新型コロナウィルス感染拡大防止のため、福岡市の方針に基づき、4月4日(土)から4月19日(日)までクラブハウス内各施設の利用禁止と活動の自粛要請がありました。詳細は添付ファイルをご覧ください。
新型コロナウィルスの脅威が拡大しています。福岡でも感染者が増加しており、昨日、福岡県においても不要不急の外出自粛要請が出されています。
開けた洋上空間では感染のリスクは低いと思われますが、歴史ある博多どんたくや有田陶器市の中止が決定されるなど、国民一丸となってコロナの脅威に対処していく社会情勢であります。博多湾では、学生のヨットレースが5月まで中止が決定され、関東ではクルーザーレースも相次いで中止が決定されています。
このため、本日緊急役員会議を開催し、ヨットレース主催者として現下の状況を鑑み、まことに遺憾ではありますがとりあえず4月の第2レース、5月の第3レースは中止させていただくことに決定しました。6月以降のレースについては、5月下旬に判断させていただきます。
2、3か月前から「お問合せフォーム」から外国語によるメール送信が頻発しています。ここ半月は4つのメールアドレスで1日に50件~100件も迷惑メールが送られてきているため、当分の間「お問合せフォーム」からの問い合わせを中止させていただきます。
2020年3月15日付でヨット“オモイノママ”(コルセア F27)さんが博多ヨットクラブに入会されました。係留地は小戸の福岡市ヨットハーバーです。“オモイノママ”は、昨年8月から約6か月かけて日本列島を時計回りに一周したトライマランです。雑誌Kazi誌の本年4月号でも大きく紹介された高校ヨット部同期の3人組で、100か所以上の漁港や海の駅を巡って多くの人との出会いを楽しんだそうです。これからは博多ヨットクラブのレースにも参加するとのことで楽しみです。しかしながらトライマランということでモノハル艇と同一フリートレースではレーティングが難しく、とりあえず暫定レーティングでしばらく様子を見ることにします。
令和2年3月15日(日)の2020年第1レースは強風のため中止しました。朝からコンスタントに20ノット前後の強風が吹き、午後からは30ノットオーバーの強風も予想されたため、参加艇ならびに乗員クルーの安全を第1に考えて中止にしました。4か月ぶりのレースに参加意欲満々の皆さんにはご迷惑をおかけいたしました。4月19日(日)の第2レースの参加をお待ちしています。
博多ヨットクラブ2020年会員総会を2月23日(日)に小戸の福岡市ヨットハーバー会議室で開催しました。総会は35名(委任状提出を含む)の参加を得て午前10時00分から始まり、山田会長の冒頭の挨拶のあとさっそく議事に入り、事務局より2019年の事業報告、収支決算の説明があり、いずれも原案通り承認されました。続いて2020年の事業計画(案)、収支予算(案)の説明があり、いずれも原案通り承認されました。
最後に山田会長から会員の皆さんへひとつの提案がありました。
持続可能な開発目標-SDGs(エスディージーズ)-の17の目標のひとつ「海の豊かさを守ろう」で、海洋プラスティックごみの問題が提起されています。海で遊ぶ我々も「きれいな海を残したい」という思いから、プラスティック類は絶対に海に捨てない、飲料などはマイボトルなどで持参するなど、できることから取り組んでいきましょうとの呼び掛けがあり、一般社団法人「ふくおかFUN」代表で、博多湾の海底ごみ状況を調査しているプロダイバー・大神 弘太朗に博多湾の状況と、海をきれいにするクリーンナップ作戦などの話を聞きました。クラブとして今すぐに何かの行動を起こすということではありませんが、今後はこの問題についてみんなで考えていこうとの提案がありました。
昨年はレース中のディスマストが2件ありましたが(幸いにも乗員に怪我等はありませんでした)、いずれもスピン、ジェネカーのフリー帆走中にバックステイのトラブルによるものでした。ブロックの破損やバックステイの断裂が原因でしたので、日常の点検整備を怠らないようにしましょう。
