お知らせ

2014 表彰式&懇親パーティーのご案内

2014年11月22日

2014年クルーザーレースも11月16日(日)の第10レースで無事に全日程を終了しました。最終レースはこの時期には珍しく微・軽風で波もほとんどない穏やかな海面でのレースとなりました。会員艇の皆様にはクラブレースにご参加いただくとともに、博多湾で開催されたタモリカップや小戸カップ、メイヤーズカップ、マリノアズカップにも参加されて心ゆくまでレースを堪能されたことと思います。今年はレース以外にも安全講習会やセーリング講習会、定期的な会員懇親会(飲み会)にも取り組みまして、多くの皆様にご参加いただき会員同士の交流をより一層深めることができました。

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ピエトロ・セントラーレ

2014年のクラブ活動の締めくくりとして、年末恒例の「表彰式&懇親パーティー」を12月20日(土)午後6時から、交通アクセスのよい中央区天神3丁目のピエトロ本店1階のレストラン“セントラーレ”で行いますので、クラブ会員(艇のオーナー)とクルーの皆様、そしてご家族、ご友人等をお誘い合わせの上ぜひご参加ください。

今年もアトラクションとして昨年大好評だった地元福岡のサルサバンド「PINPINITA(ピンピニータ)」さんのミニライブも行いますので、年末の一夜、ヨット仲間の皆様と存分にお楽しみください。詳細は添付のファイルをご覧ください。

 

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昨年の様子

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昨年の様子

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昨年の様子

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昨年の様子

 

 

 

 

 

     表彰式&パーティー案内 pdf

本部船運営記。10月第9レースは“Freestyle”さんでした。

2014年11月11日

10月19日(日)の第9レースの本部艇は“Freestyle”さんに担当していただきました。本部艇運営は初めてということで、運営マニュアルをしっかり頭に叩き込んで慰労の無いように努めます。DSC01173第9レースは「湾外コース」の予定でしたが朝から風が弱く(北東~北の風1~2ノット)、予報でもMax8ノットくらいだったため、予定していた宗像沖に浮かぶ「相島」回航を断念し、博多湾口から西北西4マイルに位置する「長間礁灯標」を反時計で回ってくる全長20マイルのコースに決定しました。

運営メンバーはKオーナー以下6名(内2名はカメラマン)、8時半過ぎにはクラブハウス2階に集合して受付準備を始めます。9時から受付を開始し、その間、マークブイや信号旗など運営用品をヨットに積み込み、10時に受付を終了。今回のレースには16艇がエントリーしました。陸上の業務が終了したのでスタートラインを設置するため出港。DSC01178小戸沖には来年3月まで「のり網」が設置されたので、のり網の北側海面まで出て行ってアウターマークを設置し、風向を考慮して玄界島の右方向に対して直角になるように本部艇のアンカーを打ちます。これで準備万端と思ったのですが、参加艇から「ラインが短すぎる!もう少し伸ばした方がいい」とのアドバイスがあったので、アンカーを引き上げてラインを伸ばして再度アンカーレッコ。ようやく落ち着いたので信号旗やフォグホーン、タイムキーパーなどの役割を再確認して時間を待ちます。DSC01182風は相変わらず弱く2ノット前後。風が弱いと艇速が出ず、スタート直前に潮に流されて「リコール」する艇も出てくるかもしれず、最悪の場合「ゼネリコ」という状況も想定して、その場合は音響信号とどのフラッグを掲げるのか、メンバーでしっかり打ち合せをします。願わくはリコール無しできれいにスタートしてもらいたい!!

10:55に長音一声と大きなクラブ旗(HYC旗)を掲揚。10:56に長音一声とP旗掲揚、「一発でスタートしてよ」と願いつつカウントダウンを続行。10:59に長音一声とP旗ダウンで1分前を告知。「出るなよ、出るなよ」と念じつつ各艇の動きを追います。11:00長音一声とHYC旗ダウン、第9レースのスタートです。それもリコール艇無しの「オールフェア!」。大役を終えてホッと胸を撫で下ろしました。今日はカメランを二人乗せているので、さっそくアンカーを引き上げてレース参加艇の写真撮影をします。幸いにも風が弱く各艇の艇速も遅いため、機走で走り回って写真を撮りまくりました。風が弱かったため、大きくヒールしたりスプレーを上げたりといったダイナミックなシーンはありませんでしたが、それなりにいい写真が撮れました。

