レース、アリランレース、海外ではトランスパックレース、キーウェストレースウィーク、X-35World、Melges32Worldなど、インショア、ロングの経験も豊富です。今回の講習では、大坪氏がレースに参加する際にどのような安全対策を行っているか、自身の命を守るためには何が大切かなど、実体験に基づくお話が中心でしたので参加者も熱心に聞き入っていました。
2012年~2014年に国内でヨットの死亡事故が頻発しましたが、すべて落水によるものでした。大坪氏も長いヨット生活の中で死亡事故をいろいろ聞いてきたが、落水以外の要因によるものは無かったそうです。ゆえに、「絶対に落水しないこと。落水したら終わりと思っている。」これを信条にしているとのことです。また2012年~2014年の落水死亡事故は、全員が60歳以上のベテラン者で、ベテランであるがゆえに慣れや過信があったのではないかと推測されていました。経験や知識は豊富でも加齢に伴う体力低下などを客観的に判断し、自らに真摯に向き合うことが大切です。今回の講習で特に心に響いたフレーズは、「自分を守るのは自分でしかない」、「安全は与えられるものものではない、自分たちで確立するもの」、「乗員個々人が安全に対しての高い意識を持ち続ける」、「慣れから来る油断に注意」、「死亡に至る事故はすべて落水から起こっている」、「最大の事故防止は落水しないこと」、「艇長の責任は重要」、「オーナーの責任も重要」で、「セーリングの基本は自然に対峙すること」を強く認識することです。
落水しても無事に救助されることもありますが、そのためにはライフジャケット(救命胴衣)着用が不可欠です。いろいろなタイプがありますので、セーリングスタイルに合わせて適切なライフジャケットを選ぶことが大変重要です。最近は膨張式タイプが多く出回っていますが、いざという時に膨らまないこともあるので定期的な点検が不可欠です。実際に落水死亡事故で膨らんでいなかったケースもあるとのことです。それよりも落水しないことが一番です。そのためにはテザー(セーフティライン)で確実に船体と繋がっていることが大切です。そして、万一放り出されても身体が海中に没しないように船体の左右中央にクリップしておくことが大事です。両舷のデッキ上に這わせているジャックスティやライフラインにクリップしておくと、船体と繋がっていても身体は海の中ということになりますのでとても危険です。
昼食後は福岡市消防局からの講話。福岡市民防災センターから講師を招き、低体温症と救命(胸骨圧迫-心臓マッサージ)のお話を聞きました。人の体温は一般的には37℃で、低体温とは軽度(35℃~32℃)、中等度(32℃~28℃)、高度(28℃以下)の状態です。軽度では震えが止まらない、筋肉が硬直し出す、無気力、呼吸が速くなるなどの症状が、中等度では錯乱状態に陥る、呼吸が遅くなる、不整脈が出だすなどの症状が、高度では意識がなくなる、呼吸が止まり出すなどの症状が現れます。対処法としては、軽度の場合は〇温かいものを飲ませる(ちょっと甘めがよい。アルコールは絶対にダメ)〇乾いた衣服に着替えさせる〇呼びかけを続ける。中等度、高度の場合は直ちに救命センターに搬送すること。救命では胸骨圧迫(心臓マッサージ)を習いました。意識がないときは迷わず「119番」通報をし、呼吸がないと判断した時はただちに心臓マッサージをする(3分が勝負!)胸骨の上から1分間に100回以上のペース(120回くらいがベスト)で行い、意識が戻ったら横向きにすることが大事。最後に人形を使った実技講習もありました。
福岡海上保安部からは交通課主任航行管理官からプレジャーボートの海難防止についての講話がありました。全国の海難の状況、福岡海保管内における海難の実態、遵守事項、ライフジャケットの点検、もし事故が発生した時の対応について貴重なお話がありました。毎年3~5月の春季にはプレジャーボートによる事故が急増するとのこと。事故の種類別発生状況では機関故障、運航阻害(バッテリー過放電、燃料欠乏)、衝突が圧倒的に多いそうです。衝突はプレジャーボートと漁船が多いとのことです。福岡管内の海難事故ではプレジャーボート、漁船などの小型船舶が7~8割を占めているとのことです。万一事故が起きた場合、海保の取調べ、運輸調査委員による原因調査、海難審判による行政処分、怪我の治療、相手方の損害の補償、自船の修理と、多くの時間と労力を費やすことになります。法令に定める遵守事項は必ず守って事故を起こさないように、また事故に遭わないようにしましょう。平成30年2月1日以降、小型船舶の甲板上ではライフジャケットの着用が義務付けられ、34年2月1日からは違反点数の付与も開始されます。膨張式ライフジャケットのボンベ不具合による事故もあることから、ライフジャケットの日常点検も欠かさないようにしましょう。万一海上で事故が発生したらどうするか。直ちに人命の救助を行うとともに、「118番」やマリーナなどに事故の状況を正確に連絡しましょう。
講習会の最後は、ポンツーンに係留しているヨットを使って、バウワーク時の注意点、テザー(セーフティライン)のクリップ位置などを大坪講師が実演して、第4回目のクルーザー安全講習会を終了しました。
今年はGW期間中に日韓親善アリランレースがあるため、レース参加予定のヨットからも受講があり、皆さん一様に安全対策には万全を期そうと気持ちを新たにしました。ご協力いただいた関係機関・団体の皆様、本当にありがとうございました。