万一の事故や緊急時の対応など、クルーザーを安全に運航するための知識を習得することを目的に2014年から毎年「クルーザー安全講習会」を開催してきました。今年は2月16日(日)に、福岡市ヨットハーバー管理事務所が主催し、博多湾をベースに活動する福岡ヨットクラブ、博多ヨットクラブ協力のもとに開催し、クルーザーのオーナー、クルーの皆さん34名が参加しました。福岡ヨットクラブ、博多ヨットクラブとも今年のシリーズレースが3月から始まるため2月に開催したものです。
午前10時に開講し、主催のヨットハーバー管理事務所の菅原氏の挨拶の後、協力団体の博多ヨットクラブ山田会長、福岡ヨットクラブ沼田会長の挨拶に続き、JSAF日本セーリング連盟ルール委員会の大村雅一副委員長から「安全にセーリングするためのルール」について講話がありました。2014年の第1回から昨年までは、JSAF日本セーリング連盟外洋安全委員会から講師をお招きし、主に落水対策やライフジャケットについてお話をしていただきましたが、今年はJSAFルール委員会の大村雅一副委員長をお招きし、「外洋セーラーのためのルール講習会」をテーマに、レース中の接触、衝突を防止するにはということを中心にお話をしていただきました。小型のディンギーヨットとは違って外洋クルーザーはすぐには止まれないため、スタートやマーク回航時に衝突などの事故を防ぐためには、それぞれの乗員がしっかりルールを理解して安全なセーリングに心がけることが一番大切です。
午後は、福岡海上保安部交通課から、福岡地区における海難事故発生状況と事故防止、ライフジャケットの着用、海の安全情報の有効活用についての話があり、次に、門司税関博多税関支署から、不正薬物等の密輸防止のために、クルージング中などに不審な船舶を発見したときは税関に通報していただきたいとのお願いがありました。最後に日本海洋レジャー振興協会九州事業部からは運転不自由船の曳航・伴走サービスについての話があり午後2時30分に講習会を終了しました。
クルーザーヨットで海を楽しむ皆さん、安全への対策は万全ですか。海では安全には最新の注意を払っても天候の急変などにより避けがたい突発的な状況に遭遇することがあります。万一の事故や緊急時の対応など、クルーザーを「安全」に運航するための知識を習得することを目的に、FYC福岡ヨットクラブ、HYC博多ヨットクラブ協力のもと、福岡市ヨットハーバー管理事務所主催で「クルーザー安全講習会」を開催します。
講習会の内容は、JSAF日本セーリング連盟ルール委員会副委員長の「安全にセーリングするためのルール」、福岡海上保安部の「海の安全」、博多税関支署の「税関からのお知らせ」、日本海洋レジャー安全・振興協会救助事業部の「運転不自由船の曳航・伴走サービス」となっています。万一の時に実際に役立つ内容ですので、一人でも多くの皆様の参加をお待ちしています。ヨットクラブに加入されていない皆様も、この機会にぜひ受講していただくようお勧めします。
1.開催日時 令和2年2月16日(日)10:00~15:00(予定)*受付は9:30から
2.場 所 福岡市ヨットハーバー(福岡市西区小戸)クラブハウス2階 第2会議室
3.参 加 費 1,000円/1名 ※当日徴収
(昼食弁当が必要な方は別途500円。当日受付時に申込ください。)
4.申込期限 令和2年2月10日(月)まで
5.申込み先 所定の参加申込書で福岡市ヨットハーバー管理事務所(担当:菅原)にFAXもしくはE-mail送信。
FAX:092-881-2344 E-mail:h.sugawara@sasakico.jp
2019年の博多湾クルーザーレースシーンを締めくくる年末恒例の「HYC表彰式&懇親パーティー」、昨年に続き同じ博多湾でレースを行っているFYC福岡ヨットクラブとの合同開催で、12月21日(土)に中央区渡辺通のタカクラホテル福岡で盛大に開催され、150名くのセーラーそしてご友人の皆さんが参加されました。