DSC01185ひとしきり写真を撮ってスタートラインに戻り、スタート時よりはかなり短めに、そして玄界島の左、机島方向に直角になるようにアンカーを入れて待機します。風も弱く波もほとんどなく、これは長丁場になるなと、ひねもすのたりのたりかなの心境でのんびりと寛ぎます。トップ艇でも5時間ほどかかるのではないかとただひたすら待つのみです。2時間ほど経ってから2艇から「リタイヤ」の連絡あり。16時前にようやくレース艇らしき船影が机島方向に小さく確認できました。後続艇の姿はまったくありません。15:33:32、スタートから4時間半強でトップ艇の“HummingbirdⅤ”がフィニッシュ。20分近く遅れて2着の“Jetta”がフィニッシュし、その後順次フィニッシュが続きます。間もなくタイムリミットの17時になりますが、こちらに向かって必死に走ってくる艇が5艇残っています。フィニッシュまで時間的には10分弱くらいの距離ですが、心を鬼にして「17時」のフォグホーンを長く鳴らしてレース終了を宣言。そのまま30分ほど留まってフィニッシュのホーンの代わりに「お疲れ様でした!」の声を掛けました。17時のタイムリミットまでに9艇がフィニッシュし5艇がDNF、2艇がリタイヤという結果になりました。10時過ぎにハーバーを出港し18時に帰港と、今日は長い1日になりました。いつもレースに参加しているだけなので、運営に携われていい経験ができました。今日はカメラマンが600枚ほど写真を撮影しましたがその中から少しだけ紹介します(HP掲載用にサイズを小さくしています)。 ※写真をクリックすると大きくなります

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自艇のお気に入りの写真があればFreestyleのKオーナーにお願いすればオリジナルの高画質の写真データをいただけると思います。

第10レースのお知らせ

2014年11月09日

2014年11月16日(日) 11:00スタート(予定)

 受付はハーバー事務所2階オーナーズラウンジにて9:00~10:00まで

 参加費:会員艇¥4,000/艇、非会員艇¥6,000/艇

 コース:湾内(当日決定します)

 本部艇:麻里絵

 参加艇は船尾にHYCフラッグを掲揚すること。

 レース結果は、HYC公式ホームページ(このサイト)に発表します。

 HYCレース委員長

 

2014福岡ヨットレース開催される

2014年10月28日

当初10月13日に予定されていた2014福岡ヨットレース(第15回メイヤーズカップ、第22回マリノアズカップ)は、台風19号接近のため10月26日(日)に延期開催されました。

日程が変更になったため都合が付かずに参加を取り止めた艇もあり、メイヤーズカップには9艇(HYC会員艇8艇)、マリノアズカップには7艇(HYC会員艇3艇)の参加でした。コースはメイヤーズカップが博多湾内に設置した3つのブイを回る約12マイル、マリノアズカップが2つのブイを回る約8マイルのコースで、メイヤーズが11:30スタート、マリノアズが11:40にスタートしました。当日は時折り陽が射すまずまずの天候でしたが風が弱く、スタート時の風速は0~2ノットとレースには厳しい条件でした。スタートして第1マークまでは、各艇とも僅かなブローを探して海面を注意深く観察し、右に行ったり左に行ったりと我慢の走りでしたが、第1マークを回ったころからようやく4~5ノットの風が吹き出し、14時過ぎには無事にレースが終了しました。

15:30から西福岡マリーナ・マリノアで表彰式が行われ、第15回メイヤーズカップはHYC会員艇の“Bambino”が、第22回マリノアズカップはJ-24の“ホワイトスコール”がそれぞれ優勝し、協賛各社から提供された抱えきれないほどの賞品を獲得しました。優勝された両艇の皆様、本当におめでとうございました。なお、マリノアズカップは1~4位をJ-24が独占する結果となりレベルの高さを伺わせせました。

Bambinoさん

Bambinoさん

ホワイトスコールさん

ホワイトスコールさん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  〈2014福岡ヨットレース成績〉