3月19日(日)は2017年HYCシリーズレースの開幕戦でした。4か月ぶりのレースを待ちわびた20艇の会員艇が快晴の博多湾でセーリングを堪能しました。事前の気象予報では晴れ、北~北北東の風、4~12ノット、波は1mと絶好のコンディション下での開幕レース。コースは小戸沖から能古島沖の象瀬を左に見て回航し、博多湾口の机島を反時計で回ってくる約13マイルほどの距離です。昼頃には10ノットを超える風が吹きそうなので、小型艇でも3時間くらいでフィニッシュできそうです。
第1レースの本部船は“Freestyle”チームに引き受けていただきました。8時半過ぎにはチームの面々がハーバーに集合し、マークブイなど運営用品を船に積み込み、クラブハウス2階でレース受付の準備を済ませます。9時前にはレース委員長を交えてレースコースを決定し、9:30からの受付に備えますが、9時過ぎにはレースを待ちわびた会員艇が続々とエントリーにやってきます。10時に受付を終了してスタートライン設置のために出港しましたが、風は4~5ノットと弱く海面も鏡のように滑らかな状態でした。ハーバーの直ぐ沖合には「のり網」が設置されているので(3月中には撤去予定)かなり沖合にスタートラインを設置しました。11:00のスタート時刻が近づくと北北東の風、6ノット前後と安定し、各艇スタボードタックでスタートラインにアプローチしていきます。アウターマークが有利と判断した艇が多くアウターに集中していきますが、本部船からアウターマークまできれいにスタートラインに揃い、11:00のスタート信号ではリコール艇もなく「オールフェア」で2017年第1レースがスタートしました。
殆どの艇がスタート後に第1回航ポイントである「象瀬」方向にタックを返し、ポートタックで進んでいきます。象瀬通過は最大艇の“May be”、2番手は高木 裕氏がヘルムを取る“Humming bird Ⅴ”、後続艇も次々に通過していきます。しかしながら、象瀬を過ぎた辺りで風が落ち各艇とも艇速が落ちてきました。東海面からの風の吹き出しを予測してそのまま進む艇、第2回航ポイントの「机島」に少しでも近づいておこうとタックを返して西海面に向かう艇に分かれましたが、ここでの選択が勝敗の明暗を分けたようです。しばらくすると志賀島の北方向、東海面からいい風が入り出し、先行艇は大きくヒールしながら加速していきます。“Humming bird Ⅴ”がトップで机島を回航し、大きなジェネカーを展開して後続艇を引き離していきます。机島回航時点では風速もコンスタントに10ノットを超え、絶好のコンディションとなりました。
12:47:38に“Humming bird Ⅴ”が堂々のファーストホーム、約5分遅れの12:52:09に“MALOLO”が2着、12:54:25に“Suru Sumi”が3着と、スピンジェネカーに風をいっぱいに受けて次々にフィニッシュラインを通過していきます。そして最終艇の“Notari 3”がシングルハンドながら13:33:49に無事にフィニッシュし、2017年開幕戦が終了しました。レース後半戦、沖合から強い風が入り続け、Max17ノット、平均でも14~15ノットの風の中、後続艇に有利な展開となりました。本部船を運営していただいた“Freestyle”チームの皆さん、本当にお疲れ様でした。
[以下は本部船“Freestyle”のA子嬢からのコメントです]
こんにちは!初めて本部船運営記を書かせていただきます、FreestyleクルーのA子です!2017年HYC初戦、8時半集合☆-( ^-゚)v滞りなくレースを運営させるべく、しっかりお勤めしなくては!本日気持ちの良いレース日和!半袖の人も見かけます!アメリカズカップウェアやグッズを身に付けている方も見かけます(∩˃o˂∩)♡
さて、受付も終わりいざ出航!我らが行かねばレースは出来ぬ!と意気込んでいたところ、フラッグ忘れとるやないか~い。新人君に1人で倉庫へ備品取りに行かせたの誰じゃ~。
気を取り直してイザ出航!さあ、さあ、皆の衆、着いておいでーっ!今日は私が女王様。私がルールよ。スタートラインも、ゴールタイムも(?)私が決めますわよ!ほほほほほほ。ところが、「こら後輩!ライン狭い!by LWオーナー」「はいわかりました先輩←by うちのオーナー」うちのオーナー立場弱かった。あっという間に5分前!4分前!1分前!11時ジャストでスタートです!この瞬間大好き(∩˃o˂∩)♡20艇が一斉にスタートしました!オールフェア!みなさん行ってらっしゃーい!
ゴールラインを設定したら、あとはお気楽観戦モードです。おおー!あそこ接戦ですねぇ。どの艇がファーストかしら。あ!もうあんなところに、え、え、え、早いぃー!そして、栄えあるファーストフィニッシュはHumming bird Ⅴだーー!!続いて、MALOLOが来たー!お久しぶりに見たー!どんどんゴールして来ます!本部艇からはゴール手前のコース取りや迫力のジャイビングが見れます。勉強になりますね!そしていつも尊敬してしまうHappy Holidayのシングルハンドでの操船も見ることができます!参加20艇全部が無事ゴールし、本部船Freestyleも撤収です。
そしてそして!優勝はぁああ!赤いぃぃぃ!! SIESTAーーーー!!ぱんぱかぱーーーんっ!おめでとうございます!!
HYC第2レースはいよいよFreestyleもレースに参戦、その前に練習しなきゃ。帰港中にキャビンで揺られながらレース記録を書いていたら船酔いしましたよ(๑⁺д⁺๑)◞
HYCレーティングは、レース委員会で案を作成し役員会で決定したものである。値についてはIRCなどを一部参考とし、前年の年間成績などを勘案して長年蓄積されたHYC独自のレーティングとする。