HYCレースはアット・ホームな雰囲気で島回りコースのレースが中心。レーティングも船齢や乗り手の技量を考慮した独自の設定で楽しいレースを心掛けています。一方FYCレースはIRCレーティングに基づきソーセージコースを1日3本と本格的なレベルレースを行っています。FYCレース参加艇はほぼ100%HYCレースにも参加し、ともに博多湾内で切磋琢磨してヨット技術の向上を目指しています。18:30に開会し初めにFYC福岡ヨットクラブの沼田会長(Bambino)、続いてHYC博多ヨットクラブの山田会長(JORDAN)の挨拶の後、FSAF福岡県セーリング連盟の秋山会長の乾杯の発声でスタート。ホテル自慢の料理とビール、ワイン、カクテルでしばし歓談。本日の表彰式&パーティーにご協賛いただいた、㈱マリーンテック様、シップチャンドラー様、トラム様、㈱ササキコーポレーション様、㈱フォーチュン様、ノースセールジャパン様、㈱ハリケーン様、プレ宮崎様、㈱海援隊様の紹介もありました。
さーあ、皆様お待ちかねの今年のクルーザーレースの表彰式です。先ずは昨年の海の日に若くして亡くなられたプロセーラー・高木 裕氏を偲んで今年の海の日、7月15日に開催した「高木 裕メモリアルヨットレース」の表彰です。優勝艇の“Bambino”に高木氏の夫人、高木 裕子様より優勝トロフィーが贈呈されました。続いてFYCレースの表彰式です。ジャパンカップや全日本ミドルボート選手権などにも参加している精鋭の10艇が年間15レースを戦い、栄えある年間総合1位は“GALAXY”でした。松島オーナー率いる精鋭クルーが実力を如何なく発揮した結果です。沼田会長から総合優勝杯、副賞などを授与され、皆さん満面の笑顔で喜んでいました。
[Bambino] [GALAXY]
続いてHYCレースの表彰です。最初に9月の「壱岐-福岡ヨットレース」の優勝艇“MALOLO”に山田会長より優勝ラットの贈呈です(レース全体の表彰はレース当日に実施)。昨年は7月の海の日に開催し、スタートしたものの微風・無風でノーレースとなりましたが、今年は風が期待できる9月に時期を変更した結果いい風に恵まれ(恵まれ過ぎましたが)、セール破損やリギントラブル等で何艇かのリタイヤはありましたがレースは成立しました。
さーあ、お待ちかねの年間総合成績の表彰です。先ずは総合3位から発表。2019年総合3位は42フィートの“Humming bird Ⅴ”。総合2位は40 フィートの“Second Love”。そして2019年のHYCチャンピオン、栄えある総合優勝は40フィートの“MALOLO”でした。佐藤オーナーを中心に和気あいあいとした雰囲気でクルーワーク抜群です。それぞれ山田会長から総合優勝杯、クリスタルトロフィー、副賞などを授与され、皆さん満面の笑顔で喜んでいました。その後レース参加の全艇(33 艇)に賞品が授与され、各レースの「First Finish賞」や「修正1位」、今年もっとも多く参加費を収めていただいた「皆勤賞」、走りたいのを我慢してレース本部船を引き受けていただいた「本部船お疲れ様賞」、BB賞、ラッキー7賞など多くの賞品が授与されました。HYCレースでは年間総合優勝艇は翌年はレーティングがアップします。また3月の第1レースの本部船も務めていただくことになっていますので、“MALOLO”さん、よろしくお願いします。
総合優勝[MALOLO] 総合2位[Second Love] 総合3位[Humming bird Ⅴ]
パーティーの締めくくりは、福岡ヨットクラブの津田副会長(Windward Ⅴ)の挨拶のあと、博多ヨットクラブの黒住副会長(SIESTA)の「博多手一本」で大盛況のうちに福岡ヨットクラブ、博多ヨットクラブの2019年全日程を終了しました。皆さん、一年間本当にありがとうございました。来年も元気な姿で海でお会いしましょう。