HYC表彰式&懇親パーティー開催の予告

2014年10月21日

早いものでもうすぐ11月になります。定例のレースも11月16日(日)の第10レースを残すのみとなりました。クラブ会員を対象とした1年の締めくくりの「表彰式&懇親パーティー」は12月20日(土)18:30から(18:00からウェルカムドリンク)交通アクセスのよい中央区天神3丁目のピエトロ本店ビル1階“レストラン セントラーレ”(昨年と同じ会場)を貸し切って行います。会員(オーナー)並びにクルーの皆様の交流も一層深まるのではと期待していますので、多数のご参加をお待ちしています。

今年の博多湾の話題はなんと言っても「タモリカップ」の開催ではなかったでしょうか。昨年は台風の影響でレースは中止になりました。今年も台風で延期開催となりましたが雨中でのBBQパーティーもものとはせず、翌日の海上パレード、レースと順調に終了し、90艇近くのヨットが博多湾を帆走する勇姿は実に壮観でした。

今年のHYCパーティーも昨年に引き続き地元のサルサバンド“PINPINITA”のミニライブをやっちゃいます。そのほかにも恒例の出席者全員を対象とした空クジなしの「お楽しみ抽せん会」(タモリカップグッズも用意しています)、さらには全員に素敵な特製ヨットカレンダーのお持ち帰りもあります。

正式なご案内は後日会員様(オーナー)にお知らせしますが、会員艇のクルーの皆様も「12月20日」は今からしっかりキープしておいてください。

第9レースのお知らせ

2014年10月12日

2014年10月19日(日) 11:00スタート(予定)

 受付はハーバー事務所2階オーナーズラウンジにて9:00~10:00まで

 参加費:会員艇¥5,000/艇、非会員艇¥7,000/艇

 コース:湾外(当日決定します)

 本部艇:Freestyle

 参加艇は船尾にHYCフラッグを掲揚すること。

 レース結果は、HYC公式ホームページ(このサイト)に発表します。

 HYCレース委員長

 

第3回HYC会員懇親会、大いに賑わいました!

2014年10月10日

第3回目の会員懇親会を10月9日(木)午後7時から前回と同じ天神の居酒屋で開催しました。今回はJORDAN、SIESTA、翔風、Second Love、MALOLO、Bambino、Freestyle、Maybe、METAXA、Grand Bleu、ZEPHYRUSの11艇のオーナーの皆さんとクルー、そしていつもお世話になっている福岡市ヨットハーバー管理事務所のO氏、S氏、S氏を交えて17名で和気あいあいとした懇親会になりました。現在Bambinoさんに乗っているオーストラリア人セーラー“ミッチさん”は、30フィート級から50フィート級のTP52のクルーとして海外のメジャーなヨットレースにも参加経験があり、豊富なレース経験に基づく楽しい話を流暢な日本語でいろいろと語っていただきました。また今年最大のイベント、先月のタモリカップの話題も数々飛び出し、「横浜大会」に負けないように来年も盛り上げようと気炎を上げました。

各艇ともクルーの確保や共同オーナー艇にあってはオーナー間の意識の共有など同じ悩みを抱えており、お酒の力も借りてヨットの上ではなかなか言えないオーナーの本音などが飛び交い、とても有意義な会話が弾んでいました。来年のGWにある「アリランレース」や「西宮-横浜レース」、夏の「パールレース」や「阿波おどりヨットレース」への遠征参加、夏の「壱岐レース」のフィニッシュ地での反省会など、生ビール、焼酎、ワイン、日本酒、ハイボールなどを次々にお変わりして楽しい話題で夜は更けていきました。

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年齢や職業は違えど共通の「ヨット」を話題に話しは尽きず、あっという間に3時間が経過して午後10時にお開きになりました。その後、何人かの皆さんは中洲のスナックに突撃していました。12月には表彰式&懇親パーティーを予定していますので今年の会員懇親会はこれで終了です。表彰式&パーティーの案内は後日お知らせしますが、12月20日(土)午後6時半からで会場は昨年と同じ中央区天神のレストラン『Pietro Centrale』です。今年もサルサバンド「PINPINITA」のスペシャルミニライブで大いに盛り上げますのでご期待ください。

本部船運営記。9月第8レースは“ARK”さんでした。

2014年9月27日

9月21日の(日)の第8レースの本部艇は“ARK”さんに担当していただきました。第8レースは当初予定では「湾外コース」の予定でしたがDSC01126朝から風が弱く(北東の風2ノット前後)、予報でもMax8ノットくらいだったため、レース委員長、会長相談のうえ博多湾口の「玄界島」を反時計で回ってくるコースに決定しました。北上中の台風16号の影響もなく穏やかなレース日和りに、オープン参加2艇を含む17艇がエントリーしました。

DSC01124運営メンバーはOオーナー以下3名、8時半過ぎにはクラブハウス2階に集合して受付準備を始めます。9時から受付を開始し、その間、マークブイや信号旗など運営用品をヨットに積み込み、10時に受付を終了してスタートラインを設置するため出港。小戸沖には多くのディンギーが出ているため邪魔にならないように少し沖合にアウターマークを設置し、風向を考慮して玄界島の右方向に対して直角になるように本部艇のアンカーを打ちます。DSC01127この時の風は北東、4~5ノットでまずまずのコンディション。11:00のスタート時刻に合わせて予告信号(5分前)、準備信号(4分目)のフラッグ(旗)を確認。10:55に長音一声と大きなHYC旗を掲揚。10:56に長音一声とP旗掲揚、この頃には風が北に振れて、スタートライン上をアウターマーク方向に走るとスタボードタックのクローズホールドぎりぎりになりましたが、このままカウントダウンを続行。10:59に長音一声とP旗ダウンで1分前を告知。アウターマーク有利と見た6艇ほどがアウターに寄っていきます。他は本部艇寄りからライン中央辺りでスタートするようです。11:00長音一声とHYC旗ダウン、最もアウター寄りから出た1艇がリコールしたので長音一声とX旗を掲揚して「リコール艇有り」を宣言。合わせてハンドマイクで該当艇の艇名をコールするとUターンしてラインに戻っていきます。

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スタート10分前

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予告信号まであと1分

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スタート

 

 

 

 

 

 

 

風が弱いのでこの分だと4~5時間は掛かるかもしれず幸いにも波もほとんどないのでのんびりと寛いで待っていましょう。スタートした艇団は志賀島方向の東海面と大原沖の西海面に分かれていきます。果たしてどちらが先にいい風を掴むのでしょう。スタート30分後くらいに志賀島の北海面が少し黒くなってどうやら風が入ってきているようです。こちらのコースを選択した“Humming bird”が最初にこの風を受けて艇速をアップしました。その後を“May be”、“Jetta”、“ZEPHYRUS”と続いているようです。その後風も8ノット前後と安定してきたようで、トップ艇は3時間くらいで帰ってくるかもしれません。

13:48:55に“Humming bird”がトップでフィニッシュ。13:58:55に“May be”が2着でフィニッシュ、14:13:00に“Jetta”が3着でフィニッシュ。その後も順調にフィニッシュが続き、15:56:00に最終艇がフィニッシュして無事に今日のレースを終了しました(1艇は途中リタイヤ)。アウターマークを回収してハーバーに帰港し、積み込んでいたレース運営用品を倉庫に戻し、レース参加費やフィニッシュタイムなどの記録を事務局に引き継いで本日の本部艇運営業務を終了しました。

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「第37回小戸カップヨットレース」盛大に開催

2014年9月09日

夏が終わり初秋に入った9月7日(日)にディンギークラス94艇、クルーザークラス35艇(内、HYC会員艇19艇)、総勢400名の参加を得て「小戸カップヨットレース」が開催されました。雨続きだった夏を取り戻すかのごとくやっと青空が戻り、強い日差しと心地良い風に恵まれ絶好のレース日和となりました。先月のタモリカップヨットレースに続き大小多くのセールが小戸沖の博多湾を埋め尽くしました。朝の内は南東の風2ノット前後でしたが、予報では10時過ぎくらいから北東の風に変わり5~6ノット、12時には8~10ノットになるとのことでした。

11:00にクルーザークラス、11:15にディンギークラスのスタートで、クルーザークラスは小戸沖をスタートして能古島を時計回りで回って、能古島東側のハツ瀬検疫ブイを反時計で回って折り返し、小戸沖にフィニッシュする約9マイルのコースでした。スタート時の風は北東で6~8ノット、40フィート級の“Humming bird”“MALOLO”“Second Love”が飛び出していき、終始艇団をリードして“Humming bird”が1時間38分でファーストホーム。スタート3時間後の午後2時のタイムリミットまでに32艇がフィニッシュしました。

修正順位では、今月19~26日にアメリカ東海岸のニューポートで開催される「2014 J-24ワールド」に参加する「FOX」(J-24)が並み居る大型艇を押さえて堂々の優勝。“MALOLO”が2位、“Little Wing”が3位でした。午後3時からの表彰式では上位艇が表彰され、お待ちかねのお楽しみ抽選会では協賛社提供の多くの景品が準備され、掃除ロボットや電子レンジ、折り畳み自転車などの豪華景品もありました。

レース結果はこちらをクリックしてください。〔2014年小戸カップ成績 pdf〕

「タモリカップ福岡 2014」の楽しい思い出

2014年9月08日

ポスター海を愛するタモリの日本一楽しいヨットレース「タモリカップ福岡 2104」は当初8月9日(土)・10日(日)の開催予定でしたが、台風11号直撃の恐れがあったため8月5日(火)の段階で中止が決定されました。同じく台風の影響でレースが中止となった昨年の大会の後だけに、タモリさんとしてはぜひとも福岡の地で開催するとの強い思いで翌週の15日(金)・16日(土)で延期開催するとの決定が急遽なされました。期待しているサルサバンド「オルケスタ・デ・ラ・ルス」の日程は大丈夫だろうか心配していたのですが、なんとこれも来るとのことで、タモリさんの意気込みも半端じゃないぞと福岡サイドも身が引き締まる思いでした。

しかしながら、急遽の1週間後の延期と平日、お盆という日程になったためか38艇が参加を取り止めBBQパーティーも400人がキャンセルとなり800名となりました。HYC会員艇も当初の32艇から23艇になりました。県外からの参加は当初は11県から33艇が参加予定でしたが、これも6県15艇になりました。最遠来は神奈川県の葉山から“Sunny Kids”さんと小網代から“うめぼし”さんでした。遠いところを本当にご苦労様でした。

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激しい雨

大会当日は台風一過の晴天を期待していたのですが一向に夏の青空が戻らず、まるで梅雨のような天候が続きます。15日は未明に大雨・洪水警報が発令され、朝方にかけてかなり激しい雨が降りましたがBBQパーティー会場設営開始の午前9時には大分小降りになり、設営作業の協力を申し出ていただいたHYC会員艇11艇のオーナー、クルーの皆さん27名を含む大会ボランティアスタッフが雨の間隙を縫って手際よく800席分のテーブル、椅子、テーブルクロスのセットを行いました。テーブルの周りにはスポンサー企業のテントも設置され、メインステージではライブショーに備えて音響や照明のセッティングが進んでいます。15:00からはクラブハウスで大会への参加登録の受付が始まり17:00からの艇長会議では鬼塚レース委員長からレースの説明があり、海上パレードの要領や安全講習の後、大会名誉会長のタモリさんのご挨拶がありました。

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ボラスタッフ

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19:00からのBBQパーティー&ライブショーになっても雨は降り止まず、傘や合羽姿で各テーブルが埋まっていきます。大会ボランティアスタッフが各テーブルにお肉を配っていくと早速LOGOSさん提供のBBQグリルに火が入りお肉が焼けるいい匂いが会場内に立ち込めていきます。スポンサー企業テントでは鶏唐揚げ、牛丼、ピザ、ビール、ハイボールなどが無料で提供され、この時にしか飲めない大会特製の「タモリカップビール」も飲み放題で時間とともに雨などものともせずに楽しい宴が進行していきます。そしてひと通りお腹も満たされた19:45から開会式が始まり、福岡県セーリング連盟秋山会長、タモリカップ福岡佐々木会長の挨拶のあと、マリンセーラーズの先導で「タモリカップ総合優勝トロフィー」を抱えたタモリさんがステージに登壇すると会場の歓声もひと際大きくなりました。高島福岡市長も飛び入りで参加して歓迎の挨拶をされ全員で大会の開催を祝して「乾杯!」。司会のTNCテレビ西日本の新垣泉子アナウンサー、タモリさんの軽妙なトークで場も盛り上がっていきます。

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左から〔司会の新垣アナウンサー〕〔マリンセーラーズ〕〔秋山県連会長〕〔佐々木大会会長〕

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左から〔高島福岡市長〕〔総合優勝トロフィー〕〔軽妙なトーク〕〔乾杯〕

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いよいよ前夜祭のハイライトである日本が世界に誇る史上最強のサルサバンド「オルケスタ・デ・ラ・ルス」の登場で、会場の熱気も一段と高まっていきます。パーティー参加者も雨にも負けずステージ前に押し寄せ、ステージと一体となって興奮のるつぼと化していきます。ステージ横のテントの中にはな、なんと!昨年に続き「井上陽水」さんがいるではないですか。バンドの演奏に手を打ち鳴らしながら身体全体でリズムを取って楽しんでいらっしゃいました。21:40にライブショー終了とともに前夜祭も幕を閉じ、「明日は雨が上がりますように」と願いつつ明日の海上パレード、レースに備えて皆さん会場を後にしました。

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16日は船に泊まったメンバーもかなりいたようで、7時前からあちこちのポンツーンで人の動きが活発でした。残念ながら小雨が降り続いていますが予報では昼前には雨も上がりそうなので期待しましょう。海上パレードは東に0.8マイル離れた海に面した商業施設「マリノア」の大観覧車前で待つタモリ大会名誉会長の前を通過しながら各艇思い思いのパフォーマンスを披露します。8:20にパレード隊列を先導するリコール№1番のヨット“May be”が大きな大会旗を掲げて小戸を出港していきます。陸地の小戸公園緑地と能古島の間の海面を微速で進み、後続のヨットは他艇のリコール№を確認しながら2番、3番と隊列を整えていきます。80艇近くの大船団ですのでなかなか壮観な眺めです。市営渡船の入出港のタイミングに合わせてマリノアに進入していくため、マリノア近くの海上で遊弋しながら待機し大会事務局の合図を待ちます。9:15発の市営渡船「能古島」行フェリーが姪浜港を出港するのに合わせてリコール№1番の“May be”がマリノアに進入開始。2艇身ほどの間隔を開けて2番、3番と後続艇が続きます。この頃にはようやく雨も上がりひと安心です。大観覧車下のお立ち台には大会名誉会長のタモリさんが真っ白の船長服に身を包んでスタンバイ。司会のTNC新垣アナウンサーが1艇ずつ艇名とコメントを紹介すると、目の前を通過するヨットに激励の声をかけていきます。各ヨット側も気合の入ったパフォーマンスを繰り広げていました。次のフェリーの入港時刻10:10までには80艇近くの参加ヨットの海上パレードも無事終了し、小戸沖に設置されたスタート海面に集結して11:00のスタートを待ちます。

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北北東の風10~15ノット、波は0.5mほどと絶好のレースコンディションになりました。昨年の大会はこの時点で30ノットオーバーの強風が吹き荒れ結局レースは中止となりましたが、今年は楽しいレースになりそうです。参加各艇もセールを上げてウォーミングアップに余念がありません。スタートラインは博多湾のヨットレースでは前例がない800mの長さ。コースは北の方向に反時計回りの三角コースで約8マイル。第1マークまでは上りのクローズドホールド、第1マークから第2マークはスタボードタックのアビーム、第2マークからフィニッシュまでは途中までポートタックのアビーム、最後はクォーターリーとパフォーマンスを最高に発揮できそうな風とコース設定です。タモリカップのクラス分けは、「いいともA~C」がスピン、ジェネカー無しのクラス、「いいともD~E、イグアナA~D」がスピン、ジェネカー有りとなっており、普段レースに出たことがないヨットや乗ったなったことがない家族も今回ばかりは「お祭りレース」ということで、艇上には小さな子供さんから相当年配の方まで楽しそうに乗っています。小戸では名物になった大きな秋田犬「ロンちゃん」を乗せたヨットも昨年に引き続き参加しています。それにしても小戸沖の海面に80艇のクルーザーがセールを上げて走り回っている光景というのはなかなか壮観です。上空には地元テレビ局の取材ヘリコプターも飛来して大会気分も盛り上がります。

レース慣れしているヨット、初めてレースに参加するヨットが混在しているため、混乱を避けるために敢えて同時スタートとします。10:55に本部船から予告信号、10:56に準備信号が発せられ、スタートライン近くはにわかに活気づいてきます。本部船から800m先のアウターマークまでスタートラインに沿ってヨットが並んでいきます。勝負を意識したレーサータイプのイグアナDおよびCクラスのヨットはアウター寄りが有利と見てライン中央部からアウター寄りに集まっていきます。のんびりファミリークルージング派のヨットはラインから離れてスペースに余裕がある海面を流しています。順風の中、30フィートクラスの艇で5~6ノット、40フィートのレーサータイプのヨットでは7~8ノットの艇速が出ているので衝突事故が起きないように各ヨットも気を付けています。スタート海面には大会名誉会長のタモリさんが乗る大型のパワーボートもゆっくり流しており、各ヨットに手を振って声援を送っています。11:00に本部船からスタート信号が発せられリコール艇なしの「オールフェア」で、いよいよ待ちに待った九州の地で初めて行われる「タモリカップヨットレース」がスタートしました。ハイテクセールを上げた腕に自慢のヨット達はスタート信号と同時に飛び出していき、その他のヨットはマイペースで楽しみながらラインを通過していきます。最終艇がラインを通過したのは約20分後で、その時にはトップ艇は第1マークに到達しようとしていました。第1マーク横では迫力のあるマーク回航シーンにタモリ大会名誉会長が各ヨットに「頑張れ!」と声援を送り、参加艇の方も手を振って応えます。第1マークを回航した各艇は色とりどりのスピンやジェネカーを上げて第2マークを目指していきます。10~15ノットのいい風が吹き続けたため随所でダイナミックな帆走シーンが見られ、またレースの進行も早くてトップ艇は1時間弱でフィニッシュしました。フィニッシュ地点では本部船横でタモリさんがフィニッシュする参加全艇に「ご苦労さん!」と声を掛けていました。順風の風の中、ベテランから初心者まで入り混じった80艇もの大ヨットレース、事故もなく無事に終了したことが何よりでした。タモリさんも大満足でしょう。

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タモリカップヨットレースの表彰は、各クラス優勝と全体の総合優勝、そしてベストパフォーマンス賞のみで成績表は配布されません。15:30から表彰式が行われ各艇ごとにステージに登壇して大会名誉会長のタモリさんからトロフィーを授与され、メンバー全員がタモリさんと握手をして栄誉を称えられました。

「いいともAクラス優勝」“Hokulea”(福岡・今津)、「いいともBクラス優勝」“Deportare”(福岡・マリノア)、「いいともCクラス優勝」“Whispering Jack”(福岡・小戸)、「いいともDクラス優勝」“Little Wing”(福岡・小戸)、「いいともEクラス優勝」“ZEPHYRUS”(福岡・小戸)、「イグアナAクラス優勝」“翔風”(福岡・小戸)、「イグアナBクラス優勝」“JORDAN”(福岡・小戸)、「イグアナCクラス優勝」“May be”(福岡・小戸)、「イグアナDクラス優勝」“Humming birdⅤ”(福岡・小戸)、「ベストパフォーマンス賞」“KANALOA”(福岡・小戸)。そして栄えある「総合優勝」は“Humming birdⅤ”が初のタイトルを手にしました。最後にタモリさんから、本レース発祥地の沼津以外で開催された昨年の横浜、福岡ともに台風でレースができず、今年の福岡も一旦は台風で流れ周囲からは「タモリカップはBBQパーティーなの?」と冷やかされていたので、今回福岡で立派にレースができて本当に良かったと喜びを述べられました。そしてあの名文句「来年もやっていいかな!」と会場に向かって呼びかけると、会場に集まった全員から大きな声で「いいとも!」。台風の接近で急遽の中止決定、1週間後の延期開催で大会関係者も大変だったことでしょう。大会を支えていただいた多くのボランティアスタッフの皆さんのご努力で無事に実現できた「タモリカップ福岡2014」、来年も博多湾で盛大に開催できますことを、そして運営サイドは大変でしょうがタモリさんのネームバリューで100艇、150艇と増えることを願っています。

写真一番右は、“Hokulea”

表彰式2

表彰式3

表彰式3-2

表彰式4

 

 

 

 

写真左から、“Deportare”、“Whispering Jack”、“Little Wing”、“ZEPHYRUS” 

表彰式5

表彰式6

表彰式7

表彰式8

 

 

 

 

写真左から、“翔風”、“JORDAN”、“May be”、”Humming birdⅤ” 

表彰式9

表彰式10

表彰式11

表彰式12

 

 

 

 

写真一番左は、“KANALOA” 

表彰式13

表彰式14

表彰式15

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